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トヨタ GRスープラ RZ '19 - (2025/08/19 (火) 13:47:00) の1つ前との変更点

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#center(){ &table_color(,#cccccc) |>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){トヨタ GRスープラ RZ '19}| |>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/5F5UrDx.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/Gc2neKR.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=77563566]]| |~|~メーカー|[[トヨタ]]| |~|~英名|Toyota GR Supra RZ '19| |~|~年式|2019| |~|~エンジン|B58-GR-Supra-'19| |~|~タイプ|ロードカー| |~|~カテゴリー|N300| |~|~PP(初期値)|536.25| |~|~総排気量|2,998cc| |~|~最高出力|340PS/5,800rpm| |~|~最大トルク|51.0kgfm/1,500rpm| |~|~パワーウエイトレシオ|4.46kg/PS| |~|~駆動形式|FR| |~|~吸気形式|TB| |~|~全長|4,380mm| |~|~全幅|1,865mm| |~|~全高|1,295mm| |~|~車両重量|1,520kg| |~|~重量バランス|51対49| |~|~トランスミッション|8速| |~|~最高速度|293Km/h (フルノーマル)| |~|~ダート走行|可能| |~|~登場|[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]| |~|~備考|[[BMW]]製じゃないか?とは言わないお約束| } *概要 &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=q0E-YXUOy0k)5代目となるスープラは2019年のデトロイトモーターショーで発表された。 [[BMW]]との共同開発で&bold(){3代目Z4}とは、エンジンやシャシー等の基本プラットフォームを共有する&bold(){兄弟車の関係}にある。 グレードは&bold(){「RZ」「SZ-R」「SZ」}の3種類存在し、「RZ」は従来通り直列6気筒を搭載。「SZ-R」「SZ」はスープラとしては初となる&bold(){直列4気筒エンジン}を搭載している。 DB42が正しい呼び方だが、先代達が[[A70>トヨタ スープラ 3.0GT Turbo A '88]]、[[A80>トヨタ スープラ RZ '97]]系なためか、A90と呼ばれる事が多い。(上述の通り実際の形式番号はAも90も使われていない。さらにいうとDBの部分こそ同じだが、その後の付番が各グレードどころか同一グレードのマイナーチェンジだけでも変わっており、複雑怪奇な物となっている。) &image(width=450,https://blog-imgs-123.fc2.com/e/t/h/ethicallifehack/bmw-z4-vs-supra-11.jpg) [[86>トヨタ 86 GT '15]]と同様に他社との共同開発で、BMWと共同開発した主な理由は歴代スープラからの伝統である&bold(){「直6エンジン+FR」}というパッケージングを実現するためであり、5代目開発プロジェクトが開始された2012年当時に直列6気筒エンジンを世界で唯一製造していた自動車メーカーがBMWであったためである。 一部ではZ4の外観違いと言われているが、[[86>トヨタ 86 GT '15]]&[[BRZ>スバル BRZ S '15]]の時とは違いエンジンやプラットフォームなどの車体構成に不可欠な主要部品をBMWと共同開発した後、トヨタ側はスープラ、BMW側ではZ4を開発するチームを別個に立ち上げ、互いの車両の構想を練った後に共有できるものは両車種で共有するという、通常とは異なる手法で開発された。 単なる外観違いというのは誤りなので、あまりイジらないようにしよう。 他の車で言えば、[[ガヤルド>ランボルギーニ ガヤルド LP 560-4 '08]]・[[ウラカン>ランボルギーニ ウラカン LP 610-4 '15]]&[[R>アウディ R8 4.2 FSI R tronic '07]][[8>アウディ R8 Coupé V10 plus '16]]のような関係に近い。 またマフラーはトヨタが開発したものを採用しており、音質やアフターファイヤの実現などはBMWに羨ましがられたんだとか。 ただベースがZ4かつ製造は生産設備を共有している&bold(){マグナシュタイヤー(オーストリア)}である為、ボディ強度が欧州の規格そのままなのでボディ強度が高くボディ加工に手間かかったり、CPUの考え方もBMWなので、ECU制御に大きな課題があったりと、日本チューナー達を悩ませてしまっている。 