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日産 シルエイティ '98 - (2025/06/17 (火) 18:06:26) のソース

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&table_color(,#cccccc)
|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){日産 シルエイティ '98}|
|>|>|&image(width=450,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/625/27/SILEIGHTY%20Front.jpg)&image(width=450,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/625/28/SILEIGHTY%20Rear.jpg)&image(width=450,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/625/29/SILEIGHTY%20Interior.jpg)Image Credit : 画像を引用した場合、引用元を表記。|
|~|~メーカー|[[日産]]|
|~|~英名|Nissan Sileighty '98|
|~|~年式|1998|
|~|~エンジン|SR20DET-Sileighty|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~PP(初期値)|462.18|
|~|~総排気量|1,998cc|
|~|~最高出力|206PS/6,000rpm|
|~|~最大トルク|27.9kgfm/4,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|5.67kg/PS|
|~|~駆動形式|FR|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|4,470mm|
|~|~全幅|1,690mm|
|~|~全高|1,290mm|
|~|~車両重量|1,170kg|
|~|~重量バランス|53対47|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~ダート走行|可能|
|~|~登場|[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|ニコイチではございません!|
}

*概要
[[180SX>日産 180SX Type X '96]]のボディに[[S13シルビア>日産 シルビア Q's (S13) '88]]の顔面をくっつけたクルマ。元々は日産純正の車種ではなく、180SXとS13シルビアのボディが共通であることに着目されて生まれた改造車だった。しかし、その違和感の無い端正なスタイリングが予想外にウケたためなんと&bold(){純正扱いの新車}として、本車両が発売されたのである。

逆に180SXのフロントをシルビアに移植した車両もあり、そちらは『ワンビア』と呼ばれる。北米で販売されていた「240SX」については、法規制の関係でクーペ・ハッチバックが両方リトラクタブルライトを採用していたため、&bold(){1993年までは純正のワンビアが存在している状態}だった。
&image(width=450,https://stat.ameba.jp/user_images/20210219/13/gussan160321/9d/a6/j/o0750042114898687213.jpg?caw=800)ただ元々シルエイティが誕生した理由の1つとして、リトラクタブル・ヘッドライトを持たないシルビアのフェイスが価格面や重量で有利だったためということが挙げられるため、その逆となるワンビアはあまりメジャーではなかった。
なお、両車共にボディのモノコックやフレームには加工を加えずにそのまま使用するため、いわゆるニコイチ車両ではない。
このようにフェイスだけを変える改造は顔面スワップ(フェイススワップ)と呼ばれ、改造の容易さから主に該当車種の姉妹車のフロントを移植するケースが多い((他の車種で言えば、スカイライン+ステージアを組み合わせた「スカージア」やハコスカ+サニートラックの「ハコトラ」などが存在する。))。
まあやろうと思えば何でも移植できるので、M35ステージアにVR38とGT-Rの顔面を移植したような車も存在する。

&image(width=450,https://blog-imgs-44.fc2.com/m/a/l/maljyamitheme/20120915233149cce.png)漫画「頭文字D」ではインパクトブルーと呼ばれる女性ドライバーコンビ、佐藤真子(ドライバー)&沙雪(ナビ)の愛車として登場。
コンビ名の元になっているインパクトブルーが特徴で、初代グランツーリスモ共々、登場当時はまだ珍しかったシルエイティを知るキッカケになった人も多いのでは?
ちなみにイニDのゲームでは、途中まで日産車だったが、その後イニDオリジナル車という扱いになっている。
というのも日産車名義だった時は↑の後期型ベースになっていたのだが、本人搭乗車を忠実に再現するために中期型ベースに変更→これは純正シルエイティではない→日産車ではないという判断でイニDオリジナル車種となった模様。
&s(){中期型180SXを収録してそのエアロ扱いじゃダメだったのだろうか}

グランツーリスモシリーズでも「3」を除く全作品に登場しているが、純正モデルの発売前だった「2」までは改造車((180SXの中期型がベースで、社外製の3ピースメッシュホイールとダックテール型リアスポイラーに日産純正オプションのS13用エアロフォルムバンパーと180SX用サイドシルプロテクターを装備、さらにボディカラーに青が存在するなど、頭文字Dのインパクトブルー仕様に限りなく近い姿となっている。))として登場しており、現在の純正モデルが収録されたのは「4」以降である。なお、「4」までは日産車として扱われておらずメーカーも割り当てられていなかったが、PSP版以降では正式な日産車として登場している。

