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三菱 ランサーエボリューション VIII MR GSR '04

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rustymasaki

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三菱 ランサーエボリューション VIII MR '04
Image Credit : gran-turismo.com
メーカー 三菱
英名 Mitsubishi Lancer Evolution VIII MR GSR '04
年式 2004
エンジン 4G63
タイプ ロードカー
PP(初期値) 475
(GT5)
総排気量 1,997cc
最高出力 280PS/6,500rpm
最大トルク 39.0kgfm/3,500rpm
パワーウエイトレシオ 5.00kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 TB
全長 4,455mm
全幅 1,770mm
全高 1,450mm
車両重量 1,400kg
重量バランス 60対40
トランスミッション 5速
ダート走行 可能
登場 グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
グランツーリスモ7
備考 より戦闘力を強化し、
洗練されたエボ8

概要


2004年にマイナーチェンジされた際にランサーエボリューション VIIIをベースにMRモデルを追加したエボ8。
MRはミッドシップとかではなく、1970年末に発表されたギャランGTO MRが発祥の「MR(Mitsubishi Racing)」の略称であり、約30年振りに復活した記号となった。
通称は「エボVIII MR」と呼ばれている。リアスポイラーの翼端板がボディ色を問わずダークグレーに塗装されている点が通常のエボ8との相違点。

先代エボVIIとの分かりやすい違いである富士山型デザインのグリル、通称ブーレイ顔は新たに三菱のチーフデザイナーとなったオリビエ・ブーレイが提唱したものであり、同時期の三菱の他モデルにも採用されているものだが、デザイン的にはともかくラジエターへのエア導入低下を招いているとあって不評の声もあった。*1

とはいえ、グリルが塞がれたことにより空気抵抗が減ったとの見方もなくはない。
また、新たに6速MTを搭載し、AYCはスーパーAYCへ進化するなど、エボリューションの名に違わず着実に技術開発は進んでいる。

エンジンの最高出力も280psと変わらなかったが、最大トルクは当時のWRCに参戦するグループNマシンに匹敵する40kgmを発生させておりよりパワフルなものに。
MRモデルではアクティブセンターデフの強化に加え、量産車としては初のアルミ製ルーフの採用するなど、第3世代ランエボの中では最も軽量に仕上げられ、戦闘力を強化。
MRの名に恥じぬ大規模改修を受け「エボ8.5」とも言っても過言ではないパフォーマンスを得たのである。

公式解説

足まわりを刷新し低重心化も実現。ランエボ VIIIの最終進化形。

第3世代のランサーエボリューション第1号が、2001年2月に登場したランエボ VIIです。ランエボ VIIの特徴は、なんといってもACD(アクティブ・センター・デフ)。ACDはAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)と協調制御されることで、エボ VIIの持つ高いトラクション性能を極限まで引き出すことに成功しています。翌2002年には、ランエボ史上初のATモデルを追加。272PSに出力を抑えた4G63型エンジンに、電子制御オートマチックであるMTモード付きINVECS-IIを組み合わせました。

その後、2003年1月に登場したのが8代目であるランエボ VIIIです。このモデルでは、4G63型エンジンの最大トルクがついに大台の40kgfmを達成しました。もちろんACD+AYCをはじめとした駆動系も、さらなる変更・改良を受け熟成されました。

さらに2004年2月には、最新モデルとしてランエボ VIII MRが送り出されました。このモデルではルーフをアルミ製としたほか、ダンパーに初のビルシュタインを採用するなど、細かな部分に手を入れたアップデートがなされています。

マーティンによる評価

三菱車にとって、特別な高性能モデルの証が
Mitsubishi Racing(ミツビシ レーシング)を表す"MR"
ランサーエボリューションシリーズの歴史上で
その"MR"の名を「初めて与えられたのが、このランエボ Ⅷ MRです
標準モデルでも、世界最高峰の4WDスポーツと言える
ランエボ Ⅷを素材に
足回りの強化や、空力性能の向上
エンジンのさらなるレスポンスアップ、そして
アルミ製ルーフの採用など、車体の軽量化に及ぶまで
徹底的なチューニングを実施
速さはもちろん、ドライビングの刺激も含めて
今なお、世界の一級品と言える1台です
}

