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ランチア ストラトス '73

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ランチア ストラトス '73
Image Credit : Emula / Gran Turismo Archive
メーカー ランチア
英名 Lancia STRATOS '73
年式 1973
エンジン 829A.000
タイプ ロードカー
ミドシップ
カテゴリー N200
PP(初期値) 434.30
総排気量 2,418cc
最高出力 188PS/7,000rpm
最大トルク 23.0kgfm/4,000rpm
パワーウエイトレシオ 5.19kg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 3,710mm
全幅 1,750mm
全高 1,114mm
車両重量 980kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 5速
最高速度 250Km/h/282Km/h (フルノーマル/フルチューン時)
登場 グランツーリスモ2
グランツーリスモ3:A-Spec 没データ
グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
グランツーリスモSPORT
グランツーリスモ7
備考 サーキットの狼では原田和夫の愛車として登場

概要

ランチアがWRCに勝つ事だけを目的に開発した車。車名のストラトスは「成層圏」を意味の英語の“stratosphere”あるいはそのイタリア語である“stratosfera”が由来とされる。本車はその公道仕様である「ストラダーレ」。


デザイナーはランボルギーニ カウンタック LP400 '74も手掛けたデザイナー、マルチェロ・ガンディーニ。その名にふさわしい精悍なエクステリアをデザインした。
ラリーカーとしての活躍もさる事ながらスーパーカーブームでもその楔形のスタイルからスーパーカーの一台としても人気だった一台である。

1970年のトリノショーに発表されたストラトスのプロトタイプモデルである「ストラトス・ゼロ」は後のデザインの物とは違いSF映画のような未来的なデザインの車で、乗り込む際は前方のフロント部分を開いて乗り込むという奇抜なスタイル。後のラリーでの激しい活躍を見せたイメージから想像出来ないだろう。

ストラトスはホモロゲーション取得のために約500台分が生産されたのだが、この500台の中には組み立てられず部品単位で存在しているもの、火災で焼失したものも含まれるため、完成車の実数はさらに少ない。
オマケにストラトスは劣悪な実用性に加え、スーパーカーというには些か小さい馬力と排気量(ラリー競技に特化した車両なのでランボルギーニフェラーリのような車とは、そもそも性格が異なる)、プロドライバー達でさえも「直線では気を抜けない」、「全てのコースがコーナーであってくれれば良いと思ったくらい」と言われる程ピーキーな車で、発売当時はその特異な性格を理解できる人間は少なく、当時は全然売れなかったという。

しかしグループBの隆盛と共に状況は一変、ストラトスの資質が見直されるようになると数少なくなったオリジナル車両はコレクター同士で奪い合いとなり、現在に至るまでコレクターズアイテムとして人気を博す事となった。
その人気を裏付けるものとして、数多くのレプリカが製作されたり、イギリス・ロンドン新興のデザイン会社であるフェノメノンから、現代風にアレンジしたコンセプトモデルとして「フェノメノン・ストラトス」が発表されたりと、今でも根強い人気がある。
(フェノメノン・ストラトス)

GT7では中古車ディーラーで売られているが、やはり往年のスーパーカーなのでかなり高い。ヘタしたらレジェンドでも扱ってもいいぐらいの価値のあるクルマなので中古でも売られてると思えばまだマシか?
また、外装やレーシングパーツ等を購入しても未購入になったり純正に戻るバグを確認(GT7)しているので、GT7で所有を考えている人は注意。

余談
+ ...
漫画「サーキットの狼」では主人公風吹裕矢の3台目の愛車として登場した他、「北海の龍」の異名を持つ原田和夫の愛車としても登場。
特に裕矢のストラトスはなんとシルエットフォーミュラ仕様に改造され、ルマン・イン・ジャパン(日光レース)に参加した。
このシルエットフォーミュラ仕様は実際に実在していた仕様であり、ツール・ド・フランスやジーロ・ディタリア・アウトモビリスティコといったレースに出場。日本ではランチアストラトスターボの愛称でも知られる。
日本にも富士スピードウェイで開催された全日本F2000選手権のデモ走行イベント「スーパーカーVSレーシングカーショー」で星野一義が539番のアリタリアカラーのストラトスを運転し、日本でも話題に。
ミニカーのトミカやプラモデルでもこの仕様のが商品化するほどの人気で、漫画「サーキットの狼」の登場もその人気に答えての登場でもあったのだ。
この時のカーナンバー539番のアリタリアカラーのものは、車両は1980年代より長らく山梨県南都留郡の「ギャラリーアバルト自動車美術館」にて展示されていたが、欧州のコレクターErnst Hrabalek氏に渡り、自走可能な状態に復元されているという。

