トヨタ ファンカーゴ ‘99 | ||
メーカー | トヨタ | |
---|---|---|
英名 | Toyota Fun Cargo ‘99 | |
年式 | 1999 | |
エンジン | 1NZーFE | |
タイプ | ノーマルカー 5ドアトールワゴン | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | XXX.XX | |
総排気量 | 1,496cc | |
最高出力 | 100ps/6,000rpm | |
最大トルク | 12.4kgfm/4,200rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,860mm | |
全幅 | 1,660mm | |
全高 | 1,680mm | |
車両重量 | 1000kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 4速AT | |
登場 | エンスージア | |
備考 | 初代ヴィッツ3兄弟の次男坊、 ヨーロピアンなお洒落ワゴン |
概要
1997年の東京モーターショーに参考出品され、2年後の1999年に販売されたのがファンカーゴである(*1)。初代ヴィッツの全長と全高を拡大することにより、全長3860mmという小さな車ながらも高いユーティリティ性を実現。そして、実用車然としていながらヨーロピアン、特にルノーカングーにそっくりでおしゃれなデザインも高評価を受け、ヒットを記録した。また、発売当時はアナウンサーの約1.6倍(!)という速さで喋る超早口なCMが話題にもなった。
グレード構成は上位からG、X、J。Gはオートエアコンの他、本革ステアリングを標準装備する。また、後の改良でリアスポイラーとディスチャージランプをセットにした「Sパッケージ」、ポケットランプなど室内装備を充実させる「Uパッケージ」も選べる様になった。
先程も述べたように実用性は高く、3分割構造のリアシートは4段階のリクライニングとともに、ヘッドレストを装着したままでフロア下に格納でき、中央席は取り外しも自在だった。後席を畳んだら長さ1780mmという大人も横になれる大きな空間が出現した。2002年のマイナーチェンジでは、床下格納を廃した代わりにシートバックが通常の6:4分割となった「リアリビングバージョン」が追加(*2)。シートの格納スペースだった場所は蓋付きの収納となった。
ちなみに、1999年はR34GT−Rやホンダ S2000が登場、またレバノンへ逃亡した例のコストカッターおじさんがルノーと提携した日産の経営をし始めていたのもこの年だ。
ちなみに中身はヴィッツということで、ミッションケースはヴィッツのMT用を流用、ミッションの中身をAE111の物に入れ替えると、なんと6MT化が可能になる。どう見ても走り向けの車ではないのだが、物珍しさ目当てで実際に施工例があったりする。さすがHENTAIの国NIPPON
ちなみに中身はヴィッツということで、ミッションケースはヴィッツのMT用を流用、ミッションの中身をAE111の物に入れ替えると、なんと6MT化が可能になる。どう見ても走り向けの車ではないのだが、物珍しさ目当てで実際に施工例があったりする。
トヨタ公式解説
1999年8月に発売した新型車「ファンカーゴ」は、「ヴィッツ」から派生した2列シートのミニバンタイプ多目的乗用車。フロントまわりは「ヴィッツ」のイメージを持つデザインとし、ルーフラインは前席頭上からわずかにキックアップしている。全高は「ヴィッツ」より180mm高く(FFモデル)、ホイールベースと全長はそれぞれ「ヴィッツ」より130mm、250mm伸ばして室内容積を大幅に増やした。低く平らなフロアと、フロントシートの床下に収納できるリヤシートによって可能となった広い荷室には、一般的な自転車だけでなく大型のクロスバイクなどのスポーツ系自転車などもそのまま楽に収容できた。また3分割されたリヤシートの中央部分を取り外して、フロントシートから荷室までのウォークスルーを可能にしている。
駆動方式はFF、またはそれをベースとするフルタイム4WD。エンジンは「ヴィッツ」と共用の直列4気筒DOHC16バルブで、FFモデルには1300cc・88PSと1500cc・110PSの2種、4WDモデルには1500cc・105PSを搭載。トランスミッションは4速ATのみだが、最上級モデルのGには、ステアリング上のスイッチでマニュアル変速が可能な“ステアマチック”を備えた。2002年8月にマイナーチェンジし、フロントグリルを中心としたデザインの小変更や、6:4分割リヤシート(床下格納機能なし)の追加などを行った。
「ファンカーゴ」は、「ヴィッツ」「プラッツ」とともに、「1999~2000年 日本カー オブ ザ イヤー」を受賞した。
登場シリーズ
エンスージア
あのPS2の名ゲーム、エンスージアにも登場している。どう見てもサーキット走行には向いていないと思うのだが。高速でアクセルベタ踏みしてもせいぜい140km/hくらいが限界だし…
ぜひヤマウッツィ氏、こんな車をたくさん収録しませんか?
ぜひヤマウッツィ氏、こんな車をたくさん収録しませんか?
コメント
- 絶対収録されなさそうなクルマの1つ -- (名無しさん) 2024-05-25 17:21:09