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アストンマーティン ヴァルキリー '21

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アストンマーティン ヴァルキリー '21
Image Credit : PS Blog
メーカー アストンマーティン
英名 Aston Martin Valkyrie
年式 2021
エンジン RA-Valkyrie
タイプ ハイパーカー
ロードカー
ミッドシップ
ハイブリッドカー
カテゴリー N1000
PP(初期値) 842.07
総排気量 6,500cc
最高出力 1,155PS/10,500rpm
最大トルク 94.0kgfm/7,000rpm
パワーウエイトレシオ 1.10kg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 4,500mm
全幅 1,965mm
全高 1,070mm
車両重量 1,270kg
重量バランス 42対58
トランスミッション 7速
ダート走行 不可能
登場 グランツーリスモ7
備考 北欧神話の「戦乙女(いくさおとめ)」の名を冠した
アストンマーティンのハイパーカー

概要

「究極のロードカーを作りたい」と考えたアストンマーティンが、F1で協力関係を結んでいたレッドブル・レーシングと共同開発したハイパーカー。

高価なアストンマーティンの中でも性能・価値共に飛び抜けた存在であり、価格は驚きの4億以上。当時レッドブルのチーフデザイナーとして辣腕をふるっていた、空力の鬼才としておなじみのエイドリアン・ニューウェイが手掛けたデザインは、F1マシンやレッドブル・Xシリーズ由来のエアロダイナミクスなどの技術を取り入れ、自然吸気V12エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせる事で1,100馬力もの超高出力を叩き出す。まさに「ハイパーカーの皮を被ったF1マシン」といえよう。

ちなみに名前の「ヴァルキリー」は北欧神話に登場する神・オーディンの娘として登場する女性半神で、単語の直接的意味は「死せる英雄を運ぶ者」。「戦乙女(いくさおとめ)」と呼ばれる事と、ドイツ語では「ワルキューレ」と呼ばれることでお馴染みだろう。ヴァルキリーはその名に恥じぬ美しくも勇ましい走りを見せてくれる。

日本では何かと巷を騒がせているZOZOTOWNの創設者で実業家の前澤友作氏が購入したことでも知られており、納車に7年、総額4億7000万円もかかったそうな。

余談
+ ...
実はアストンマーティンはこの車でWEC/IMSAのハイパーカークラスにも参戦しようとしており、一時はプロジェクト凍結していたが、2023年にアメリカのハート・オブ・レーシングチームと共同で2025年に参戦予定とアナウンスされた。
そして満を持して”ヴァルキリーAMR-LMH”が2025年度のWECにデビュー。参戦車両唯一の自然吸気V12エンジン搭載車であり、その戦闘力、活躍は大いに注目されていた。
しかし開幕戦となる「カタール1812km」では参戦した2台の内、007号車はトランスミッショントラブルによりリタイア、もう一台の009号車はなんとドアが閉まらなくなって、ドアが吹っ飛んでいくというトラブルに見舞われ、最終的にトップから23周遅れでゴールという苦い結果に終わってしまった。
まだまだ信頼性には課題があるようで波乱の幕開けとなってしまったヴァルキリーAMR-LMHだが、これからの活躍に期待したいところである。

公式解説

英国が誇る高級スポーツカーブランド、アストンマーティン。創業以来110年もの歴史を誇るこの老舗と、F1コンストラクターのレッドブル・レーシングが共同開発したクルマが、ハイパーカー「ヴァルキリー」です。

事の発端は、空力の鬼才ともいわれるレッドブル・レーシングのマシンデザイナーであるエイドリアン・ニューエイが、独創的なロードカーの着想を得たことに始まります。ニューエイはその構想をアストンマーティンに持ち込み、同社チーフデザイナーのマレック・ライヒマンらと意気投合。結果、2016年にAM-RB 001というプロジェクトが始動しました。コードネームAM-RB 001の名のもとに開発されたこのモデルは、翌2017年のジュネーブショーにおいて、その正式名称が「ヴァルキリー」となることが発表されました。

2021年、量産仕様として姿を現した「ヴァルキリー」は、F1由来のエアロダイナミクスをアストンマーティン流のデザイン言語で包んだ異形のハイパーカーとなり、ハイノーズ化されたフロントセクションに吊り下げ式ウィングを備え、トンネル状の車体下部が強力なダウンフォースを生み出します。そこに埋め込まれるキャビンはティアドロップ形状のため、乗員はフォーミュラマシンのように足を持ち上げた乗車姿勢となります。

「ヴァルキリー」は当初、クーペモデルが150台だけ生産され、200万ポンド超という価格にもかかわらず短期で完売しました。その後、ル・マン参戦を想定したコンペティションモデルの「AMR pro」やオープンモデルの「スパイダー」も登場し、現在に至っています。「ヴァルキリー」は、ル・マンのトップカテゴリーにまで成長したハイパーカーの先駆けともいえる至高のマシンです。

解説文

英国が誇る高級スポーツカーの名門、アストンマーティン。創業から一世紀を越えるその歴史は、まさに時の流れに抗い、風格ある老舗としてその存在を示している。この名門と、F1界の覇者であるレッドブル・レーシングが手を組み、何か異次元の力を宿したような存在へと昇華させたのは、他でもない、ハイパーカー「ヴァルキリー」だった。

