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ザ・クルーシリーズ

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ザ・クルー
発売日 2014年12月3日
価格 3960円
販売 Ubisoft
開発元 Ivory Tower

特徴

名作オープンワールドドライブゲームの「テストドライブ アンリミテッド」の開発にも関わったスタッフらが立ち上げた会社「アイボリータワー」(Ivory Tower)が手掛けたオープンワールドレースゲーム。マップ画面へのスムーズな移行や広大なフィールドは同作の流れを強く受け継いでいる。

アメリカ全土を走れる!というのが最大のウリだが実はゲームのマップはおよそ 5 000~7 000km²ほど の面積で、実はアメリカ国土のおよそ5%~7%くらい。それでも一般的なオープンワールドゲームよりは遥かに広く、マップがデカいことで知られる ジャストコーズ3の2025km² や、同じレースゲームである Forza Horizon 5の107km² よりはるかに広く、マップの端から端までドライブするのに数十分はかかる。

ロサンゼルス・マイアミ・ニューヨーク・ラスベガス・シカゴ・デトロイトなどの大都市はデフォルメされてはいるが、再現度や雰囲気はバッチリ。1つのオープンワールドゲームでこれだけの都市を巡れる作品はなかなか無いので、のんびり走ってバーチャルアメリカ旅行気分も味わえる。

また、ニードフォー・スピード・シリーズも意識してるのか、映画のようなシリアスなストーリー付きで、主人公のアレックスは殺害された兄の敵を討つべくFBI捜査官の力を借り、アメリカ全土を駆け巡りながら潜入捜査をする事になる。ストーリーの構成や展開としては初期の頃のワイルド・スピードにも近い雰囲気だろう。

更に「ストリート」「ダート」「パフォーマンス」「レイド」「ドリフト」(のちに「モンスター」「ドラッグ」も)というスペック(改造仕様)が用意されており*1、クルマを改造することでGTマシンのようなレースカー仕様やドリフト仕様車に変えたり、オフロード仕様に変更する事なんていう面白い試みも。バリバリドリフトさせまくりたいなら「ドリフト」を選び、オフロードを走るルートを走るなら「ダート」と、走りのスタイルやルートによってカスタムを変更していこう。

一定の成功をおさめ、Ivory TowerはUbiの傘下入り、続編も制作されたものの、サーバー機器やライセンス上の問題を理由に2024年3月末でサービス終了が決定している。


ザ・クルー2
発売日 2018年6月29日
価格 6600円
販売 Ubisoft
開発元 Ivory Tower

特徴

よくわからない方向に進化した2作目。グランツーリスモ以外で GT by シトロエン に乗れる珍しいゲーム。マップは前作とほぼ変わらないが、クルマに加え飛行機、ボートにも乗れるようになり行動範囲は広がっている。でもクルマ以外はぶっちゃけ空気だが、たまに飛行機で遊覧飛行もアリだろう。

本作から本格的にライブサービスタイトル(課金要素などを加え、継続的にアップデートやコンテンツを提供するスタイル)になった。そのせいなのかゲーム本体はかなり頻繁に投げ売りされる。Steamでは2000円以下で買える時もあるので定価で買わずにセールを狙おう。

課金要素はクルークレジット(ゲーム内マネー)のほかに困達と似たシステム「モーターパス」がある。「プレミアムモーターパス」を買うと限定報酬がアンロックできるぞ!金取った上に困達させんのかよ。……冗談じゃねぇ……。
後に無課金でもプレミアムが購入可能になったが、現在はモーターパスそのものが廃止済み。

前作との世界観のつながりは辛うじてNPCのセリフで共通の組織が居た事が言及される程度*2。ついでにForza Horizonシリーズを意識してか警察との追いかけっこは廃止。

またなぜか同じUbiのゲーム「ウォッチドッグス」シリーズに登場する企業やブランド(スターロジャーコーヒーやWKZ TVなど)が登場し、モブ車の一部や都市の建物も同作から流用されている。Ubiは「アサシンクリード」シリーズの現代パートや「ゴーストリコン」シリーズでも同社製ゲームのキャラクターや世界観をクロスオーバー(こういうのをスターシステムと言う)させているのでこういうのが好きなのかもしれない。でも流石にCtOSでクルマをハッキングし放題な世界線にCrew世界が存在してるって事は無いハズだ。


ザ クルー:モーターフェス
発売日 2023年9月14日
価格 9790円~
販売 Ubisoft
開発元 Ivory Tower

特徴

3作目の舞台はまさかのハワイ・オアフ島。開発スタジオのアイボリータワーが元テストドライブ アンリミテッド(以下:TDU)の開発スタッフが集まって作られた会社だった事を考えると実質的なTDU新作とも言えるかも?車はもちろん飛行機やボートも引き続き登場する。

多くのレースゲームが新作が出る度にクルマを買い直さなければならない仕様だが、本作ではなんと「ザ・クルー2」の多くのマシンを 引き継ぐことが可能になっている 。グランツーリスモも もう作り直す必要のないレベルまでクルマのクオリティが上がった と言うのだからGT8では是非引継ぎ機能を実装してもらいたいところ。

気になるマップだが、TDUのように1:1スケールではなくある程度縮小されており、オアフ島以外のハワイの特徴も取り込まれたマップにアレンジされているようだ。正確な広さは公表されていないものの、Forza Horizon5の4~5倍程度ではないかと言われている。

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注釈

*1 すべてのスペックに改造可能なクルマは限られる。最初の5台と後は数える程度

*2 そもそも船と飛行機の追加に伴って地形そのものからして違う