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フォード GT40 Mark I '66

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フォード GT40 Mark I '66
Image Credit : Emula / Gran Turismo Archive
メーカー フォード
英名 Ford GT40 Mark I '66
年式 1966
エンジン Windsor-289
タイプ ロードカー
○○
カテゴリー N400
PP(初期値) XXX
総排気量 4,736cc(GT3)
4,727cc(GTS以降)
最高出力 311PS/5,900rpm(GT3)
359PS/6,500rpm(GTS以降)
最大トルク 45.1kgfm/4,000rpm(GT3)
46.5kgfm/5,500rpm(GTS以降)
パワーウエイトレシオ 3.209kg/PS(GT3)
XX.XXkg/PS(GTS以降)
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 4,293mm(GT3)
4,191mm(GTS以降)
全幅 1,778mm
全高 1,016mm(GT3)
1,029mm(GTS以降)
車両重量 998kg(GT3)
1,080kg(GTS以降)
重量バランス XX対XX
トランスミッション 5速(GT3)
4速(GTS以降)
最高速度 XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)
登場 グランツーリスモ2
グランツーリスモ3:A-Spec
グランツーリスモ6
グランツーリスモSPORT
グランツーリスモ7
備考 全ては打倒フェラーリ。アメリカの誇りを乗せた“ホースキラー”

概要

1960年代、フォードはイメージ向上を狙ってモータースポーツの分野で活躍すべく、当時無敵を誇っていたフェラーリのレーシングチーム、「スクーデリア・フェラーリ」の買収を試みるが、フェラーリの創業者のエンツォの逆鱗に触れ、結局フィアットが介入し交渉は決裂する。これに怒ったフォードは『打倒フェラーリ』を目標にフェラーリに負けないアメリカ製のGTレーサーの製造を開始する。

そこでフォードはイギリスのローラ・カーズ社のエリック・ブロードレイと提携、「ローラGT」をベースとし、シャーシ製作にアビーパネルズ社、ボディ設計をスペシャライズドモールディング社に依頼し、打倒フェラーリを目指しレーシングカーを開発する計画を立てた。これが「GT40」の始まりである。

当初は発展途上故に信頼性が不足しており64年、65年のルマンでは惨敗してしまうが、めげずに改良を続けていき66年には7リッターのマークⅡモデルが3台並んでゴールし1〜3位の表彰台を独占。フェラーリの連勝を6で止めてフェラーリ打倒の目標を達成する。
このストーリーは2019年に製作された映画『フォードvsフェラーリ』でも描かれている有名なエピソードだ。

ちなみに、このフォードGTの開発に携わったドライバーにはマクラーレンの創業者となるブルース・マクラーレンも参加しており、レースでの出場も果たしている他、同じく開発ドライバーでレース出場も果たしているダン・ガーニー氏と、後にF1でもコンストラクターチームを率いる人物が関わっていた。

グランツーリスモで収録されているこちらのモデルは4・7リッターエンジンのマークIモデル。こちらはGT40が7リッターモデルが主力となってからもカスタマー向けに50台以上が製造され、スポーツカーとしても公認を得た。そこで1968年にかつて開発に関わったイギリスのジョン・ワイヤー(JW)・オートモーティブが独自に改良熟成したGT40を選手権に投入。ガルフカラーを纏ったGT40は意外にもトップ争いを繰り広げていき、ライバルで本命とされていた最新鋭のプロトタイプモデルのポルシェ908を相手に互角の勝負を見せて僅差でシリーズタイトルを獲得。ルマン24時間でも68年、69年を制覇し結果的に4連勝を達成する事となった。

GT3にはその1969年仕様のレースカーと一緒にロードモデルのこのクルマが収録されていたが、何故かGT4以降は収録されていない。

最後にちょっと珍しい経歴のGT40を。こちらは、アフリカ南部のアンゴラで活躍していたプライベーター、エミリオ・マータ氏にデリバリーされた個体の物で、アンゴラ国内のレースで大活躍、1973年でアンゴラ選手権のチャンピオンになり、なんと後にエミリオ・マータ氏がポルトガルに移ってからも1979年まで使用されていた。70年代後半ではだいぶスポーツカーレースの主体となるカテゴリーも変わっているはずなのにそれでも長く活躍していたのがすごい。
現在はスイスのコレクターが保管しているとか。