また製造元の都合か、&bold(){日本メーカーの車でありながらワイパーとウインカーレバーの位置が国産車とは逆}という所も混乱しやすい点。 前述の通りスープラは初代から一貫して直6エンジンのみを搭載していたが、5代目からは販促用モデルであるSZ・SZ-Rグレードがスープラでは初となる直4エンジンを搭載して登場する事となった。 直4搭載モデルは日本のような排気量で自動車税の税額を決定する地域向けであり、そのような制度が存在しない北米などの地域では直6モデルのみで販売がスタートした。 主力こそ直6モデルにやや劣るものの、車重の軽さから直6モデルに引けをとらない実力を持つ。一方で伝統の直6でない点は賛否が割れるところか。 特に織戸学や脇坂寿一には&bold(){「スープラに4気筒はありえない」}とまで酷評されているが、実はこの2名、JGTC時代にはトヨタのファクトリードライバー(寿一は今でもトヨタ陣営)で、3S-GTE(4気筒)換装のスープラをドライブしていた経験の持ち主だったりする…あれ?。 もしかしたら元々スープラは「[[セリカの6気筒モデル>トヨタ セリカ XX 2800GT '81]]」として発売された経歴があるので、&bold(){4気筒じゃスープラじゃなくてセリカやんけ}という事かもしれないが。 なんなら寿一に至っては「魔改造3UZ(8気筒)」のスープラをドライブした経験すらある。レースカーはレースカー、市販車は市販車で別物というアレですかね。 海外でも鼻先が軽い4気筒モデルが欲しいという声がそれなりにあったらしく、2年後に4気筒モデルが北米に追加された…のだが2024年のマイナーチェンジで「やっぱり売れんかった…」という理由で廃止される模様。 グランツーリスモシリーズではSPORTから収録され、後に[[20年式>トヨタ GRスープラ RZ '20]]も追加されたが、現状「RZ」のみが収録されている。&size(70%){&color(gray){というかSZ-R以下を収録しているゲーム自体が稀。やはり直4モデルはどうにもいらない子扱いを受けている。}} 兄弟車であるBMW・Z4が2026年に生産を終了するという噂から、スープラの動向も注目されていたが、2024年11月28日にTOYOTA GAZOO Racingが正式に生産終了を予告した。 同時に一部改良型ならびに、現行型の集大成として特別仕様車&bold(){ “A90 Final Edition”}を発表。&size(70%){&color(gray){A90呼びはもう公認として見ていいようだ…。}} [[GRスープラGT4>トヨタ GRスープラ (ニュル'19参戦リバリー)]]から得た技術・知見を量産車に色濃くフィードバックしたスペシャルな仕上りとなっており、300台限定での発売を[[予定しているという>https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/wp2024/]]。 共に国産スポーツカーを代表するビッグネームであり、スーパーGTでも競い合った[[R35型GT−R >日産 GT-R Premium edition T-spec '24]]も生産終了となり、一旦国産スポーツカーを代表するビッグネーム2台が一旦再び幕を閉じるという事になるが、両者共に近いうちにその後を継ぐ後継スポーツカーが生まれる事を切に願うばかりだ。 他の作品での活躍 #region TVアニメ化が決定した「MFゴースト」でも高橋啓介が育成した気鋭のドライバーである諸星瀬名が乗り、高橋啓介のRX−7と同じイエローに塗られている。 アニメ公式サイトによると、第3戦まで登場していたスープラは&bold(){SZ-R}((原作では詳しいグレードが明かされなかったが、130話では本来エンケイ製のホイールのハズが、RZの純正ホイールになっている描写ミスがある。これを見るに原作では最初からRZのつもりで出演させている可能性が高い。またゲームなど一部メディアでも最初からRZとして扱われている。))であり、ハイパワーな欧州スーパーカー達を相手にオーバーテイクしていく高い実力を見せている。 第4戦からはRZに乗り換えたようで((153話にて「スープラ変わりました」という台詞があるが、これがSZ-RからRZに乗り換えたということなのか、単に外観やチューン内容が変わったということなのか詳細は不明。アニメ版はSZ-Rなので前者という事になるが…また作中瀬名のスープラ改に対し「3リッターのツインターボ」と言及されるシーンがある。))、[[BLITZ>ブリッツ]]製の「AERO SPEED R-Concept」が施されている。 #twitter_widget3(){<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">◢◤◢◤◢◤◢◤<br>2023年放送<br>TVアニメ「<a href="https://twitter.com/hashtag/MF%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MFゴースト</a>」<br>現場制作レポート🎬<br>◢◤◢◤◢◤◢◤<br><br>トヨタ・GRスープラRZ 3DCGモデリング写真を公開📷<br><br>✅「スープラ」ベストカー名車列伝<a href="https://t.co/LeiIF5jJHa">https://t.co/LeiIF5jJHa</a><br><br>✅<a href="https://t.co/beHULZR4yy">https://t.co/beHULZR4yy</a> <a href="https://t.co/0LJIXQo3Zw">pic.twitter.com/0LJIXQo3Zw</a></p>&mdash; TVアニメ MFゴースト 公式 🚘 2023年放送! (@mfg_anime) <a href="https://twitter.com/mfg_anime/status/1609143956155109389?ref_src=twsrc%5Etfw">December 31, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>} &image(https://cdn-img.comic-days.com/public/episode-thumbnail/3269754496464615601-47e7b322fb8f5899d0ad41a74bd8ff08?1629942452) &youtube(https://youtu.be/xFEWkgGr5EI)「ハイドライバーズ」でもロックバンドも務めるチーム「シンデスティニー」が乗るのがこのクルマ。こちらもイエローである。 [[先代>トヨタ スープラ RZ '97]]が主演した事でも有名な「ワイルドスピード」シリーズでも「ジェットブレイク」に登場。 ハンとミアが搭乗し、オレンジをベースとし一部はブラックに塗装されている「TOKYO DRIFT」に登場したハンのFDを彷彿させるカラーリングとなっている。 &image(width=450,https://cdn-image.as-web.jp/2021/07/19002301/asimg_0718-05_4c60f4475490f7b-1280x853.jpg) #endregion *解説 &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=XtnQyaaIBKA) 2002年に惜しまれながら生産を終了したトヨタのスープラが2019年の北米国際自動車ショーで復活した。 直列6気筒エンジンとリアドライブを継承したこのトヨタのフラッグシップスポーツカーのチーフエンジニアは、86を世に送り出した太田哲哉氏だ。"Numbers are one thing, Feelins what matters"というスローガンに基づき、ドライバーの感性に訴えるクルマ造りを推進。低重心かつ50:50の前後重量配分という理想のボディバランス、ツインスクロールターボによる力強い加速、ワイドボディとショートホイールベースによるクイックなハンドリングは、ビュアスポーツカーの理想を追求した結果だ。グラマラスでエレガントなフォルムとストレート6が奏でるエンジンサウンドが、唯一無二のオーラを放つ。 実際のモータースポーツのみならず「[[グランツーリスモ]] SPORT」参戦をも前提に開発が進められたこのスポーツカー。リアルとバーチャル、双方のレースでの活躍が期待される。 *[[マーティン]]による評価 #center(){|&image(width=200,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/528/13/Martin.jpg)|ビッグパワーのFRスポーツカーなら&br()GRスープラがおすすめです&br()最上級グレードのRZは&br()3Lの直6ターボエンジンを搭載&br()340PSのパワーと51kgfmのビッグトルクが魅力です&br()80スープラの生産終了から約20年ぶりの復活とあって&br()世界中から注目も集めました&br()レースやドリフト、カスタム界でも&br()すでに引っ張りだこの1台です|} *登場シリーズ **グランツーリスモSPORT Cr.10,000,000で購入。 **グランツーリスモ7 ブランドセントラルにてCr.7,000,000で購入可能。 だが、たった300,000の値上げでパワーが47馬力も上がった上に、カフェの攻略でも入手可能な[[20年式>トヨタ GRスープラ RZ '20]]の存在から、こちらを選ぶ意義はあまりないに等しかった。 しかしVer.1.42アップデートから先代の2JZエンジンへと換装可能に。(&s(){これで真の意味で新生スープラとなれるか。)} 同じくエンジンスワップに対応するようになった20年式はまた[[別のエンジン>レクサス LFA '10]]を載せれるようになっており、あちらは天使の咆哮と引き換えにフルチューンしても元のB58よりもパワーが伸びず、最終的にあちらを上回るパワーを得れるようになった。 &image(https://d1gp.co.jp/wp-content/uploads/2022/10/eva-02.jpg) ちなみにGRスープラと2JZの組み合わせは、ビッグトルクかつハイパワーなマシンを要求される現代のドリフト競技においては王道中の王道ともいえる組み合わせだ。 *コメント #comment_num2(log=トヨタ GRスープラ RZ '19/コメントログ)
