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日産 NISSAN CONCEPT 2020 VGT

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日産 NISSAN CONCEPT 2020 VGT
Image Credit : Emula / Gran Turismo Archive
メーカー 日産
英名 Nissan CONCEPT 2020 Vision Gran Turismo
エンジン V6-Nissan-VGT
タイプ ロードカー
ビジョングランツーリスモ
カテゴリー Gr.X(GTSのみ)
PP(初期値) 685.73
総排気量 -cc
最高出力 707PS/6,500rpm
最大トルク 70.0kgfm/3,500rpm
パワーウエイトレシオ 2.23kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 TB
全長 -mm
全幅 -mm
全高 -mm
車両重量 1,575kg
重量バランス 50対50
トランスミッション 7速
最高速度 フルノーマル 358km/h/フルチューン 361km/h
登場 グランツーリスモ6
グランツーリスモSPORT
グランツーリスモ7
備考 次期GT-Rの未来を想像したバーチャルコンセプトカー

概要

日産とグランツーリスモのコラボで生まれた、まったく新しいクルマ。英国ロンドンにある日産デザインヨーロッパの若手デザイナーが「将来のスポーツカーの方向性のヒントを与えるモデル」としてデザインしたらしい。

コンセプトトゥエンティートゥエンティーとか言っているが、2020年から時が経った現在においても何かしらの形で製品化されていない。発表当初は「次期型GT-Rでは?」なんて言われたりもしたが…?一応2017年モデルの GT-R に少しばかり影響を与えているし、50台の限定モデルであるGT-R50 by イタルデザインは日産VGTのロードバージョンとも言える見た目。さらにそれからしばらく置いて経った2023年のジャパンモビリティショーで公開されたハイパーフォースにもその意匠が感じる。

「将来のスポーツカーの方向性のヒントを与えるモデル」として、りっぱに役目を果たしたと言えるだろう。

GT7のゲーム内では多くの情報が伏されており、その上殆どのチューン行為が不可能となっている。レーシングカーか、お前は。最高速度が3キロしか変わらないのも、固定されたギア比でタイヤコンパウンドの違い(フルノーマルはSM/フルチューンはRS)である事で説明出来る。GT-R ニスモ GT3 '18と同等のレッドゾーンや排気音から、VR38DETTのGT3仕様を高出力化したエンジンを搭載していると考えられる。

解説

日産はその80年に及ぶ歴史の中で、つねにスポーツドライビングの可能性を探ってきた。特にグランドツーリングを志向したGTカーにおいては、他の追随を許さない絶対的パフォーマンスと、日常域の快適性を両立し、独自のブランドを築いてきた。そしてここに来るべき近未来をイメージした次世代のGTコンセプト、「NISSAN CONCEPT 2020 Vision Gran Turismo(日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ)」を登場させる。

デジタルの開発環境によって、デザイン表現、開発プロセスは革新的な進化をしている。デザイナーが、よりスピーディにその直観を表現できる環境が揃いつつある昨今、彼らのイマジネーションは「グランツーリスモ」というバーチャル上の環境へ、そのあるべき姿を具現化する可能性を見出した。英国の若手デザイナーたちによってバーチャルモデリングされたスタイリングスタディが、日本の開発拠点にいる若手エンジニアの魂を刺激し、国境をまたいだ各種の技術的検討、シミュレーションがなされ、今回「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトとして、その3Dモデル上のエンジンに火を灯すこととなった。

英国ロンドンにある日産デザインヨーロッパにおいて、英国の長いレース文化、グランドツーリング文化に触れたデザイナーが示すスタイリングは、オーセンティックなシルエットと、そのディティールに日産らしく大胆かつ周到な技術的裏付けをもって進められた。2+2のキャビンを取り巻くフレームの前後には、しっかりとしたスタンスを感じさせる大胆な形状のフェンダーが、翼のように前後に嵌合(かんごう)する。

オーガニックなフロントフェンダーと、ジオメトリックなリアフェンダーは、互いに絡まるようにタイヤを取り囲むことによって、前方から押し寄せる空気の塊を切り裂き、適切な機能に従ってボディ内部に導いている。フロントサイドインレットに入った空気は、ホイールの内側を通過し、フロントフェンダーアウトレット下部に配されたエキゾーストによって加速度的に引き抜かれるため、ボディは最小限の力で空気の壁を切り開いていく。その下流ではリアフェンダー内に流路を形成し、そのまま後方に空気が抜けていくことで、車両後方に発生する剥離渦を最小限に抑えている。空気の流れだけを見れば、このボディデザインが、箱状の見た目に反してル・マンレーサーのような構成になっていることに気づくだろう。

リアのアクティブウイングは速度領域に従って昇降し、300 km/hにおいて実に400 kgを超える強力なダウンフォースをデフブロックに直接押し当てる。またアンダーフロアにおいては、フロア下に流入した空気をフロントフェンダーアウトレットへ導くフロントアップスィープと、リア大型ディフューザーが強力な負圧を発生し、レーシングカー並みの前後ダウンフォースを生み出している。このように、速度が空気を味方につけ、すべてを走りのために活かすアイディアが各所に盛り込まれている。

パワートレインは、V6ツインターボに3つのモーターを追加したパフォーマンスハイブリッドFR-4WDシステムを想定している。前後に配された高出力モーターは、いかなる状況からもアクセル操作にダイレクトで強烈な加速を生み出し、その加速はエンジンにより次のコーナーまで持続する。また、左右独立のフロントモーターによるトルクベクタリングと、空力性能を常に最大限に発揮するアクティブサスペンションにより、超高速域でも乱れのないスムーズなコーナリングを可能とし、全域で瞬時にドライバーを解き放つパフォーマンスを秘めている。

このように「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」は、デザイナーの直感と、綿密な技術検証が高度に融合した、日産が来るべき将来に対して提案する、ひとつの可能性を示したビジョンである。

登場シリーズ


グランツーリスモ6


グランツーリスモSPORT

Cr.100,000,000で購入。

グランツーリスモ7

Cr.100,000,000で購入。

コメント

  • このクルマ映画の「アライブフーン」で主人公が大会のときに運転してた車だネ -- (名無しさん) 2024-09-18 19:25:29
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