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トヨタ ミノルタトヨタ 88C-V レースカー '89 - (2025/03/14 (金) 22:51:44) のソース

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|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){トヨタ ミノルタトヨタ 88C-V レースカー '89}|
|>|>|&image(width=450, https://pbs.twimg.com/media/EtqPg-IVIAEJ862?format=jpg&name=900x900)|
|~|~メーカー|[[トヨタ]]|
|~|~英名|Toyota Minolta Toyota 88C-V Racecar '89|
|~|~年式|1988|
|~|~エンジン|R32V&br()V型8気筒ターボ|
|~|~タイプ|レーシングカー&br()ルマンカー|
|~|~カテゴリー|---|
|~|~PP(初期値)|-(GT5)&br()-(GT6)|
|~|~総排気量|3,169cc|
|~|~最高出力|919PS/8,000rpm|
|~|~最大トルク|92.29kgfm/5,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|0.925kg/PS|
|~|~駆動形式|MR|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|4,715mm|
|~|~全幅|1,940mm|
|~|~全高|1,015mm|
|~|~車両重量|850kg|
|~|~重量バランス|49対51|
|~|~トランスミッション|6速|
|~|~登場|[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]|
|~|~備考|新規開発のV8ツインターボエンジンを搭載。&br()ライバル勢に果敢に挑んだ挑戦者トヨタのグループCのマシン。|
}

*概要
&image(https://pbs.twimg.com/media/EDRtbQwWkAEphZ_?format=jpg&name=large)
1988年シーズンの全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)参戦するために開発されたミノルタトヨタ 88C-V。
1986年まではトヨタのグループCの活動はトムス、童夢が担っていたが、1987年からTRDでの主導していた。
&youtube(https://youtu.be/4Wtn0GmcoNk)ちなみにGT4・5のデータでは'89年式となっているが、'89年のレースに88C-Vが使われたという記録は無く、ポリフォのミスの可能性が高い(88C-V・003号車が'88シーズン後に89C-Vに改装されてはいるが)。
モノコックは[[童夢]]で設計・製作されたカーボンコンポジット製。カーボン製モノコックは当時F1では一般化していたが、Cカーでは[[ジャガー]]、アルバなど、まだごく一部のマシンでしか採用していなかった。エンジンはライバルに比べて非力な4気筒ターボ(ベースは後にWRCセリカやJGTCスープラなどに積まれる3S-GTE型の原型)に永らく泣かされてきたトヨタにとって待望の新開発エンジンであるR32V型3.2リッターV型8気筒ツインターボで、トヨタ7に採用されたV8ツインターボエンジン以来の純レース用エンジンである。
ちなみに実際は5速ミッションなのでこちらもポリフォのミス。
なお軽くて速くて扱いやすいのでGTシリーズでは最速のCカーとして人気だが、実際はライバル勢よりも重い935kg、ショートホイールベースからくるピーキーな挙動や重量物を高重心の位置に設置するなどというレースカーとしては的外れな設計などで"完全な失敗作"のレッテルを貼られた車だったりする。
*解説
1988年まで、トヨタはターボ過給した直列4気筒エンジンでグループCカーレースを闘ってきた。しかしレースのレベルが上がるにつれて、直列4気筒エンジンでは出力と燃費、そして耐久性の面で不足が目立ち始めた。そこでトヨタはあらたにツインターボ過給を施した3.2LのV型8気筒エンジンを開発し、これまた新しいカーボンコンポジット構造の車体に搭載した。このV8ターボエンジンは低回転からパワーを発生するいっぽう、最高出力は800psを超え、予選時にブースト圧を上げると1000ps以上にもなった。このクルマが88年にデビューした88CVである。この88CVは2月末に発表されると、1号車が4月からテスト走行を開始した。エンジン性能についてはパワー、レスポンスともに狙い通りの性能を発揮した。しかし88CVの車体はトレッド、ホイールベースともに短い特殊なレイアウトだったため操縦安定性が悪く、コーナリング中に過敏な動きをみせてドライバーを悩ませた。トヨタは早速改良にとりかかった。デビューは7月の全日本スポーツカープロトタイプカー選手権シリーズ第4戦、テスト時から大幅に変身した88CVは予選7位につけ、決勝では一時首位を走る活躍を見せたが、結局ターボ系のトラブルでレースから脱落した。次の2戦目も予選こそ3位と速かったが、決勝ではやはりトラブルが発生し16位に終わった。デビュー3戦目はシリーズ最終戦であり、世界選手権の最終戦でもあるWEC in JAPAN、ここにトヨタは2台目の88CVを送り込んだ、88CVは世界の強豪を相手に予選5位に食い込んだが、やはりトラブルで遅れ結果は22位だった。トヨタはこのシーズン、速いが不安定な88CVに毎戦ごとに改良を加えてレースを闘った。結局88CVはシーズン終了後に設計変更を受け、89CVへと進化したのである。(GT4の紹介文より。誤字脱字があったらすみません)
*登場シリーズ
**グランツーリスモ4
耐久レース:[[エル・キャピタン]] 200 milesで入手。スポーツタイヤ装着以外の制限は無いのでDTM選手権で獲得したCLK-GTRレースカーなどのレースカーを投入しても良い。入手すれば攻略も楽になるため入手して損は無い。
この頃から公称値とゲーム内の性能が一致しておらず、何故かエンジンサウンドがRB26系統と同じ。
ちなみに新車価格はCr.350,000,000。

**グランツーリスモ(PSP)

**グランツーリスモ5
スタンダードカーのため中古車限定発売。
中古車のため販売されているクルマの推定新車価格は、そのクルマを売却する時の額(走行距離は何kmでも同じ)から求める事が出来る(推定新車価格=売却価格÷0.3)。   
売却価格はCr.126,000,000
つまり126,000,000÷0.3=420,000,000
よって新車価格はCr.420,000,000。

Cr.420,000,000 ×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う) 

**グランツーリスモ6
中古車ディーラーが無くなったため、新車でCr.192,000,000で購入可能。全体的に賞金は安めな[[グランツーリスモ6]]だが、[[グランツーリスモ4]]より安いので入手難易度は若干下がった。
どの作品でも言えることだが、強力なライバルになるため、油断はできない。
*コメント
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