#center(){ &table_color(,#cccccc) |>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){トヨタ GRスープラ RZ '19}| |>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/5F5UrDx.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/Gc2neKR.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=77563566]]| |~|~メーカー|[[トヨタ]]| |~|~英名|Toyota GR Supra RZ '19| |~|~年式|2019| |~|~エンジン|B58-GR-Supra-'19| |~|~タイプ|ロードカー| |~|~カテゴリー|N300| |~|~PP(初期値)|536.25| |~|~総排気量|2,998cc| |~|~最高出力|340PS/5,800rpm| |~|~最大トルク|51.0kgfm/1,500rpm| |~|~パワーウエイトレシオ|4.46kg/PS| |~|~駆動形式|FR| |~|~吸気形式|TB| |~|~全長|4,380mm| |~|~全幅|1,865mm| |~|~全高|1,295mm| |~|~車両重量|1,520kg| |~|~重量バランス|51対49| |~|~トランスミッション|8速| |~|~最高速度|293Km/h (フルノーマル)| |~|~ダート走行|可能| |~|~登場|[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]| |~|~備考|[[BMW]]製じゃないか?とは言わないお約束| } *概要 &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=XtnQyaaIBKA)5代目となるスープラは2019年のデトロイトモーターショーで発表された。 [[BMW]]との共同開発で&bold(){3代目Z4}とは、エンジンやシャシー等の基本プラットフォームを共有する&bold(){兄弟車の関係}にある。 グレードは&bold(){「RZ」「SZ-R」「SZ」}の3種類存在し、「RZ」は従来通り直列6気筒を搭載。「SZ-R」「SZ」はスープラとしては初となる&bold(){直列4気筒エンジン}を搭載している。 DB42が正しい呼び方だが、先代達が[[A70>トヨタ スープラ 3.0GT Turbo A '88]]、[[A80>トヨタ スープラ RZ '97]]系なためか、A90と呼ばれる事が多い。(上述の通り実際の形式番号はAも90も使われていない。さらにいうとDBの部分こそ同じだが、その後の付番が各グレードどころか同一グレードのマイナーチェンジだけでも変わっており、複雑怪奇な物となっている。) &image(width=450,https://blog-imgs-123.fc2.com/e/t/h/ethicallifehack/bmw-z4-vs-supra-11.jpg) [[86>トヨタ 86 GT '15]]と同様に他社との共同開発で、BMWと共同開発した主な理由は歴代スープラからの伝統である&bold(){「直6エンジン+FR」}というパッケージングを実現するためであり、5代目開発プロジェクトが開始された2012年当時に直列6気筒エンジンを世界で唯一製造していた自動車メーカーがBMWであったためである。 一部ではZ4の外観違いと言われているが、[[86>トヨタ 86 GT '15]]&[[BRZ>スバル BRZ S '15]]の時とは違いエンジンやプラットフォームなどの車体構成に不可欠な主要部品をBMWと共同開発した後、トヨタ側はスープラ、BMW側ではZ4を開発するチームを別個に立ち上げ、互いの車両の構想を練った後に共有できるものは両車種で共有するという、通常とは異なる手法で開発された。 単なる外観違いというのは誤りなので、あまりイジらないようにしよう。 他の車で言えば、[[ガヤルド>ランボルギーニ ガヤルド LP 560-4 '08]]・[[ウラカン>ランボルギーニ ウラカン LP 610-4 '15]]&[[R>アウディ R8 4.2 FSI R tronic '07]][[8>アウディ R8 Coupé V10 plus '16]]のような関係に近い。 またマフラーはトヨタが開発したものを採用しており、音質やアフターファイヤの実現などはBMWに羨ましがられたんだとか。 ただベースがZ4かつ製造は生産設備を共有している&bold(){マグナシュタイヤー(オーストリア)}である為、ボディ強度が欧州の規格そのままなのでボディ強度が高くボディ加工に手間かかったり、CPUの考え方もBMWなので、ECU制御に大きな課題があったりと、日本チューナー達を悩ませてしまっている。 &image(width=450,https://ascii.jp/img/2020/12/23/3136812/o/9089ec68e3bc8c60.jpg)(画像はSZが搭載する2リットル直4ターボエンジン) 前述の通りスープラは初代から一貫して直6エンジンのみを搭載していたが、5代目からは販促用モデルであるSZ・SZ-Rグレードがスープラでは初となる直4エンジンを搭載して登場する事となった。 直4搭載モデルは日本のような排気量で自動車税の税額を決定する地域向けであり、そのような制度が存在しない北米などの地域では直6モデルのみで販売がスタートした。 