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童夢 童夢-零 コンセプト '78

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童夢 童夢-零 コンセプト '78
Image Credit : kudosprime.com
メーカー 童夢
英名 Dome ZERO Concept '78
年式 1978
エンジン 日産製L28 2.8L 直6 SOHC
タイプ ノーマルカー
コンセプトカー
カテゴリー N100
PP(初期値) 402
総排気量 2,800cc
最高出力 145PS/-rpm
最大トルク 22.9kgfm/4,000rpm
パワーウェイトレシオ 5.57kg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 3,980mm
全幅 1,770mm
全高 980mm
車両重量 920kg
重量バランス 50:50
トランスミッション 5速
ダート走行 不可能
登場 グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 世界のスーパーカーに対抗すべく開発された和製スーパーカー
しかし時代に恵まれずお蔵入りに…

概要

童夢-零は自動車関連会社である童夢が製作した試作ミッドシップスポーツカー。
1960年代に京都府でレーシングカー・コンストラクター「マクランサ」を営んでいた童夢の創業者である林みのる氏がビジネスとして成り立つスポーツカー製造を目指し、1975年に童夢プロジェクトをスタートさせた。

1978年に株式会社童夢を創業すると、童夢−零をジュネーブショーに出展し話題をさらった。当時スーパーカーブームは下火になりつつあったが、排気ガス規制が厳しかったため、コンパクトで、(当時のスポーツ走行に重きをおいたクルマとしては)小排気量の零の登場は大いに話題となった。
零は、フェラーリランボルギーニなどの大型スーパーカーというよりは、ロータス・エスプリをはじめとする、操作性に優れ俊敏に走る中型スーパーカークラスの性能で、価格も1000万円程度を想定していた。

発表後、国内の型式認定を取得するためにさまざまなテスト走行が繰り返されるなど、市販化も計画していたが残念ながら諸問題により断念してしまう。
国内での型式認定取得を前提に法規に合わせて製作されていたにもかかわらず、当時の管轄の運輸省(現:国土交通省)は許可どころか、申請さえ受け付けなかったのである。*1
結局、童夢-零はお蔵入りとなってしまい、知る人ぞ知る幻の国産スーパーカーとして終わってしまったのだった。

幻の存在として終わってしまった童夢-零であったが、降りしもスーパーカーブーム末期頃の時代だったため、童夢−零のミニカーやラジコン、スーパーカー消しゴムなど多数の商品化申請が寄せられ大ヒットし、そのライセンス料で儲かったおかげで開発費の元は取れたんだとか。

余談
+ ...
アニメ「ヤッターマン」第2期の第1話では、ボヤッキーが生み出したドロンボー・ゼロとして登場。現実では実現出来なかった市販化も果たしている。
しかし廃車のスクラップを材料にした見てくればかりのポンコツなので、ガタンと止まってはいソレマデヨなラビッシュ(クズ)車だった。

尚パロディではなくて、きちんと童夢にはロイヤリティを支払っている。その為、登場話のエンディングには「協力 童夢」のクレジットがしっかり明記されていた。しかしよくもまぁ、こんな扱いにもかかわらず登場を許してくれたものである。

解説

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登場シリーズ

グランツーリスモ4

非売品。国際A級ライセンス オールゴールド達成のプレゼントカーとして入手。

グランツーリスモ(PSP)

Cr.50,000,000で購入。
今作以降は普通に購入できるようになった為、入手の敷居は大きく下がった。

グランツーリスモ5

ユーズドカーディーラーで購入。
またはAスペック-Lv.9:スーパーカー・ノスタルジア・カップをクリアする事でプレゼントカーとして貰う事もできる。

グランツーリスモ6

Cr.50,000,000で購入。

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注釈

*1 これは車の完成度に問題があった訳ではなく、完全に当時のお役所事情が原因。当時唯一のスポーツカーであった日産フェアレディZがかろうじて生き残れたのは「主力車種が2by2で尚且つ遅かったから」と言われても仕方無いレベルだったから。現に「Zより速いクーペ」は多数あった訳で、それほどまでにスポーツカーというカテゴリそのものが役所に嫌われていた時代だった。