トヨタ アルテッツァ ジータ AS300 '01 | ||
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メーカー | トヨタ | |
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英名 | Toyota ALTEZZA GITA AS300 '01 | |
年式 | 2001 | |
エンジン | 2JZ-GE | |
タイプ | ノーマルカー 5ドアワゴン | |
総排気量 | 2,997cc | |
最高出力 | 220PS/5,800rpm | |
最大トルク | 30.0kgfm/3,800rpm | |
パワーウエイトレシオ | 6.71kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,505mm | |
全幅 | 1,725mm | |
全高 | 1,420mm | |
車両重量 | 1,470kg | |
重量バランス | 54対46 | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | あれば記入 |
概要
解説
1998年10月30日、トヨタの新世代スポーツセダンとしてデビューしたのがアルテッツァである。実に多くのクルマ好きがこのクルマの誕生を待ちこがれていた。日本には久しく、コンパクトなFRスポーツセダンが存在しなかったからである。
このアルテッツァに搭載されたエンジンは2種類。ひとつは 2L直列4気筒DOHCの3S-GE型で、 デュアルVVT-iや量産車初のチタン合金 製バルブの採用により5速MTモデルが 210 PS/22.0 kgfmを発揮した。いっぽう、2L直列6気筒DOHCの1G-FE型は、吸気側に連続可変バルブタイミング機構VVT-iを備え、160ps/20.4kgfmを誇った。
トランスミッションは、4気筒が6速MTとステアマチック付き5速AT、6気筒は当初4速ATのみだったが、後に6速MTが追加された。サスペンションは、スポーツモデルの定番ともいえる4輪ダブルウィッシュボーン。手ごろなボディサイズも含めて、アルテッツァはFRセダンとしての理想を満載したクルマだといえる。
2001年7月、さらなるユーザー層の拡大を狙って、アルテッツァは「ジータ」というサブネームのスポーツワゴンを投入する。ジータ(Gita)とは“小旅行”を意味するイタリア語だ。ちなみにジータというネーミングは日本専用で、欧米のレクサス店では「スポーツクロス」という名で販売された。
エンジンは、連続可変バルブタイミング機構VVT-iをそなえる直列6気筒を搭載。3L(2JZ-GE型)と2L(1G-FE型)ユニットの2種で、2JZ-GEは220ps/5800rpm・30.0kgm/3800rpm、1G-FEはレギュラーガソリン仕様の160ps/6200rpm・20.4kgm/4400rpmの最高出力とトルクを誇った。駆動方式はFRと、運転状況に応じてコンピュータがセンターデフ+電子制御式湿式多板クラッチ機構を制御し、最適な駆動力を配分するフルタイム4WDの2種類が選べる。3L+FR車は、ステアリングでシフトチェンジが可能なステアシフトマチックをそなえる5速で、その他モデルは4速のオートマチックのみの設定。エンジンごとにグレードが展開され、3LモデルがAS300、2LモデルがAS200となる。
このジータは運動性能を優先したため、ワゴンというより5ドアハッチバックに近かった。2JZ-GEと5速ATの組み合わせも実に絶妙で、「これこそ理想のアルテッツァだ」という声が巻き起こったほどである。
とはいえ、アルテッツァもこのジータもスボーツセダン/ワゴンとしてみれば中途半端なのも事実で、かといってエクステリアやインテリアにも特別特徴がある訳でもなく、一部の人間が盛り上がっただけに過ぎなかった。販売台数もシリーズ全てを合計しても8年で11万台と芳しくなく、それゆえジータは1台限りで消滅する事となり、アルテッツァはレクサス ISと名前を変えてプレミアムセダンへと路線変更する事となった。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
トヨタのディーラーで、Cr.2,760,000で購入。