主力こそ直6モデルにやや劣るものの、車重の軽さから直6モデルに引けをとらない実力を持つ。一方で伝統の直6でない点は賛否が割れるところか。 特に織戸学や脇坂寿一には&bold(){「スープラに4気筒はありえない」}とまで酷評されているが、実はこの2名、JGTC時代にはトヨタのファクトリードライバー(寿一は今でもトヨタ陣営)で、3S-GTE(4気筒)換装のスープラをドライブしていた経験の持ち主だったりする…あれ?。 もしかしたら元々スープラは「[[セリカの6気筒モデル>トヨタ セリカ XX 2800GT '81]]」として発売された経歴があるので、&bold(){4気筒じゃスープラじゃなくてセリカやんけ}という事かもしれないが。 なんなら寿一に至っては「魔改造3UZ(8気筒)」のスープラをドライブした経験すらある。レースカーはレースカー、市販車は市販車で別物というアレですかね。 海外でも鼻先が軽い4気筒モデルが欲しいという声がそれなりにあったらしく、2年後に4気筒モデルが北米に追加された…のだが2024年のマイナーチェンジで「やっぱり売れんかった…」という理由で廃止される模様。 グランツーリスモシリーズではSPORTから収録され、後に[[20年式>トヨタ GRスープラ RZ '20]]も追加されたが、現状「RZ」のみが収録されている。&size(70%){&color(gray){というかSZ-R以下を収録しているゲーム自体が稀。やはり直4モデルはどうにもいらない子扱いを受けている。}} 兄弟車であるBMW・Z4が2026年に生産を終了するという噂から、スープラの動向も注目されていたが、2024年11月28日にTOYOTA GAZOO Racingが正式に生産終了を予告した。 同時に一部改良型ならびに、現行型の集大成として特別仕様車&bold(){ “A90 Final Edition”}を発表。&size(70%){&color(gray){A90呼びはもう公認として見ていいようだ…。}} &image(width=450,https://toyotagazooracing.com/pages/contents/jp/gr/assets/img/supra/final_edition/pic_kv_pc.jpg))Image Credit : [[toyotagazooracing.com>https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/final_edition/]] [[GRスープラGT4>トヨタ GRスープラ (ニュル'19参戦リバリー)]]から得た技術・知見を量産車に色濃くフィードバックしたスペシャルな仕上りとなっており、300台限定での発売を[[予定しているという>https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/wp2024/]]。 共に国産スポーツカーを代表するビッグネームであり、スーパーGTでも競い合った[[R35型GT−R >日産 GT-R Premium edition T-spec '24]]も生産終了となり、一旦国産スポーツカーを代表するビッグネーム2台が一旦再び幕を閉じるという事になるが、両者共に近いうちにその後を継ぐ後継スポーツカーが生まれる事を切に願うばかりだ。 他の作品での活躍 #region TVアニメ化が決定した「MFゴースト」でも高橋啓介が育成した気鋭のドライバーである諸星瀬名が乗り、高橋啓介のRX−7と同じイエローに塗られている。 アニメ公式サイトによると、第3戦まで登場していたスープラは&bold(){SZ-R}((原作では詳しいグレードが明かされなかったが、130話では本来エンケイ製のホイールのハズが、RZの純正ホイールになっている描写ミスがある。これを見るに原作では最初からRZのつもりで出演させている可能性が高い。またゲームなど一部メディアでも最初からRZとして扱われている。))であり、ハイパワーな欧州スーパーカー達を相手にオーバーテイクしていく高い実力を見せている。 第4戦からはRZに乗り換えたようで((153話にて「スープラ変わりました」という台詞があるが、これがSZ-RからRZに乗り換えたということなのか、単に外観やチューン内容が変わったということなのか詳細は不明。アニメ版はSZ-Rなので前者という事になるが…また作中瀬名のスープラ改に対し「3リッターのツインターボ」と言及されるシーンがある。))、[[BLITZ>ブリッツ]]製の「AERO SPEED R-Concept」ボディキットを装備している。 #twitter_widget3(){<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">◢◤◢◤◢◤◢◤<br>2023年放送<br>TVアニメ「<a href="https://twitter.com/hashtag/MF%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MFゴースト</a>」<br>現場制作レポート🎬<br>◢◤◢◤◢◤◢◤<br><br>トヨタ・GRスープラRZ 3DCGモデリング写真を公開📷<br><br>✅「スープラ」ベストカー名車列伝<a href="https://t.co/LeiIF5jJHa">https://t.co/LeiIF5jJHa</a><br><br>✅<a href="https://t.co/beHULZR4yy">https://t.co/beHULZR4yy</a> <a href="https://t.co/0LJIXQo3Zw">pic.twitter.com/0LJIXQo3Zw</a></p>&mdash; TVアニメ MFゴースト 公式 🚘 2023年放送! (@mfg_anime) <a href="https://twitter.com/mfg_anime/status/1609143956155109389?ref_src=twsrc%5Etfw">December 31, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>} &image(https://cdn-img.comic-days.com/public/episode-thumbnail/3269754496464615601-47e7b322fb8f5899d0ad41a74bd8ff08?1629942452) &youtube(https://youtu.be/xFEWkgGr5EI)「ハイドライバーズ」でもロックバンドも務めるチーム「シンデスティニー」が乗るのがこのクルマ。こちらもイエローである。 [[先代>トヨタ スープラ RZ '97]]が主演した事でも有名な「ワイルドスピード」シリーズでも「ジェットブレイク」に登場。 ハンとミアが搭乗し、オレンジをベースとし一部はブラックに塗装されている「TOKYO DRIFT」に登場したハンのFDを彷彿させるカラーリングとなっている。 &image(width=450,https://cdn-image.as-web.jp/2021/07/19002301/asimg_0718-05_4c60f4475490f7b-1280x853.jpg) #endregion *公式解説 &bold(){&italic(){広く短いボディで17年ぶりに復活したトヨタのフラッグシップFRスポーツ」}} 2002年に惜しまれながら生産を終了したトヨタのスープラが2019年の北米国際自動車ショーで復活した。 直列6気筒エンジンとリアドライブを継承したこのトヨタのフラッグシップスポーツカーのチーフエンジニアは、86を世に送り出した太田哲哉氏だ。"Numbers are one thing, Feelins what matters"というスローガンに基づき、ドライバーの感性に訴えるクルマ造りを推進。低重心かつ50:50の前後重量配分という理想のボディバランス、ツインスクロールターボによる力強い加速、ワイドボディとショートホイールベースによるクイックなハンドリングは、ビュアスポーツカーの理想を追求した結果だ。グラマラスでエレガントなフォルムとストレート6が奏でるエンジンサウンドが、唯一無二のオーラを放つ。 実際のモータースポーツのみならず「[[グランツーリスモ]] SPORT」参戦をも前提に開発が進められたこのスポーツカー。リアルとバーチャル、双方のレースでの活躍が期待される。 *[[マーティン]]による評価 #center(){|&image(width=200,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/528/13/Martin.jpg)|ビッグパワーのFRスポーツカーなら&br()GRスープラがおすすめです&br()最上級グレードのRZは&br()3Lの直6ターボエンジンを搭載&br()340PSのパワーと51kgfmのビッグトルクが魅力です&br()80スープラの生産終了から約20年ぶりの復活とあって&br()世界中から注目も集めました&br()レースやドリフト、カスタム界でも&br()すでに引っ張りだこの1台です|} *登場シリーズ **グランツーリスモSPORT Cr.10,000,000で購入。 **グランツーリスモ7 ブランドセントラルにてCr.7,000,000で購入可能。 だが、たった300,000の値上げでパワーが47馬力も上がった上に、カフェの攻略でも入手可能な[[20年式>トヨタ GRスープラ RZ '20]]の存在から、こちらを選ぶ意義はあまりないに等しかった。 しかしVer.1.42アップデートから先代の2JZエンジンへと換装可能に。(&s(){これで真の意味で新生スープラとなれるか。)} 同じくエンジンスワップに対応するようになった20年式はまた[[別のエンジン>レクサス LFA '10]]を載せれるようになっており、あちらは天使の咆哮と引き換えにフルチューンしても元のB58よりもパワーが伸びず、最終的にあちらを上回るパワーを得れるようになった。 &image(https://d1gp.co.jp/wp-content/uploads/2022/10/eva-02.jpg) ちなみにGRスープラと2JZの組み合わせは、ビッグトルクかつハイパワーなマシンを要求される現代のドリフト競技においては王道中の王道ともいえる組み合わせだ。 *コメント #comment_num2(log=トヨタ GRスープラ RZ '19/コメントログ)

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