これも余談になるのだが、スーパーカーブームで人気を博していたストラトスは当時の子供たちからは、ランチアではなくランチャとか、ランチャーストラトスの名で定着していたという。

余談だが、アニメ「おしりたんてい」に登場するおしりダンディとおしりたんていがタコールラリーで乗る車、『ダンディア・スコカコス』のモデルがこの車。フォグランプの形がおしりマークになっている以外はもろストラトスのまんま。

解説

強烈なウェッジシェイプボディでラリーを暴れまわったミッドシップスポーツ

ベルトーネは1970年のトリノショーで「ストラトスゼロ」と呼ばれるコンセプトカーを出品する。楔(くさび)そのもののようなシルエットと乗降用のドアを兼ねた大きく開口するフロントガラスなど、あくまで実験的なデザインスタディとしての出品であったが、ベルトーネはこのクルマが運動性能有利なミドシップであることを売り文句に、既に旧態化していたフルヴィアに代わるラリーマシンを探していたランチアと共同で開発をスタートさせる。

ストラトスのボディは、鋼板溶接による強固なモノコックフレームにFRPの外装を被せたもの。シート背面に横置きされたDino 246GTの2.4l DOHC V6ユニットは低中速重視にデチューンされ、カムシャフト、クランクシャフト、ヘッドを専用品に変更し、ミッションもクロスレシオへと変更されている。走行性能はラリー好きなら言うまでもない。2180mmと極端に短いホイールベースに1457mmとかなり幅の広いリアトレッドは、コーナリングモンスターを生み出すのと引き換えに直進安定性はとんでもなくシビアで、このモンスターをてなずけるには相当な腕前が必要であった。しかし、元はといえばラリーで戦うためのマシンであり、実際のラリー活動では直進安定性を犠牲にした回頭性を武器に圧倒的な戦闘力で、ランチアに栄光をもたらした。

アンディによる評価

ランチア ストラトス
ラリーの名門が生んだ傑作ロードカーだ
1970年代のラリー界に
ミドシップレイアウトで登場
ラリーカーは抜群の速さと強さで
世界選手権タイトルも獲得している
スタイリングを手がけたのは
カーデザイン界の巨匠 マルチェロ・ガンディーニ
そして エンジンは
フェラーリのディーノ 246用V6という組み合わせ
この魅力を超えるクルマは そうないよ


登場シリーズ


グランツーリスモ2

耐久レースシリーズのアプリコットヒルで入手可能。
5色の中からランダム。更に1/2でのランダム入手なので根気と運がいる。

グランツーリスモ3: A-Spec

没データ として登場。なぜ登場しなかったのかは不明。

グランツーリスモ4

Cr.13,397,000で購入。

グランツーリスモ(PSP)

Cr.13,397,000で購入。

グランツーリスモ5

ユーズドカーディーラーでCr.26,329,600で購入。

グランツーリスモ6

Cr.37,500,000で購入。

グランツーリスモSPORT

Cr.60,000,000で購入。高いけど、まあ、クラシックなスーパーカーでもあるので。

グランツーリスモ7

中古車ディーラーにCr.53,210,000で売られており、走行距離等で多少価格が変動する。
やっぱ70年代初頭の古い少量生産車なのでお高いです。ヘタしたらレジェンドディーラーでも売られてもおかしくないかも……?また、2022年3月26現在概要欄の様なバグが確認できるため、1.09以降で修正されることを願う。

コメント

  • これレジェンドカーじゃ無いんか… まあ滅茶苦茶高いのを増やされても困るけど -- (名無しさん) 2024-01-16 15:51:57
  • ロードレース仕様のロングテールもほしい -- (名無しさん) 2024-02-11 08:28:40
  • グループ5のターボ仕様ほしい…… -- (名無しさん) 2025-02-03 12:04:27
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