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マクラーレン MP4/4 '88 - (2025/03/20 (木) 13:13:24) のソース
#center(){ &table_color(,#cccccc) |>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){マクラーレン MP4/4 '88}| |>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/2XGqzmp.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/e71yy5n.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/iR6bJpU.jpg)Image Credit : [[Playstation Blog>https://blog.ja.playstation.com/2022/08/24/20220824-gt7/?emcid=or-1s-449689]]| |~|~メーカー|[[マクラーレン]]| |~|~英名|McLaren MP4/4 '88| |~|~年式|1988| |~|~エンジン|RA168E| |~|~タイプ|レーシングカー&br()ミッドシップ| |~|~カテゴリー|Gr.なんちゃらかNなんちゃらか---| |~|~PP(初期値)|895.23| |~|~総排気量|1,494cc| |~|~最高出力|685ps/12,500rpm| |~|~最大トルク|43.3kgfm/10,000rpm| |~|~パワーウエイトレシオ|0.79kg/PS| |~|~駆動形式|MR| |~|~吸気形式|TC| |~|~全長|4,394mm| |~|~全幅|2,134mm| |~|~全高|940mm| |~|~車両重量|540kg| |~|~重量バランス|42対58| |~|~トランスミッション|6速| |~|~登場|[[グランツーリスモ7]]| |~|~備考|&bold(){[[アイルトン・セナ]]をアイルトン・セナにした伝説のF1マシン}&br()全16戦中15勝。低燃費と大パワーを両立させた[[ホンダ]]の技術力も流石の一言&br()実はロースタイルの車体は2年前にマーレイ氏が手がけたブラバムBT55のコンセプトを継いだもの| |>|>|BGCOLOR(#ffff00):&bold(){[[F1マシン系の収録車種一覧]]}| } *概要 &image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/84/Ayrton_Senna_1988_Canada.jpg) ホンダとマクラーレンが1988年シーズンのF1世界選手権に参戦する開発されたMP4/4は、全チームがターボエンジンとなる最後の年であった。 前々回の[[スズキ エスクード ダートトライアルカー '98]]、前回のアプデで追加された[[日産 スカイライン Super Silhouette Group 5 '84]]に続いてまさかの往年のレースファン感激!な日本が関わった伝説的なレーシングカーが追加された。グランツーリスモ3の[[F688/S>>ポリフォニーデジタル F688/S]]の元ネタにして今でも伝説的な存在となっているF1マシン。[[アイルトン・セナ]]とアラン・プロストの“セナプロ”タッグと、当時最強を誇っていた[[ホンダ]]製V6ターボを搭載。まさに最強の組み合わせで、全16戦中15勝という圧倒的な勝利を遂げ、セナ氏を初めてチャンピオンに導いたマシンとなった。&youtube(https://youtu.be/we130aQJeKI)なお、下記の説明の通りホンダが使っていたターボエンジンには当時規定の変更によりブースト圧が制限されて4バールから2.5バールへと低下、燃料搭載量も前年から45L減らされていたが、そこはホンダが培ってきた低燃費技術と有効的なパワーを効率良く引き出す技術によって上手く対処されている。これによってホンダの技術力の高さを世界に知れ渡るきっかけともなった。 &youtube(https://youtu.be/7vNWjTA-GUM?si=5vQSIvtuf60D-9kb)↑こちらは1988年、シーズン開幕前に[[富士スピードウェイ]]にて前年度のマシン、MP4/3にホンダエンジンを搭載して行われたテストの映像。最強のマシンが生まれるための開発が進められていた事を示す貴重な映像だ。 この車体のデザインを手がけたのは後に[[マクラーレンF1>>マクラーレン マクラーレン F1 '94]]を生み出す事になるゴードン・マレー氏とスティーブ・ニコルズ。 &image(https://pbs.twimg.com/media/B_CjbHWUoAELQEN?format=jpg&name=small)マクラーレンMP4/4はその全高が低いロースタイルな車体が特徴的だが、これはゴードン・マレー氏がマクラーレンに入る前にデザインした1986年のブラバムのF1マシンであるブラバムBT55が元とされている。これは前方投影面積を少なくしてドラッグを低くしようとしたマレーによるアイデアであったが、ブラバムの頃では信頼性不足が祟り、エリオ・デ・アンジェリスがテスト中に事故死してしまう結果となったが、マクラーレンMP4/4ではそのコンセプトを洗練させたのだ。1989年に[[MP4/5>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/1129.html]]にバトンタッチした。 &image(https://www.lego.com/cdn/cs/set/assets/bltf8476f68fa47b137/10330.png?format=webply&fit=bounds&quality=60&width=640&height=640&dpr=2)近年では様々な模型やミニカーブランドの題材となっており、2024年にはセナ没後30年としてLEGOでセナの人形付きのMP4/4が、そしてトミカプレミアムレーシングにもMP4/4が今冬発売となっている。 &image(https://pbs.twimg.com/media/GUbDUqhaQAA-WQk?format=jpg&name=large) *公式解説 1988年のF1世界選手権。[[マクラーレン]]はこのシーズンをMP4/4で戦いました。