アンディによる評価

ランエボの歴史上で、三菱伝統のスポーツグレード"MR"を
初めて名乗った1台が、このランエボ Ⅷ MRだ
どんな路面でも、加速は強烈
そして、信じられないほどよく曲がるんだ
ランエボ Ⅷといえば、先代のⅦから大きく進化した
左右降臨制御システム"スーパーAYC"の採用や
一段とトルクアップしたパワフルな4G63型ターボエンジンを搭載
このMRは、そんなランエボ Ⅷを
さらにスパルタンに仕上げた仕様だ
MR専用サスペンションやアルミ製ルーフを採用し
中低域でのエンジンレスポンスも、一段とアップ
スーパーAYCを含めた4WDの制御システムにも
さらなるチューニングの手が入っているんだ

登場シリーズ

グランツーリスモ4

Cr.3,398,000で購入。

グランツーリスモ(PSP)

Cr.3,398,000で購入。

グランツーリスモ5

中古車ディーラーで購入。

グランツーリスモ6

Cr.3,398,000で購入。

グランツーリスモ7

Ver.1.52アップデートにて登場。
ブランドセントラルでCr.8,000,000で購入可能。本作ではエンケイ製のホイールから、オプションで選択可能であったBBS製アルミホイールを装備している。

歴代ランエボの中でも不人気と言われるⅧだが、IX程ではないとはいえ、日本製旧車スポーツカー値段高騰の影響を受けてしまっている。パフォーマンスも後継に引けをとらないし、MRモデルともなると、この値段は仕方ないところか。

既に「ベスト・オブ・エボ」とも称される後継IX MRが収録されていた為、今更感は拭えないかもだが、あちらよりも若干軽量であり、エアロパーツもウィングのBタイプにドラッグウィングなど、違ったものが用意されているので、差別化はできなくないだろう。
なお残念かもしれないが、ブーレイ顔を取っ払う事はできない。(どうしてもイヤならリバリーで上手い事ボディ色の部分を隠してやるといい。

Ver 1.54よりエンジンスワップが追加された。
さぞランエボ Gr.Bに搭載される4B11を期待するプレイヤーが多い中追加されたのは、驚くことにフォーミュラドリフトに参戦するドリフトカーのBRZのためにターボチューンされたシボレー・コルベット Z06等のLS7エンジンである。
ターボエンジンということもあり多少のターボラグはあるものの、そこから絞り出す1000馬力ものパワーと強いトルクを4輪駆動のため余すことなく路面に伝えられるのがメリット。ドラッグレースなどでは大いに役立つため、リムのインチを縮小したり、タイプBのドラッグウイングを装備してドラッグカーを作ってみるのもいいだろう。

そしてVer 1.55では遂に歴代ランエボのスワップと同じランエボ Gr.Bのエンジンが搭載可能になり、分岐進化型となった。出力は劣るもののこちらのエンジンはターボラグがほぼ無く、低回転域からトルクフルに回ってくれるので充分選択肢に入る。車重も軽くなるのでサーキットやラリーでクイックに振り回したいならこちらがオススメだ。

ギャラリー

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Image Credit : gran-turismo.com

コメント

  • 近所に此奴のGSR乗ってる人がいる。俺が小学生の頃からあるから20年以上は乗ってるかも -- (名無しさん) 2024-10-03 19:51:36
  • PS2のWRC3には幻のエボVIII WRC仕様が登場する。 -- (名無しさん) 2024-10-04 10:49:08
  • GT4P以来のエボ8MRのBBSホイール -- (名無しさん) 2024-10-04 21:42:18
  • エアロパーツのウィングBタイプがドラッグウィングなのって、いつかドラッグレース向けのやべーエンジンスワップやるつもりなのかな -- (名無しさん) 2024-10-19 05:56:53
  • しかしなー、フロントバンパー変更できるの神過ぎるワロタ -- (なり) 2024-10-27 19:04:02
  • 削除。 -- (削除) 2024-10-28 19:26:05
  • ↑3 LS7来ちゃいましたね… -- (名無しさん) 2024-11-21 23:15:49
  • エンジンスワップの元ネタは恐らくこれ→https://youtu.be/obCFwRhUaOE?si=k2OHf2wzasAM8NPj -- (名無しさん) 2024-11-22 02:56:06
  • トライトンとかコルトに比べてランエボはブーレイ顔馴染んでると思うけどやっぱ不評なのかね -- (名無しさん) 2024-12-05 15:25:53
  • エボ8よりもエボ7がほしい... -- (いかやき) 2025-03-12 11:26:42
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*1 この為、他のCT型や社外製エアロに交換するオーナーも多い