シトロエン BX 19 TRS '87 | ||
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メーカー | シトロエン | |
---|---|---|
英名 | Citroen BX 19 TRS '87 | |
年式 | 1987 | |
エンジン | エンジン形式 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | Gr.なんちゃらかNなんちゃらか--- | |
PP(初期値) | 357.04 | |
総排気量 | 1,905cc | |
最高出力 | 106PS/5,800rpm | |
最大トルク | 16.5kgfm/3,000rpm | |
パワーウェイトレシオ | 9.44kg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,230mm | |
全幅 | 1,660mm | |
全高 | 1,361mm | |
車両重量 | 995kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 可能か不可能のいずれか | |
登場 | グランツーリスモ7 | |
備考 | 巨匠ガンディーニによる角ばりボディのフォルムが魅力の一台 |
概要
1982年から1994年にかけて生産及び販売されていたBX。
シトロエンの5ドアハッチバックとステーション車として開発されており、 カウンタック や ランチア ストラトス などを手掛けていた。昨年惜しまれつつ亡くなったマルチェロ・ガンディーニが手掛けた一台となっており、ガンディーニ氏がベルトーネ在籍で最後に手掛けた一台である。
ガンディーニ氏らしい直線的で角ばったフォルムと、ZXやXMと並んでシトロエン車最後のリアハーフスカートを搭載の一台でどこか優雅さを感じる一台に仕上がっている。
GSAとCXの車格の間を埋める目的で、1982年秋に開催されたパリサロンで発表、展示していた。
日本国内では、当初は西武自動車での販売を行なっていたが、1989年にはマツダとユーノスも販売されていた。また、エグザンティアに世代交代するまで10年近くも輸入されていた。
フロントボンネットやリアハッチゲートは当時スーパーカーにも用いられていた素材であるFRP製であり(但し、初期型や一部の最後期型ではボンネットはスチール製)、車重は980kg(日本仕様では1,040kg~1,110kg)と軽量。
シトロエン DS から続くハイドロニューマティックサスペンションも健在。BXではフロントはストラット式でリアがトレーリングアーム式となり技術的にも先鋭化されている。
シトロエンの5ドアハッチバックとステーション車として開発されており、 カウンタック や ランチア ストラトス などを手掛けていた。昨年惜しまれつつ亡くなったマルチェロ・ガンディーニが手掛けた一台となっており、ガンディーニ氏がベルトーネ在籍で最後に手掛けた一台である。
ガンディーニ氏らしい直線的で角ばったフォルムと、ZXやXMと並んでシトロエン車最後のリアハーフスカートを搭載の一台でどこか優雅さを感じる一台に仕上がっている。
GSAとCXの車格の間を埋める目的で、1982年秋に開催されたパリサロンで発表、展示していた。
日本国内では、当初は西武自動車での販売を行なっていたが、1989年にはマツダとユーノスも販売されていた。また、エグザンティアに世代交代するまで10年近くも輸入されていた。
フロントボンネットやリアハッチゲートは当時スーパーカーにも用いられていた素材であるFRP製であり(但し、初期型や一部の最後期型ではボンネットはスチール製)、車重は980kg(日本仕様では1,040kg~1,110kg)と軽量。
シトロエン DS から続くハイドロニューマティックサスペンションも健在。BXではフロントはストラット式でリアがトレーリングアーム式となり技術的にも先鋭化されている。

日本ではあまり馴染みがない車…かと思いきや、新車当時はかなりの数が輸入されており、現在でも「日本一売れたシトロエン」といわれる程。
そしてこのBXを最もフィーチャーしたと思われる作品が、かつてTipo誌で連載されていた漫画「BOLTS AND NUTS!」である。
九州在住の作者が自らのカーライフを綴るノンフィクション漫画で、主役こそロータス・エランであるが、セカンドカーとして一時期BXの後期19TRS(GT収録車と同一グレード)を所有しており、漫画でもその様子が描かれていた。
最終的に不調が重なりわずか8か月で廃車にしてしまうが、その直後に改めて前期モデルを購入しており、作者の重度のシトロエン中毒ぶりが伺えるというものである。
loading tweet...— よしとも (@yoshitomoCRR) June 25, 2025
有識者によればポリフォニーには元Tipo氏のスタッフも在籍しているようなので、あながち無関係とも言い切れないのかもしれない。そしてこのポスト主であるよしとも氏もまた、前述した「BOLTS AND NUTS!」に出演していた。
解説
1976年、プジョーとひとつになり再スタートを切ったシトロエン。「シトロエンとはなにか」が改めて問われる状況下で、同社は1台の車を送り出す。1982年のパリサロンでデビューしたBXだ。
BXには、誰もが「シトロエンらしさ」を感じる要素が詰まっていた。GSやCXといった歴代シトロエン車のイメージを継承しつつ、直線基調な造形は圧倒的にモダン。キャビンは使い心地がよく、荷室も広い。デザインを手がけたのは、当時ベルトーネに籍を置いていたマルチェロ・ガンディーニだ。
メカニズムも凝っていた。プジョーとのパーツ共有化が進む中、サスペンションには伝統のハイドロニューマチックを採用。金属バネとショックアブソーバーの代わりに窒素ガスとオイルを用いるこの足まわりは、車高を自在に変えられる上、これぞシトロエンという独特の乗り心地を生んだ。
搭載エンジンは多様だったが、ここで紹介する19 TRSは1.9Lのガソリンを積むグランドツアラー的モデル。最高出力はさほどでもないが、比較的軽い車重と空力のいいボディが味方し、バカンスへのロングドライブも余裕でこなす体力を誇った。
結局BXは、12年間に渡って販売されるシトロエンの大ヒット作となる。フランスの自動車産業が変革を遂げる中、シトロエンの健在ぶりを示す象徴的な1台となったのである。
登場シリーズ
グランツーリスモ7
Ver.1.60アップデートで登場。
またウィークリーチャレンジでは早速当車のワンメイクレースが期間限定で配信された。
またウィークリーチャレンジでは早速当車のワンメイクレースが期間限定で配信された。
なお、この車のサイドブレーキはフロントに利くはずだがゲーム内では普通にリアに利く。
コメント
- ↑そういえば過去作にはシトロエンのラリーカーやGRBインプのラリーカーとかあったね、懐かしい -- (名無しさん) 2025-06-27 18:40:29
- 左サイドモール、サイズにもよるけどデカール崩れるような -- (名無しさん) 2025-06-27 20:59:51
- ノーマルサス最高、ドラゴントレイルの縁石をガッツリまたいでも暴れない。 -- (名無しさん) 2025-06-27 21:24:07
- 固有振動数とダンパーを硬めにしてもキチンと脚が動いてくれる、カングーを低重心にしたような感じでかなり面白い。ただエンジンは非力なのでpp550とかで使うならターボかナイトロ必須 -- (名無しさん) 2025-06-28 06:24:05
- 〇ンダのCR-X SiRみたい -- (名無しさん) 2025-06-28 10:25:53
- やっぱりフランス車はゲームでもアシが良いね。 -- (名無しさん) 2025-06-28 18:22:41
- レースカー追加しろという声がデカイけど、乗ればみんな魅力がわかる。結局はみんな好きになってしまうんだ。 -- (ジーン) 2025-06-29 19:25:29
- わしのためのゲームチャンネルじゃなくてフランクfrankになってた -- (名無しさん) 2025-07-03 18:38:40
- 可愛すぎ -- (名無しさん) 2025-09-01 19:54:21
- スワップ対応しなさそうで対応したマシン。FFでクワトロのエンジンは踏めんぞ… -- (名無しさん) 2025-10-02 08:55:35