ゴードン・マレーとスティーブ・ニコルズが設計した全高の低い低ドラッグの車体に、[[ホンダ]]RA168Eエンジンを搭載したクルマです。 この年はターボ最後となったシーズン。最大ブースト圧が4バールから2.5バールへと低減され、燃料搭載量も45L少ない150Lへとダウン、ターボカーにとって厳しさはさらに増したはずでした。 しかしフタを開けてみれば、マクラーレン・ホンダ MP4/4が16戦中15勝という圧倒的な強さでシーズンを制圧。車体のできが素晴らしかったことはもちろんですが、低燃費技術と有効なパワーを両立したホンダのエンジンによるところが大きいといわれています。 ゼッケン12のMP4/4は[[アイルトン・セナ]]がドライブしたクルマです。セナはこの年、ポールポジション13回、優勝8回という驚異的な戦績で、ドライバーズチャンピオンを獲得しています。 *登場シリーズ **グランツーリスモ7 &image(https://pbs.twimg.com/media/FbC6K9NagAE4Nkg?format=jpg&name=large)レジェンドカーディーラーで8月26日より入荷。価格はCr.800,000,000、Ver.1.34以降は&bold(){Cr.1,000,000,000}となったが、現在はCr.12億に値上げされているとのこと(獲得時のコレクターズポイントが12,000に増加した模様)。 &image(https://pbs.twimg.com/media/GUc5WkuagAAc9vr?format=jpg&name=large)まあ、歴史に残る伝説のドライバーをチャンピオンに導いたF1マシンなのでこれくらいは腹を括って欲しい。この車を持つという事はF1の伝説、F1の教科書にも載る歴史遺産を持つ事に値するのである。 &youtube(https://youtu.be/SmEFKrZXloc)ちなみにGTSPORTに収録されていたF1カーである[[W08>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/420.html]]とは異なり、リバリーの製作が可能なので外されているマルボロとかのロゴを付けたり、プロスト仕様にしても良し。ちなみにエアロ装備の変更も可能。惜しむべくは出すに相応しいレースイベントが無いこと。だが探るとすればデチューンする必要はあるが[[ネオクラシック・コンペティション>>ネオクラシック・コンペティション(GT7)]]に出して同時代のグループCカーやスカイラインシルエットとバトルさせてみてもいい。オールドファンにはたまらない展開だ。また少し場違い感あるがこちらはそのままでも出場可能である[[Gr.1プロトタイプシリーズ>>Gr.1プロトタイプシリーズ(GT7)]]で2000年代〜2010年代以降のプロトタイプマシンとの時代を超えた異種格闘戦を繰り広げてもいい。相手にはハイブリッドシステムが搭載されたLMP1やハイパーカーとかのマシンでやはりこちらとは技術の進歩の差もあるだろうが、難なく勝てるだろう。&youtube(https://youtu.be/GXjHqFYvOKY) Ver1.40より追加されたマスターライセンスにて、スーパーライセンスをオールゴールドでクリアすると本車がプレゼントカーとして入手できるようになった。 もし「欲しいけど高くて手に入れられない」というプレイヤーはチャレンジしてゲットしよう。ノーマルライセンスをクリア、それもオールゴールドでクリアしたプレイヤーなら絶対にクリアできるはず。 ちなみに、[[グランツーリスモ]]3には本車とよく似た[[ポリフォニーデジタル F688/S]]というGTオリジナルレースカーが収録されていた。 *余談 MP4/4とF1500T−A、80sターボ時代のフォーミュラカーの両者を比較! ところでプレイヤーの皆が気になっているのは、同じターボ時代のF1マシンである[[グランツーリスモ F1500T-A]]とどう性能が違うのかだろう。色々検証して比べてみたので比較してみよう。 **比較No.1 同じリバリーを塗ると &image(https://pbs.twimg.com/media/FbT6QJoagAIkhPK?format=jpg&name=large)↑フェラーリのリバリーを両車に塗った比較。MP4/4はF1500T−Aと比べるとかなり長くシャープに感じるように見える。 **比較No.2 スパ・フランコルシャンタイムアタック比較 &youtube(https://youtu.be/LO0nBGdo-lM)↑[[ロータス97T '85]]のリバリーを施したF1500T−Aとスパ・フランコルシャンでのタイムアタックで比較。両車のPPを比べると、F1500T−Aの方が上回っているのだが、タイムアタックの結果は&bold(){約1秒差で変わらないタイムでマクラーレンが先にゴールした。} ※この動画は海外版のためサムネに書かれている値段のケタが少ない。 **比較No.3 カタロニアでの集団レース対決 &youtube(https://youtu.be/5LfWA1E-wZo) ↑比較動画2。1位はマクラーレンが取ったが、2位はF1500T−Aが入っている。まあ、ほぼほぼ互角の勝負である。 **結論 結局どっちがええの? &youtube(https://youtu.be/DWL0VB1isC0)↑上の動画のまとめを見ると……。 MP4/4は…… ・エアロと重量バランスがF1500T−Aよりいい。 ……という事はカーブの多いコースや鈴鹿とかのコースとかでは[[マクラーレン]]が有利。周回コースのタイムアタックでも僅かにこちらが有利か。 F1500T−Aは…… ・パワーとPPでMP4/4より有利。 ……という事はストレートが長いコースやオーバルコースではF1500T−Aが有利だろう。それに価額もこちらが安い。MP4/4は&bold(){この車の8台分の値段なのだから(ちなみに後のアプデで10台分に値上げ)。} ちなみに軽さはほぼ互角だった。ドライバーの腕やコース、セッティングによってはこの結果とかは変わるかもしれないが、3年の間の技術の進化の差はあるとはいえど、このゲームでは&bold(){ほぼ互角の勝負が出来るはず。} という事は&bold(){山内さん、フォーミュラGT的レースイベントあっても良かったんじゃないすか?} ※当Wikiの別ページ、[[1980年代F1の世界とは?]]も見て下さい。 *コメント #comment_num2(log=マクラーレン MP4/4 '88/コメントログ)