三菱 ミニカ ダンガン ZZ '90 | ||
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メーカー | 三菱 | |
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英名 | Mitsubishi Minica Dangan ZZ '90 | |
年式 | 1990 | |
エンジン | 3G83 | |
タイプ | ロードカー 軽自動車 | |
PP(初期値) | --- | |
総排気量 | 659cc | |
最高出力 | 64PS/7,500rpm | |
最大トルク | 9.8kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 10.00kg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 3,295mm | |
全幅 | 1,395mm | |
全高 | 1,465mm | |
車両重量 | 640kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | マイナーチェンジにより660ccになったダンガン ZZ |
概要
解説
1990年1月に軽自動車規格が改定され、全長が100mm・排気量が110ccアップ。当然ながらミニカもそれに沿って各所の変更が行われた。前年にモデルチェンジしたばかりながらリアオーバーハング部分を70mmも延長しており、エンジンは660ccの3G83型へ換装された。
「ダンガン」系でもノンターボの「ダンガンSi」と「ダンガンRi-4(4WDモデル)」は、通常モデルと同じタイミングで新規格化されたものの、DOHCターボを積んだ「ダンガンZZ」「ダンガンZZ-4」だけは旧規格が継続したままで、全長で100mm短く排気量が100cc小さかった。というのも、ZZ系に搭載していたエンジンは550ccながらも64ps/7.6kgmを発生するユニットで、660cc版のダンガンSi/Ri-4(*1)が52ps/5.7kgmであるから、ダンガンZZのエンジンがいかに強力かが伺い知れる。そのため、開発陣はエンジンの交換は不要と判断したのか、もしくは代替となるパワーユニットを作ることが出来なかったのであろう。
なお、同年8月になると他のグレードと同様の3G83に代わり、ボディも新規格対応させたマイナーチェンジが行われる。エンジンの機構は3G81とほぼ変わりないが、排気量拡大の影響でトルクは9.8kgfm/3,500rpmへと強化されている。
スポーツカーの世界でも、限られたエンジンにしかない5バルブヘッドを採用したダンガン ZZは、ある意味では日本の自動車界が生み出した究極のスーパーカーである。
余談
本車は排気量が659ccになっている事から8月にマイナーチェンジされた方だと思われるが、そうだとしても、カタログスペックの時点で車高が50mm高い、グレードがZZ-4でないのに4WDになっている、車重も80kg重いというかなり重大なミスを犯している。

登場シリーズ
グランツーリスモ2
EAST CITYのMITSUBISHIディーラー内、USED CARにて購入可能。
一日目には確定で74万円の個体がいるため、最初から購入出来る。
一日目には確定で74万円の個体がいるため、最初から購入出来る。