三菱 ランサーエボリューション Final Edition '15 | ||
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メーカー | 三菱 | |
---|---|---|
英名 | Mitsubishi Lancer Evolution Final Edition '15 | |
エンジン | 4B11 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N300 | |
PP(初期値) | 503.36 | |
総排気量 | 1998cc | |
最高出力 | 314PS/6,400rpm | |
最大トルク | 43.6kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,495mm | |
全幅 | 1,810mm | |
全高 | 1,480mm | |
車両重量 | 1530kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | 251Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | ランエボシリーズの最終モデル。進化の歴史も一旦幕引きの時が来た | |
ランサーエボリューション系列の収録車種一覧 |
概要
名前の通り、常に「進化」を重ねてきたランエボシリーズ最後のクルマ。とうとうその進化もここでピリオドを迎えてしまったのは何とも寂しい気持ちである。
ランエボXのGSRの5速MT仕様をベースに2015年8月に1000台限定で販売された特別記念車。「エボF」や「エボファイナル」と呼ばれている。熟成が進んだ4B11型エンジンを搭載し、ランエボシリーズ最大の出力を誇る。よく見ると車名に「X」がついておらず、ランエボシリーズ最後のモデルであることを表している。
さらにキャッチコピーが「"走りに生きた"という誇り」からもわかる通りこの車以降三菱はスポーツ車およびセダン車市場から撤退している。エボシリーズだけでなくGTOなどの名車を生み出してきた三菱だがここで倒れてしまった。ラリーアートブランドもなくなり会社としてモータースポーツはやらない、禁止という考えになったとか…(三菱社員が部活動的なチームを作りワークスではなくプライベーターとしてモータースポーツに参加するのも禁止したとか)
…と言われていたが最近ラリーアートの名前が復活した。やったね
…と言われていたが最近ラリーアートの名前が復活した。やったね
ライバルのインプレッサWRXが車体剛性向上やミッションの強化など地道な改良でハンドリングを進化させたのに対して、ランエボは電子制御を徹底的に進化させてアンダーステア対策を行った。最後まで名前の通り「進化」を重ねてきたランエボの集大成と言うべきモデルであった。
2022年現在、三菱の経営状況もあり後継モデルの情報は乏しいが、同社の別車種であるアウトランダーPHEVのCMにて三菱の時代を作ったクルマとしてパジェロやi−MEVと共にまさかの出演。ファンを喜ばせたと同時に、エボで培った技術の血統も現行のモデルに受け継がれていると言える演出であった。
解説
2015年4月10日、三菱ランサーエボリューションに設定された1000台限定の特別仕様車「Final Edition」は同年8月20日に完売した。
Final EditionはGSRの5速MTをベースに作られたモデルで、2.0lターボの4B11型ユニットには吸排気バルブに(冷却性能を高めるための)ナトリウム封入バルブを装備し、+13PS、+0.7kgfmアップの313PS、43.7kgfmまでパワーアップを行い、パフォーマンスが向上した。ビルシュタイン製ダンパーにアイバッハ製スプリング、ハイパフォーマンスタイヤなどで構成された「ハイパフォーマンス・パッケージ」をはじめ。BBS製18インチ鍛造アルミホイール、レカロ製バケットシート等、多くのメーカーオプションが盛り込まれていた。
Final EditionはエボXがベースになっているが、リアバッジや車名に「X」が入っておらず、"最後のランエボ"という意味が込められていた。WRCのホモロゲーションモデルとして1992年に初代がデビューして以来ランエボは世界中の走り屋やラリー好き立ちを熱狂させてきたが、遂にその長い歴史に幕が下ろされたのである。
登場シリーズ
グランツーリスモSPORT
Cr.4,300,000で購入。
ランサーエボリューションシリーズはエボと省略されている。
アップデートで車名が短縮された際、「ランサー エボ. X '15」と表記されていた時期が存在した。
ランサーエボリューションシリーズはエボと省略されている。
アップデートで車名が短縮された際、「ランサー エボ. X '15」と表記されていた時期が存在した。
グランツーリスモ7
ブランドセントラルにてCr.6,000,000で購入可能かつ、メニューブックの課題であるコレクション「日本のラリーベース車」でも入手可能。
値上げされたが、ランエボの中ではこれでも安価な方である。ゲームを進めれば入手出来る上に、やはりエボはチューンベースにもうってつけなので使いたい人はしっかり手を加えて行こう。
値上げされたが、ランエボの中ではこれでも安価な方である。ゲームを進めれば入手出来る上に、やはりエボはチューンベースにもうってつけなので使いたい人はしっかり手を加えて行こう。
Ver1.23にて、なんとスズキ エスクード ダートトライアルカー '98のエンジンをスワップ可能になった。
フルチューンすれば1200馬力を叩き出すモンスターエボと化すが、ドッカンターボなので乗り方にもひと工夫が必要。ベースのエスクードと違い5速であるため、おいしい所をうまく使うためにもギア比をしっかりセッティングするのも重要になる。
なぜこの組み合わせかと考察すれば、エスクードのドライバーを務めていた田嶋氏率いるモンスタースポーツが三菱ランエボのチューニングパーツも扱っている繋がりで、という事だろうか。
フルチューンすれば1200馬力を叩き出すモンスターエボと化すが、ドッカンターボなので乗り方にもひと工夫が必要。ベースのエスクードと違い5速であるため、おいしい所をうまく使うためにもギア比をしっかりセッティングするのも重要になる。
なぜこの組み合わせかと考察すれば、エスクードのドライバーを務めていた田嶋氏率いるモンスタースポーツが三菱ランエボのチューニングパーツも扱っている繋がりで、という事だろうか。
そしてVer1.52ではスワップに選択肢が生まれ、ランエボ系定番のGr.Bエンジンが搭載可能になった。
タービン交換で800psとエスクードよりパワーは劣るものの、それなりにまとまったスペックとターボラグの少なさから成り立つ瞬発力の高いラリー用のエンジンなのでドライバビリティは断然こちらが上。コストも安いためモアパワーを必要としないならこのエンジンを選ぶべきだろう。
タービン交換で800psとエスクードよりパワーは劣るものの、それなりにまとまったスペックとターボラグの少なさから成り立つ瞬発力の高いラリー用のエンジンなのでドライバビリティは断然こちらが上。コストも安いためモアパワーを必要としないならこのエンジンを選ぶべきだろう。
どちらも一長一短、あなたはどっちを選ぶ?