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三菱 ランサー 1600 GSR ラリーカー '74 - (2025/09/28 (日) 02:59:50) のソース
#center(){ &table_color(,#cccccc) |>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){三菱 ランサー 1600 GSR ラリーカー '74}| |>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/sV8ALuR.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/wSGwvM8.jpg)| |~|~メーカー|[[三菱]]| |~|~英名|Mitsubishi Lancer 1600 GSR Rally Car '74| |~|~年式|1974| |~|~エンジン|4G32| |~|~タイプ|レーシングカー&br()ラリーカー| |~|~カテゴリー|Gr.X| |~|~PP(初期値)|XXXX| |~|~総排気量|1,597cc| |~|~最高出力|160ps/X,XXXrpm| |~|~最大トルク|XX.Xkgfm/X,XXXrpm| |~|~パワーウエイトレシオ|5.16kg/PS| |~|~駆動形式|FR| |~|~吸気形式|NA| |~|~全長|3,965mm| |~|~全幅|1,525mm| |~|~全高|1,360mm| |~|~車両重量|825kg| |~|~重量バランス|54対46| |~|~トランスミッション|5速| |~|~ダート走行|可能| |~|~登場|[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]| |~|~備考|後のランエボ快進撃の礎になったラリーカー| } *概要 三菱が1974年の世界ラリー選手権に出場するために[[初代ランサー>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/2065.html]]をベースに開発されたラリーカー。 デビュー戦で早くも1位から4位までを独占するなど、世界の自動車メーカーを相手に活躍していた。 *解説 三菱自動車は1973年2月に発表したランサー 1600 GSRを、同年末のサザンクロスラリーに送り込んだ。1.6L直列4気筒SOHCエンジンはSUキャブレターをソレックス製に換装、カムを交換、4-2-1タイプのエキゾーストマニホールド採用などにより、ノーマルの110 PSから160 PSへとパワーアップされていた。 軽量コンパクトなボディにパワフルなエンジンを搭載したランサーは、国際ラリーのデビュー戦だったこのサザンクロスで優勝。翌74年、世界ラリー選手権の1戦であるサファリラリーへの挑戦を決定した。サファリラリーは全長6000.0 km、5日間という、WRCの中でももっとも過酷なラリーだ。 ランサーは決して十分な体制でサファリに参戦したわけではなかった。スタート直前まで現地で車両の準備が続き、未完成の状態でスタートを迎え、サービス地点でまだ追加の作業が進められるというありさまだった。なにしろこの年のランサーには、バケットシートすら装備されていなかったのである。 しかしランサーはこの厳しい状況の中、総合優勝を果たした。ドライバーは地元ケニア在住のインド人、ジョギンダ・シンである。世界でもっとも有名なラリーでの劇的な勝利により、三菱ランサーの名は世界中に知れ渡ることとなる。76年には再びシンとランサーがサファリを制覇。またサザンクロスラリーでは、74年以来4年連続で優勝が続いた。 その後、オイルショックや環境規制のために三菱自動車のモータースポーツ活動は一時中断されるが、ここで得たノウハウが、のちのランエボへと継承されたのである。 *登場シリーズ **グランツーリスモ4 **グランツーリスモ(PSP) **グランツーリスモ5 **グランツーリスモ6 *コメント #comment_num2(log=三菱 ランサー 1600 GSR ラリーカー '74/コメントログ)