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ルノー R5 ターボ '80 - (2025/03/09 (日) 03:41:34) のソース

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|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){ルノー R5 ターボ '80}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/AHHwaCl.jpeg)&image(width=450,https://i.imgur.com/mkLyS1z.jpeg)|
|~|~メーカー|[[ルノー]]|
|~|~英名|Renault R5 Turbo '80|
|~|~年式|1980|
|~|~エンジン|C6J|
|~|~タイプ|ロードカー&br()ミッドシップ|
|~|~カテゴリー|N100|
|~|~PP(初期値)|392.38|
|~|~総排気量|1,397cc|
|~|~最高出力|162ps/6,000rpm|
|~|~最大トルク|21.4kgfm/3,500rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|5.98kg/PS|
|~|~駆動形式|MR|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|3,665mm|
|~|~全幅|1,750mm|
|~|~全高|1,325mm|
|~|~車両重量|970kg|
|~|~重量バランス|XX対XX|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~最高速度|215Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|FFのコンパクトカーをミッドシップにしてしまった魔改造ホットハッチ|
}

*概要
&image(https://d7z22c0gz59ng.cloudfront.net/japan_contents/img/usr/item/pkg/24027_p1.jpg)
[[ルノー]] R5 ターボは、1980年に[[ルノー]]がコンパクトカーである[[ルノー]]5をベースにミッドシップにエンジンを載せMR車としたコンパクトカーの皮を被ったスポーツカー。
プジョー205やアウディクワトロS1といった、グループBマシンの中で唯一の&bold(){ノーマルカー}であり、勘違いしている人も多いがそもそもこのモデルのは&bold(){グループBが制定される前にWRCで主流だったカテゴリーであるグループ4時代のホロモゲ車で厳密にはグループBのクルマではない。(グループ4は[[ランチア ストラトス '73]]や[[フェラーリ 308 GTB '75]]とかが出ていたカテゴリーである。)}
まあ、リバリーで過去作品に登場したラリーカー塗装に仕立てることができるが、WRC狂気の時代の速さにするにはチューン必至である。さらにGr.Bのクラスに属していないため、クワトロや205と同じレースに加わるにはカスタムレース以外不可能であろう…。
せめて同年代のヨーロッパのハッチバック系のライバルである[[フォルクスワーゲン ゴルフ I GTI '83]]や[[アウトビアンキ A112 アバルト '85]]や、同じフランスのラリーカーの代表である[[アルピーヌ A110 1600S '72]]、5ターボと同じ80年代のスポーツカーの[[ポルシェ 911 Turbo (930) '81]]とだったらレースになるかもしれないが。

*解説
1978年のパリ・モーターショーに、ボディパネルを外した状態で展示され、話題を集めたのが[[ルノー]]R5(サンク)Turboだ。
WRC、世界ラリー選手権のためのプロトタイプで、1980年から販売が開始された。
R5 Turboは、ボディシェルこそ[[ルノー]]5ではあった。しかし、ターボで増幅されたパワーを有効に伝えるため、オリジナルモデルのFFから、パワートレインを後部車軸上に移動させ、ミッドシップマシンへと変貌させた。
エンジンは1,397cc水冷直列4気筒OHVのC6J型という小排気量のものだったが、燃料系をボッシュ製Kジェトロ、ターボチャージャーをギャレット製タービンに変更し、空冷式インタークーラーで武装した事により最高出力162PS、最大トルク22.5kgfm迄引き上げられた。標準モデルの5と比較してパワー+1.5、トルク+3.3という大幅なパワーアップを遂げた。
当然シャシーやボディにも大幅な強化が施された。特にワイドタイヤを装着するために拡げられた前後のフェンダーは、このクルマに圧倒的な迫力を与えることとなった。さらに、リアゲート上部には大きなエアスポイラーがつき、フロントにも大型のエアダムが与えられた。
こうした大改造の結果、970kgのボディが生み出すパフォーマンスは、最高速度200km/h、0-400m加速15秒、0-1000加速28秒という驚異的なものとなった。R5 Turboは同年のコルシカでWRCデビューし、翌年のモンテカルロで初優勝を遂げた。以後、数々のイベントで猛威をふるい、[[ルノー]]の名をWRCに焼き付けたのである。

*[[アンディ]]による評価
|&image(width=200,https://i.imgur.com/ZbIHsnF.jpg)|1980年代のラリーシーンにひときわ輝いた名車が&br()このルノーR5 Turbo&br()市販車のユニットを使ってミッドシップ化する手法は&br()現代でこそ珍しくない&br()でも1980年代当時にはとても斬新だったんだ&br()リアが重たい分挙動は少しハラハラさせられる時もある&br()けれどそのドライビング特性が&br()ターマックラリーでの大活躍を生んだんだ|


*登場シリーズ

**グランツーリスモ4
スペシャルコンディションレースのツール・ド・タヒチ(EASY)で入手。
**グランツーリスモ(PSP)

**グランツーリスモ5

中古車の場合
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)

**グランツーリスモ6

**グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.14,670,000で購入可能。[[アンディ]]の解説にあるようにシビアなコーナリング特性を持つミッドシップ車でショートホイールベース、しかも古めの車ゆえに挙動はちょっと不安定だが、そこをテクで抑えつけて乗りこなせば痛快。特にテクニカルコースでは大きな武器になるはず。華の都の国が生んだ刺激的なホットハッチの魅力は捨てがたい。

&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=C9vDZHRITBs)
カフェにてこのクルマを持ち込むと神楽坂彦則の&s(){暴走じみた}解説を聞くことができたが、残念ながら現在はアップデートにより削除されてしまい聞くことができなくなってしまった。

&image(https://usedcarnews.jp/wp-content/uploads/2022/01/RENAULT5TURBO202215_1a.jpg)
Ver.1.55からエンジンスワップに対応し、S15シルビアのSR20DET型エンジンを搭載可能になった。一見何の脈絡もない組み合わせ(強いて言うなら日産とルノーが提携している繋がり?)に思えるが、この組み合わせは実例が存在する。
大幅なパワーアップを取るか、オリジナルを尊重するかはお好みで。
*コメント
#comment_num2(log=ルノー R5 ターボ '80/コメントログ)
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