*解説
シルエイティの元祖ともいえる車両は、三栄書房「Option」1989年8月号「TEST on ROAD」に掲載された、東京都世田谷区のチューニングショップ「プレステージ」で製作されたコンプリート車両。発売して間もないRS13型180SX(CA18DET搭載のATモデル)にブーストアップ等のライトチューンを施した上でシルビアのフロント周りを移植した車両であるが、このときはまだ「シルエイティ」という名前ではなく「シルビア180SX」という呼称だった。

その後、モーターマガジン社の隔週刊自動車専門誌「ホリデーオート」への掲載や、漫画『頭文字D』、ゲーム『グランツーリスモシリーズ』への登場、またタカラトミーの自動車玩具「トミカ」での製品化なども、認知・普及した要因として挙げられる。

&image(https://pbs.twimg.com/media/DeNHCmuU8AAVUPY?format=jpg&name=360x360)しかし日産純正の車両ではなく、シルエイティというのもあくまで通称だったため、正式名称としては180SXだった。
ところが日産自動車によって商標登録がなされ(登録番号第5118200号)、正式な車種名としての「シルエイティ」という物も発売された。元D1ドライバー・手塚強が在籍していた、今は無き愛知県北名古屋市のチューニングショップ「有限会社きっずはあと(シルエイティ事業部)」が、1998年に日産系のディーラーに製作委託したシルエイティの新車を500台限定で発売したのである。
日産純正車両扱いとなるために全国の日産ディーラーで整備を受けることも可能な上、NIライト、フィンタイプグリル、エアロフォルムバンパー、サイドステップ、専用ロゴ(サイド、リア)が標準装備。また、純正オプションとして[[ニスモ]]製LSDなどが用意されていた。カラーリングはイエロー、スパークシルバーメタリック、ミッドナイトパープルパール、スーパーブラック、ホワイトの計5色。

この「きっずはあと」のシルエイティに関しては前述した商標登録の使用を日産自動車から認められており、正式名称も「シルエイティ」となっている。
&image(https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/018/988/742/18988742/p1.jpg?ct=4803c9850d52)

*[[アンディ]]による評価
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{|&image(width=200,https://i.imgur.com/ZbIHsnF.jpg)|"シルエイティ"を知っているかい?&br()1990年代のストリートカルチャーから生まれた&br()超個性的な日本車さ&br()S13型シルビアと180SXのボディまわりはベースが同じ&br()つまり、フロントまわりの骨格も共通&br()"車体は180SXだけど顔だけシルビア"&br()というカスタムも手軽にできる&br()そんな遊び心から生まれた&br()カスタムカーなんだ|}

*登場シリーズ
**グランツーリスモ4
日産ディーラー内にあるレースイベントの、シルビアシスターズに優勝することで入手可能。(ただし、メーカーはPDIとなっているため、アーケードで使用したい場合、メーカーからではなく歴史から選ぶ必要がある。)
また、90年代後期の中古車ディーラーでも販売していることがある。

**グランツーリスモ(PSP)
Cr.2,288,000で購入可能。

**グランツーリスモ5
中古車の場合
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)

**グランツーリスモ6

**グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.7,860,000で購入可能。 限定販売された日産純正のシルエイティであるためか、ベースの180SXやS13よりも高く設定されている。
ちなみに&bold()現時点ではシルビア系の車種で唯一[[エンジンスワップ>グランツーリスモ7/エンジンスワップ対応リスト]]できないクルマとなっている。

…だったがVer.1.48にて&bold(){遂に}スワップに対応。
なんとまさかのホンダ系である[[RCR シビック>ガレージRCR シビック]]のチューンドK24Aが積める。2.4Lという事で実質ほぼ240SX、&s(){もといシルエイティならぬシルトゥーフォーティ、それどころかシルビア+180SX+オデッセイエンジンというもう訳のわからないクルマに}
フルチューンで608psと他のシルビア系スワップに比べると直線区間ではどうしても見劣りしてしまうが、重量増加が控え目な上に低回転からしっかり回ってくれるのでパワーの補強とコーナーでの扱いやすさを高い次元で両立させている。当然スライドコントロールもやり易い。その上、&bold(){オールドシルビア系では唯一ミッション交換で6速が生成される}のでその点はドリフト、グリップどちらにおいてもかなりのアドバンテージ。&s(){そしてやっぱりS13K'sはパワー競争でもミッションの数でも取り残されてしまうのであった…。}
*コメント
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