フィアット バルケッタ Giovane Due '00 | ||
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メーカー | フィアット | |
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英名 | FIAT Barchetta Giovane Due '00 | |
年式 | 2000 | |
エンジン | 188A6 | |
タイプ | ロードカー オープンカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | 354 | |
総排気量 | 1,746cc | |
最高出力 | 130PS/6,300rpm | |
最大トルク | 16.7kgfm/4,300rpm | |
パワーウエイトレシオ | 8.38kg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,920mm | |
全幅 | 1,640mm | |
全高 | 1,265mm | |
車両重量 | 1,090kg | |
重量バランス | 63対37 | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | 大衆車メーカーが送る、洒落た庶民派オープンスポーツ |
概要
フィアット バルケッタは、1995年に登場した2ドアロードスター。
1989年に登場したマツダ・ロードスターのヒットが強く影響したと言われており、日本では1996年にデリバリーが開始されている。
特にこの車が登場した90年代はロードスターと同じような比較的安価なオープンスポーツカーモデルを世界中の様々なメーカーが送り出していたため、それらとの差別化と低コスト化を実現するために、同社の大衆車であるプントと同じエンジンでFF方式を取っており、大衆車を主体とするメーカーらしいアプローチが採られているが、デザイン性はイタリア車らしいオシャレな雰囲気のものに仕上がっている。
GT4のサンデーカップでよく出てくるため、このクルマの存在は知っているが、メーカーが表示されないためにどこのメーカーのクルマなのかは知らなかったという人も多い。
ちなみにグランツーリスモ以外のところでは、イギリスBBCの「トップ・ギア」の中東スペシャルで、リチャードが選んだ車として登場。コナミのアーケードレースゲーム「スリルドライブ」にもオープンカーのモデルとして登場。続編の「スリルドライブ2」でもそのまま登場する。
解説
フィアットの特技は、キュートですばしっこい小型実用セダンと、その部品を最大限に活用した軽量級スポーツカーだ。イタリア語で「小舟」を意味するバルケッタは、その名の通り、道路の大河をミズスマシのように駆け抜ける。フロントノーズの下まわりがあたかもボートのようにデザインされているのがポイントだ。
ただし、こんな愛くるしい姿にだまされてはいけない。メカニズムこそ大衆車の代表プントと共通のエンジンを横置きするFFだが、そこはイタリア生まれ。操縦感覚もフットワークも、骨の髄からスポーツカーそのものだ。キビキビと活発な走りっぷりに接すると、不機嫌なんか一瞬で吹っ飛ぶ。「走るビタミン剤」とは、バルケッタのことだ。
横置きの直列4気筒1747ccと5速MTが組み合わされ、左ハンドルのみの設定で販売された。ちなみに、1999年に限定販売されたリミテッドではオプションでハードトップも用意されている。
バルケッタはスポーツカーのポイントを完璧に押さえている。FFなのに、あたかも往年のスポーツカーのようにリアに張りを持たせたデザイン、ボディカラーをそのまま巧みに引き込んだインテリア、イタリアンスポーツの基本を守る計器盤など、どこから見ても「ハズレ」がない。またFFレイアウトの利点を生かし、キャビンスペースとトランクルームを確保しながら、オープン時もソフトトップをスッキリ収められるスペースをキャビン後部に備えている。
だからわずか130 PSの1.8Lエンジンでも、数字よりフィーリングが勝ってしまうので、パワー不足を感じさせない。強いて言えばエンジン音がイタリアンスポーツカーらしくないくらいしか文句がつけられない。
サッと切り込んだ瞬間スパッと応えて方向転換するノーズ、攻めすぎるとドキドキ感が盛り上がるテールの動き、これはもうドライビングではなくスパーリングである。
ベーシックモデルの「Giovane Due」は「若い二人」を意味するが、運転に熱中しすぎてせっかくのデートを台無しにしないように注意が必要だ。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
イタリアのフィアットディーラー内、ホットカーで購入可能。
価格はCr.2,406,000
価格はCr.2,406,000
グランツーリスモ(PSP)
Cr.2,406,000で購入可能。
グランツーリスモ5
中古車で購入可能。
価格はCr.2,406,000×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
価格はCr.2,406,000×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
グランツーリスモ6
Cr.2,406,000で購入可能。
コメント
- このクルマ見るとスリルドライブってゲームを思い出す。GT7にも復活しないかな?程よいパワーのロードスターが増えて欲しい -- (名無しさん) 2024-05-29 14:55:40