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トヨタ救急車 ハイメディック '21 - (2024/03/12 (火) 11:58:54) のソース

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|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){トヨタ救急車 ハイメディック '21}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/ancJ6vR.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/0ZCrb1C.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/z3vfHkL.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/ADLsAdp.jpg)Image Credit : [[グランツーリスモ・ドットコム>https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/news/00_5967273.html]]|
|~|~メーカー|[[トヨタ]]|
|~|~英名|Toyota Ambulance HIMEDIC '21|
|~|~年式|2021|
|~|~エンジン|2TR-FE-Himedic|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~PP(初期値)|243.31|
|~|~総排気量|2,693cc|
|~|~最高出力|160PS/5,000rpm|
|~|~最大トルク|24.8kgfm/4,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|17.81kg/PS|
|~|~駆動形式|4WD|
|~|~吸気形式|NA|
|~|~全長|5,600mm|
|~|~全幅|1,895mm|
|~|~全高|2,490mm|
|~|~車両重量|2,860kg|
|~|~重量バランス|54対46|
|~|~トランスミッション|6速|
|~|~ダート走行|可能|
|~|~登場|[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|まさかの働く車参戦。&br()3代目となったハイメディック。|
}

*概要
[[F1>マクラーレン MP4/4 '88]][[マシン>ホンダ RA272 '65]]や[[ジープ>ジープ ウィリス MB '45]]、[[ミニバン>トヨタ アルファード Executive Lounge '18]]に[[ピックアップ>フォード F-150 SVT Raptor '11]][[トラック>トヨタ タンドラ TRD Pro '19]]も登場していたグランツーリスモ7に、まさかの救急車が収録!時期ハズレのエイプリルフールの冗談やコラ画像ではなくガチ。GTSPORTではセーフティカーという建前で[[事実上の>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/588.html]][[パトカー>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/589.html]]が実装されたことはあったが、まさか本物の救急車が実装されるとは。だが、救急車でレースするという展開は古くは映画「キャノンボール」やゲーム「チョロQ」シリーズでもあったのでアリなのかも?アルファードと共に、グランツーリスモのイメージを覆した革新的な一台と言えよう。
&image(https://cdn.clipkit.co/tenants/1415/item_images/images/001/549/639/medium/97c5ee25-ba83-4c93-8e04-a067566c4ef3.jpg?1469158861)

ちなみに、ハイメディックの艤装・生産を行なっているのはトヨタカスタマイジング&ディベロップメント。同社はクラウンのパトカーや道路公団のパトロールカーといった特装車の生産事業だけでなく、[[TRD]]といったカスタムエアロパーツ事業やモータースポーツ事業も行なっているので、ある意味このクルマもコンプリートカーと言えなくもない。
ちなみにトヨタ救急車の公式サイトにはトヨタカスタマイジング&ディベロップメントが保有する「TRD」「MODELLISTA」のリンクも張ってあることからもその関連性がうかがえるだろう。→[[https://himedic.toyota-cd.co.jp/]]

グランツーリスモに収録されたモデルは福岡市消防局の全面協力により、同署に実在する個体をナンバーまで完全再現したもの。車検&点検のステッカーや運転席に置かれた消毒液スプレー、車内患者室の医療機器類といった他の車には見られない救急車ならではの独特な外観・中身も忠実に再現。VRモードでじっくりと眺めるだけでも社会見学にもなりそうなものだ。
なぜ福岡市消防局なのかは、ポリフォニー・デジタルの制作拠点が福岡にも存在するので、会社のご近所さんだというのも理由に挙げられている。

*解説
&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c5/NGO_Kita_20230106-04.jpg/1920px-NGO_Kita_20230106-04.jpg)「トヨタ救急車・ハイメディック」は1991年の第29回東京モーターショーに「トヨタアンビュランス」の名で参考出品され、翌年5月に救急救命士法施行後、国産自動車メーカーで初めて高規格救急車として発売された。車名の由来はこの車両のベースモデルとなるハイエースのハイと、パラメディック(救急救命士などの医療従事者の意)を合わせた造語。

艤装を行うのは[[TRD]]のブランドも持つトヨタカスタマイジング&ディベロップメントで、同社が展開するエアロパーツブランド「MODELLISTA」が生産している。TRDは他にもトヨタ クラウンパトロールカーや、トヨタ 86 Racing、トヨタ ヴィッツGR SPORT "Racing" Package等のナンバー付きレーシングカーの生産も行なっている。

このモデルは3代目となるTRH221S・226S型で、2006年にフルモデルチェンジされた。ハイエースのスーパーロング+両側スライドドアを設定する輸出用200系をベース車両として、初代と同様のキャブオーバースタイルとした。
ボディサイズは2代目に比べ全幅は80mm拡大し、全長は10mm減少し、全高は変化していない。全幅は歴代モデルで一番大きくなった。エンジンの排気量や出力・トルクなどは2代目に比べて減少した。ハイ[[ルーフ]]にFRPでなくプレス鋼板を採用し、販売価格は2代目に比べて約300万円低減した。前面に張り出した警光灯は、初代から続く特徴的デザインである。また、3代目は救急自動車(高規格・2B型含む)初の「国土交通大臣認定平成17年基準排出ガス50%低減レベル車」を取得している。

