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日産 スカイライン GT-R (R32) '89 - (2025/04/11 (金) 20:26:51) の1つ前との変更点
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&table_color(,#cccccc)
|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){日産 スカイライン GT-R (R32) '89}|
|>|>|&image(width=450, https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/1675/213/Gran%20Turismo%204%20Spec-II_SCUS-97436_20250212010839.png)&image(width=450, https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/1675/214/Gran%20Turismo%204%20Spec-II_SCUS-97436_20250212010517.png)|
|~|~メーカー|[[日産]]|
|~|~英名|Nissan SKYLINE GT-R (R32) '89|
|~|~年式|1989|
|~|~エンジン|RB26DETT|
|~|~タイプ|ロードカー&br()2ドアスポーツクーペ|
|~|~PP(初期値)|453|
|~|~総排気量|2,568cc|
|~|~最高出力|280PS/6,800rpm|
|~|~最大トルク|36.0kgfm/4,400rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|4.82kg/PS|
|~|~駆動形式|4WD|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|4,545mm|
|~|~全幅|1,755mm|
|~|~全高|1,340mm|
|~|~車両重量|1,430kg|
|~|~重量バランス|54対46|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~ダート走行|可能|
|~|~登場|[[グランツーリスモ]]&br()[[グランツーリスモ2]]&br()[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]|
|~|~備考|”901運動”の集大成&br()16年ぶりに復活した「不敗神話のR」|
}
*概要
1989年5月22日にフルモデルチェンジを受けたスカイラインGT-R(BNR32型)は、発売当時日産社内で行われていた”901運動”((1980年代に日産が提唱した「1990年代までに技術世界一を目指す」車作りを目標とした運動のこと。この運動から本車だけでなく、Z32型フェアレディZやFPY31型シーマ、S13型シルビアといった名だたる名車がデビューしていった。))の集大成として開発されたモデル。
1969年4月に生産及び販売を開始した初代から数えて3代目に当たるが、当車は1989年5月22日に[[ケンメリGT-R>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/1005.html]]以来約16年ぶりに復活を果たしたスカイラインGT-R(R32型)の初期型、標準グレードとなっている。
エンジンは、形式こそRB型ながら事実上の新開発RB26DETTを搭載し、[[フェアレディZ(Z32)>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/493.html]]に続いて最高出力280PSを達成している。
搭載していた4WDシステムはアテーサETーSと呼称されている。
*解説
R32型スカイライン GT-Rについての詳しい解説は[[1994年式V・spec II>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/229.html]]を参照。
当モデルから後期モデル[[1994年式V・spec II>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/229.html]]で変更された点
・クラッチ内部の構造変更(プル式→プッシュ式)
・内装のセンターパネル(ツヤあり→艶消しシボ入り)
・側面衝突基準に対応する為ドアに補強追加(これにより重量が増える)
・ボディカラーの変更(ジェットシルバーM廃止、スパークシルバー、グレーイッシュブルーパール追加)
*特殊なGT-R
BNR32型は当時の日産が一番力を注いで開発しただけあって、V-specや[[ニスモ]]を始め、数々のモデルが存在する。ここではその中でも極々レアな試作車に近いモデルを紹介する。
・カラーコード301(ソリッド赤)&image(https://www.automesseweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/211030R_05.jpg)
1989年式のごく一部(4~7台)にのみ塗装されたソリッド赤の個体。レッドパールメタリックより明るい赤に塗られたこの個体は、当時の日産幹部向けに製造されたとされる。
『[[ポルシェ]]の赤に出来るだけ近い色』というオーダーが入ったという話も残っており、スカイラインとポルシェはいつの時代もライバルとして意識せざるを得ない存在という事を感じさせてくれる。総生産台数の内、1台は素のGTSとも言われるが真相は不明。
・ダークグリーンメタリック(DH0)&image(https://www.automesseweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/211030R_02.jpg)
ぱっと見は何の変哲もない標準車(1989年式)だが、色は深緑…本来はC33ローレルに採用されたダークグリーンメタリックに塗装されたこのGT-Rは、R32型スカイラインの開発者の一人であり、後にR33型、R34型スカイラインの開発責任者になる渡邉 衡三氏が所有する個体である。
マイナーチェンジに際する試作車として製造された個体だったが、GT-Rでの採用は見送られたため、同色の個体は存在しない唯一無二のGT-Rとなっている。
尚、標準のスカイラインには後期型から採用された。
・『純正』サンルーフ付きGT-R&image(https://pbs.twimg.com/media/Ft-ystFagAIPZiF?format=jpg&name=large)&image(https://pbs.twimg.com/media/Ft-zwUsaQAE-QlW?format=jpg&name=large)
これを見て違和感に気づいた人はR32型スカイラインをよく知る人物だろう。標準車にこそサンルーフはオプションで存在するが、GT-Rには本来存在しない物である。
この個体、『BNR32-000088』はいわゆる量産先行車の内の一台で、サンルーフも後付けではなく製造時から取り付けられてる正規のものとなる。先程のダークグリーンメタリック同様、GT-Rでの採用は見送られた為、この一台しか純正サンルーフ付きは存在しない。
メーカーから放出後、何人かのオーナーを渡る中で、外装の改造やN1エンジンの載せ替え等をされたようだが、現オーナーの手により外装はフルノーマルに戻されて、現在はスカイラインミュージアムに展示されている。