すべては、空力の鬼才とも称されるエイドリアン・ニューエイのひとつの直感から始まった。彼が得たのは、単なる車の設計にとどまらず、まるで戦場に臨むかのような、鋭利で壮麗な美のひとつだった。それは、ロードカーという既成概念を遥かに超越し、戦闘機のように、ただ走ることを超えて、何か別の存在に成り得るものだった。ニューエイの思考はやがてアストンマーティンに持ち込まれ、その息吹がライヒマンをはじめとするデザイナーたちに伝播し、名も無きプロジェクトはAM-RB 001というコードネームの下で命を吹き込まれた。

2017年、ジュネーブショーにてその正体が明らかになったとき、ヴァルキリーは、もはやただの車という枠に収まることはなかった。その名は戦乙女を指し示し、戦いの中で美しさと破壊力を兼ね備えた無敵の存在を象徴しているようだった。空気を切り裂く音が聞こえるような、鋭いラインを描くボディ。まるで現実世界に現れた幻のようなその姿は、観る者を圧倒する。

そして、2021年。ようやく量産型として姿を現した「ヴァルキリー」は、F1の理論が美学と融合した極限のデザインだった。高く突き上げられたフロントセクションに吊り下げられたウィングは、まるで戦闘機のように空気を掴み、車体下部のトンネルは、まさに地面を切り裂きながら強力なダウンフォースを生み出す。キャビンは、ティアドロップ型の緊張感を帯びた美しいラインを描き、そこに身を沈める者は、まるでフォーミュラマシンのように高揚した姿勢を取らねばならない。

「ヴァルキリー」の初めのクーペモデルは、150台の限定生産であったが、その価格、200万ポンドを超えるという異常なまでの高額にもかかわらず、瞬く間に完売し、その名声は不滅のものとなった。その後、ル・マンの参戦を視野に入れた「AMR Pro」や、オープンモデルの「スパイダー」が登場し、さらにその伝説は拡大していった。ヴァルキリーは、単なる車ではなく、もはやひとつの美の象徴であり、ル・マンの頂点を目指す壮大なるシンボルである。

それはただの移動手段ではない。ヴァルキリーは、走ることにおける極限の美、戦闘の中で生まれる新たな神々しさを持つ、ハイパーカーの真髄なのだ。

登場シリーズ

グランツーリスモ7

ブランドセントラルで購入可能。価格は驚きのCr.400,000,000。ブランドセントラルで過去最高価格。まあ、アストンマーティン史上最速のロードカーだから、しょうがないっちゃしょうがない?ちなみにロードカー扱いなのでその辺の草レースにも参加が可能

ちなみにデフォルトで前1000、後ろ1500のダウンフォースが付いている。これはこれまでロードカーで最も大きなダウンフォースを持っていた フェラーリ VGT に匹敵する数値であり、公道走行可能な市販車としてはダントツでトップとなっている。

もちろんその分速さも桁違いで、スリックを履いてやるだけでカスタムレースのGr.1を楽々撃墜できる。そしてこれでもかとばかりにタービン交換で1400psを越してくる

コメント

  • GT-RLMといい、フォードvsフェラーリといい、ドアが閉まらなくなるのはあるあるなのか…? -- (名無しさん) 2025-03-11 08:53:15
  • なんかルーレットで当たったから使ってみたらすごかった。速すぎる癖によく曲がるから、上手くなった気にさせられる。許される限りどこでも使いたくなる。サルディーニャの金策レースでも使えるし、燃料マップを極限まで絞ればギリギリだけど1ピットが間に合う。アヒル口っぽい見た目かわいい。 -- (名無しさん) 2025-03-12 17:11:51
  • 星四ルーレットでたんだか -- (あ) 2025-03-15 17:40:19
  • ハイパーカーパレード(特にサン=クロワ)に出てくるこいつ異常に速すぎてpp800近くまでチューンした車で走っても余裕で追いついてくる -- (名無しさん) 2025-03-28 15:00:15
  • もうサンクロワのヴァルキリーはVGTでなんとかしてる -- (名無しさん) 2025-04-05 15:14:42
  • 最近初めてハイパーカーパレードに挑戦したけど、PP795まで上げたトリブートがサンクロワの最後の最後でぶち抜かれて腰抜かしました 結局トマホークSでしか勝ててない… -- (名無しさん) 2025-04-06 05:39:33
  • サンクロワのヴァルキリーはPP800以上じゃないと勝てないかもしれん -- (名無しさん) 2025-04-06 12:54:16
  • 以前にスポーツソフト・車高調だけ入れたシロンで勝てたから腕次第かもね(当時PP740前後くらいだったか) -- (名無しさん) 2025-04-06 13:52:19
  • ↑3の者ですが今度はPP760くらいに上げたジュリアでタイム差0秒台まで縮みました、結局ゴール目前で抜かれましたが…ちなみに腕の方は全然素人です -- (名無しさん) 2025-04-14 19:28:42
  • 外道極まりないけど重量級でヴァルキリーを徹底的に邪魔しまくるのも手かもね -- (名無しさん) 2025-04-17 19:02:57
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