3代目ハイメディックは何度もマイナーチェンジが行われており、2020年から6型と呼ばれるモデルへとマイナーチェンジされた。6型は安全面が強化されており、「Toyota Safety Sense」(予防安全パッケージ)やVSC(車両安定制御システム)、TRC(タイヤ空転抑制機能)などを装備。道路とクルマ、クルマ同士が通信し、死角のクルマや歩行者の存在などを知らせてくれる「ITS Connect」も搭載している。
緊急車両おなじみの警告灯も進化を遂げている。オプションの「アクティビーコン」では、昼間でもハッキリと発光するLEDランプを採用。さらに3段階の点滅モードを搭載し、明るく点滅して周囲に存在をアピールする「ノーマルモード」、内部のLEDが大きく円を描くように強力に発光し、他車へより強く存在をアピールする「ハイパーモード」、そして夜間の住宅街など、明るさや光の動きを控えめにし近隣住民へ配慮した「ソフトモード」を状況に応じて選択できるようにしているという。

昔のハイメディックについて
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&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/Ambulance_himedic.jpg)↑初代のUZH132S・138S
エンジンには初代セルシオ用のV型8気筒4.0リッターの1UZ-FEが搭載されていた。だが、結構コストがかかりすぎていたとか。

&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/95/Tokorozawa-himedic.jpg)↑1997年に2代目となったVCH32S・38S
ミニバンのグランビアおよび欧州の新しい衝突安全基準を満たすためにセミキャブオーバー化された欧州仕様ハイエースロングボディとデザイン・メカニズムの大部分を共用している。

&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ec/Macau_Red_Cross_Toyota_HiMedic_ambulance.jpg/1920px-Macau_Red_Cross_Toyota_HiMedic_ambulance.jpg)↑マカオ赤十字に譲渡された3代目ハイメディック
前期型(1型、2型)と中期型(3型、4型)の3代目ハイメディックは各地で更新時期を迎えている。そうした救急車には予備車のほかに売却後に患者搬送車や映画やドラマ等の撮影に使われる劇用車として使用されたり、海外へ譲渡されたりした車両もみられる。
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*公式解説
&italic(){&bold(){安全で迅速な救命活動を支える功労者。}}

救急医療を支える重要な乗り物である救急車。トヨタは1950年代から乗用車や商用車に艤装(ぎそう)を施す形で救急車を生産・販売してきましたが、その最新モデルにあたるのが、2006年に登場した3代目高規格準拠救急車「ハイメディック(HIMEDIC)」です。

この車両は輸出用の200系ハイエース スーパーロングをベースとし、トヨタ車のレース車両開発やカスタマイズを手がけるトヨタカスタマイジング&ディベロップメントが艤装したものです。2.7Lの2TR-FE型直列4気筒ガソリンエンジンを積み、ボディサイズは全長5,600mm、全幅1,895mm、全高2,490mm。車体前後には全LED式の赤色警告灯を標準で備えています。

車内は救急活動を考え抜いた機能的な作りこみを具現化しています。室内高はハイエースのハイルーフ仕様よりもさらに高い1,850mmを確保したほか、救急車としては初の両側スライドドアを装備。手洗い器の位置などを見直し、従来よりも広い患者室を実現した点もトピックです。

3代目ハイメディックは、随時アップデートを行なうことで、時代に即した進化も実現してきました。2009年にはシートレイアウトなどを改良して活動スペースを拡大、2013年には計器類のデザインを変更し、平均燃費や外気温度などを表示するマルチインフォメーションディスプレイを標準装備。さらに、2020年には予防安全機能の「Toyota Safety Sense」を標準装備としたほか、トランスミッションを4速から6速ATに変更しています。

2020年11月には、通算の生産台数が1万台を突破したハイメディック。より安全で迅速な救命活動を支える隠れた功労者といえるでしょう。

*登場シリーズ
**グランツーリスモ7
実装自体は2023年8月7日のアップデートで行われたものの、当初は通常購入不可能のプレゼントとして実装された。ゲーム内マップ画面右上のキャンペーン告知パネルからワールドシリーズの「ネイションズカップ」の視聴リンクをクリックして放送を視聴すると先行入手することができた。
&image(width=600,https://i.imgur.com/f1BIqAj.png)
2023年9月28日のアップデートで通常購入が可能になったが、&bold(){価格はなんと無料。}タダで乗れてしまうという太っ腹ぶり。
&image(width=600,https://i.imgur.com/3wdrSSj.jpg)

&image(https://pbs.twimg.com/media/F3fc4QLaoAAyENk?format=jpg&name=large)なんとワイドボディの施行も可能で、フロントの赤色灯やリアステップを取り外したりランプを青色にしたりなど結構カスタムをすることも可能。
3トン近い車重と160PSという非力さは、患者を安全に運ぶための特殊なクルマ故に仕方ないが、チューニングでなんとか補うことはできる。

&youtube(https://youtu.be/ncTyW_ZT2Pk)↑ちなみに、フルチューンすると最大出力514馬力に。元々の重量が重く、前面投影面積の広さ故に空気抵抗も大きいため時速300キロには到達できない。

&youtube(https://youtu.be/eX-oe0_U_oY)↑この状態であればレースでも戦えなくもない。4WDなのでラリーコースでも安定して走り回れる。

&youtube(https://youtu.be/PGUN6xhRaRU)ちなみにPVの通りサイレンを鳴らすこともできる。 

*サイレンの種類と操作方法ついて
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・車両乗り換え時
「救急車が出動します。ご注意ください。」

・ホーンを短く押す
サイレンが鳴る

・サイレンが鳴った状態でホーンを長く押す
サイレンに「ウー」が加わる

・パッシング
「救急車が通ります。進路を譲ってください。」

・右ウィンカー
「右へ曲がります。ご注意ください。」

・左ウィンカー
「左へ曲がります。ご注意ください。」

・ハザードランプ点灯
「交差点に侵入します。ご注意ください。」

・ハザードランプ消灯
「ご協力ありがとうございました。」

&youtube(https://youtu.be/MlFMkczM55g)
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*コメント
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