解説

アメリカのフォードが、ル・マン24時間レースにおいて、フェラーリを倒すために開発され、1965年に登場したのがこのGT40というマシンである。
非常に低く構えたそのスタイルは、まさにモータースポーツでの勝利を運命づけられたともいえるカタチ。ちなみにその車名は、車高がわずか40インチ(1016mm)しかなかったことに由来したものである。シャシーはレーシングカーの定番であるチューブラースペースフレームを採用しており、そこにFRP製の軽量ボディを架装したタイプである。
搭載されるエンジンは、当初はインディ用として開発された4.2リッターの排気量から350psを発生するV型8気筒OHVが採用されていたが、パワーアップを図るために、キャロルシェルビーが手がけたモンスターマシン、コブラに搭載された385psを発生する4.7リッターのV型8気筒OHVを搭載した。
そして1965年のル・マン24時間レースに、6台のマシンが出場したわけだが残念ながら勝利を得ることはできず、1966年にはマークⅡにステップアップ。このモデルでは、パワーユニットがさらに7リッターの排気量を持つV型8気筒OHVと強力なものとなり、最高出力で500psを実現するものとなった。そして1966年のル・マン24時間レースに出場し優勝。ル・マン史上初のアメリカマシンによる制覇を実現したのだ。またこの後1967年には進化させたマークⅣを投入し、優勝。1968年には排気量制限が設けられたものの、フォードは5.0リッターの排気量としたGT40で優勝。実際に打倒フェラーリを実現したのだった。
そんなGT40の中でも有名なのが、オイルメーカーであるガルフがスポンサードしたマシン。サックスブルーにオレンジをあしらったその車体は、多くの人の目に焼き付く名車だったといえる。
グランツーリスモ2の車両解説より)


登場シリーズ


グランツーリスモ2

『理不尽!ヒストリックカーカップ第2戦問題!』で多くのプレイヤーから敵役にされてしまう。
フォードのスペシャルモデル内から、Cr.50,000,000で購入可能である。車両ロゴは至って普通のゴシック体となっている。

グランツーリスモ3: A-Spec

アマチュアリーグ:グランツーリスモ・オールスターズ(総合優勝)のプレゼントカーとしてランダム入手。意外にもここでしか入手出来ない。
諸性能はグランツーリスモ2と同等。なお、グランツーリスモSPORT以降に収録されたものとは異なり5速となっている。
恐らくグランツーリスモ6以降に収録されたものとは別個体。

プロフェッショナルリーグのMRチャレンジにライバルとして出現。あのトラウマを思い出させる。
アーケードモードで使っても、クラスAのスポーツカーたちが登場する。

グランツーリスモ6

Cr.280,000,000で購入。

グランツーリスモSPORT

Cr.280,000,000で購入。

グランツーリスモ7

レジェンドカーでCr.625,000,000で購入。

コメント

  • mark 4 に繋がりますね -- (名無しさん) 2024-02-02 17:18:25
  • 素でウィンザーを積んでるからGACマーヴェリックのエンジンを載せれたら面白そう -- (名無しさん) 2024-02-13 16:33:33
  • とにかくまずこの車の値段を知りたいんですけど。 -- (名無しさん) 2024-06-30 01:37:41
  • チューブラーフレームじゃなくてモノコック。 -- (名無しさん) 2024-08-05 13:07:51
  • デフォルトだとミッションが4速だけど実車は66年式の場合5速なんよね。64年式とレースカーは4速なんでそれと混同した? -- (名無しさん) 2024-11-07 10:59:14
  • ↑66年式ロードカーって本当は5速なの?それが分かる資料が見当たらない?んだが。それか収録した個体が4速か -- (名無しさん) 2024-11-07 13:53:29
  • https://www.carscoops.com/2023/12/this-1966-ford-gt40-is-one-of-just-30-road-cars-ever-built/ -- (名無しさん) 2024-11-07 19:24:37
  • ↑追記。GT40は64年式(プロトタイプ)は4速と5速が混在、マークⅡが4速。マークⅠはロードカー・レースカー共に5速ですね。 -- (名無しさん) 2024-11-07 19:27:39
  • ↑1ほえーマジか。↑2のマークⅠのテールランプって形がマークⅡのテールランプに近いな -- (名無しさん) 2024-11-07 20:17:18
  • GT3も66年式だけどあっちは5速、GTSのは4速…64年式と間違えたのかギアデータの資料が無かったのか… -- (名無しさん) 2024-11-08 03:14:41
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