*登場シリーズ
**グランツーリスモ
日産のユーズドカーディーラーで購入可能。
**グランツーリスモ2
日産のユーズドカーディーラーで購入可能。
**グランツーリスモ4
旧車専門店で購入可能。
**グランツーリスモ(PSP)
Cr.4,450,000で購入可能。
**グランツーリスモ5
ユーズドカーディーラーで購入可能。
**グランツーリスモ6
Cr.4,450,000で購入可能。
*コメント
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|~|~メーカー|[[日産]]|
|~|~英名|Nissan SKYLINE GT-R (R32) '89|
|~|~年式|1989|
|~|~エンジン|RB26DETT|
|~|~タイプ|ロードカー&br()2ドアスポーツクーペ|
|~|~PP(初期値)|453|
|~|~総排気量|2,568cc|
|~|~最高出力|280PS/6,800rpm|
|~|~最大トルク|36.0kgfm/4,400rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|4.82kg/PS|
|~|~駆動形式|4WD|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|4,545mm|
|~|~全幅|1,755mm|
|~|~全高|1,340mm|
|~|~車両重量|1,430kg|
|~|~重量バランス|54対46|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~ダート走行|可能|
|~|~登場|[[グランツーリスモ]]&br()[[グランツーリスモ2]]&br()[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]|
|~|~備考|”901運動”の集大成&br()16年ぶりに復活した「不敗神話のR」|
}
*概要
1989年5月22日にフルモデルチェンジを受けたスカイラインGT-R(BNR32型)は、発売当時日産社内で行われていた”901運動”((1980年代に日産が提唱した「1990年代までに技術世界一を目指す」車作りを目標とした運動のこと。この運動から本車だけでなく、Z32型フェアレディZやFPY31型シーマ、[[S13型シルビア>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/3645.html]]といった名だたる名車がデビューしていった。))の集大成として開発されたモデル。
1969年4月に生産及び販売を開始した初代から数えて3代目に当たるが、当車は1989年5月22日に[[ケンメリGT-R>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/1005.html]]以来約16年ぶりに復活を果たしたスカイラインGT-R(R32型)の初期型、標準グレードとなっている。
エンジンは、形式こそRB型ながら事実上の新開発RB26DETTを搭載し、[[フェアレディZ(Z32)>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/493.html]]に続いて最高出力280PSを達成している。
搭載していた4WDシステムはアテーサETーSと呼称されている。
*解説
R32型スカイライン GT-Rについての詳しい解説は[[1994年式V・spec II>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/229.html]]を参照。
当モデルから後期モデル[[1994年式V・spec II>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/229.html]]で変更された点
・クラッチ内部の構造変更(プル式→プッシュ式)
・内装のセンターパネル(ツヤあり→艶消しシボ入り)
・側面衝突基準に対応する為ドアに補強追加(これにより重量が増える)
・ボディカラーの変更(ジェットシルバーM廃止、スパークシルバー、グレーイッシュブルーパール追加)
*特殊なGT-R
BNR32型は当時の日産が一番力を注いで開発しただけあって、V-specや[[ニスモ]]を始め、数々のモデルが存在する。ここではその中でも極々レアな試作車に近いモデルを紹介する。
・カラーコード301(ソリッド赤)&image(https://www.automesseweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/211030R_05.jpg)
1989年式のごく一部(4~7台)にのみ塗装されたソリッド赤の個体。レッドパールメタリックより明るい赤に塗られたこの個体は、当時の日産幹部向けに製造されたとされる。
『[[ポルシェ]]の赤に出来るだけ近い色』というオーダーが入ったという話も残っており、スカイラインとポルシェはいつの時代もライバルとして意識せざるを得ない存在という事を感じさせてくれる。総生産台数の内、1台は素のGTSとも言われるが真相は不明。
・ダークグリーンメタリック(DH0)&image(https://www.automesseweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/211030R_02.jpg)
ぱっと見は何の変哲もない標準車(1989年式)だが、色は深緑…本来はC33ローレルに採用されたダークグリーンメタリックに塗装されたこのGT-Rは、R32型スカイラインの開発者の一人であり、後にR33型、R34型スカイラインの開発責任者になる渡邉 衡三氏が所有する個体である。
マイナーチェンジに際する試作車として製造された個体だったが、GT-Rでの採用は見送られたため、同色の個体は存在しない唯一無二のGT-Rとなっている。
尚、標準のスカイラインには後期型から採用された。
・『純正』サンルーフ付きGT-R&image(https://pbs.twimg.com/media/Ft-ystFagAIPZiF?format=jpg&name=large)&image(https://pbs.twimg.com/media/Ft-zwUsaQAE-QlW?format=jpg&name=large)
これを見て違和感に気づいた人はR32型スカイラインをよく知る人物だろう。標準車にこそサンルーフはオプションで存在するが、GT-Rには本来存在しない物である。
この個体、『BNR32-000088』はいわゆる量産先行車の内の一台で、サンルーフも後付けではなく製造時から取り付けられてる正規のものとなる。先程のダークグリーンメタリック同様、GT-Rでの採用は見送られた為、この一台しか純正サンルーフ付きは存在しない。
メーカーから放出後、何人かのオーナーを渡る中で、外装の改造やN1エンジンの載せ替え等をされたようだが、現オーナーの手により外装はフルノーマルに戻されて、現在はスカイラインミュージアムに展示されている。
*登場シリーズ
**グランツーリスモ
日産のユーズドカーディーラーで購入可能。
**グランツーリスモ2
日産のユーズドカーディーラーで購入可能。
**グランツーリスモ4
旧車専門店で購入可能。
**グランツーリスモ(PSP)
Cr.4,450,000で購入可能。
**グランツーリスモ5
ユーズドカーディーラーで購入可能。
**グランツーリスモ6
Cr.4,450,000で購入可能。
*コメント
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