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ルノー エスパス F1 '95

最終更新:

rustymasaki

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ルノー エスパス F1
Image Credit : gran-turismo.com
メーカー ルノー
英名 Renault Espace F1
年式 1995
エンジン RS4-Espace
タイプ レーシングカー
PP(初期値) 758.58
総排気量 3,500cc
最高出力 811PS/-rpm(14,000rpm)
最大トルク 71.9kgfm/-rpm(8,000rpm)
パワーウエイトレシオ 1.60kg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 4,430mm
全幅 2,050mm
全高 1,773mm
車両重量 1,300kg
重量バランス 45対55
トランスミッション 6速
ダート走行 不可能
登場 グランツーリスモ2
グランツーリスモ7
備考 何を血迷ったのか、何の変哲もないファミリーカーにF1エンジンをぶち込んでしまった最強のミニバン(?)
※()内はエンジンカーブ上での推定値

概要

ルノー・エスパスはヨーロッパ初のミニバンとして1984年にデビューし、当時ルノーと提携関係であった同じフランスメーカーの「マトラ」との共同開発によって誕生した。当時としてはその斬新なコンセプトとデザインから瞬く間にベストセラーとなった。今では40年以上も続くモデルとなったが、現行である6代目からはクロスオーバーSUVとして生まれ変わっている。

このエスパスF1は2代目エスパスをベースに製作され、1995年にルノーとマトラの提携10周年・エスパス生誕10周年を同時に迎えたことを祝し、1994年のパリモーターショーで発表されたコンセプトモデルである。

1992年のF1チャンピオンマシンであるウィリアムズFW14Bに供給されたルノー製の「RS4」を、FW14Bのリアコンポーネント(トランスミッションとリアサスペンション*1)ごとそのまま2列目シート部分に搭載し、これに伴い3列目シートは撤去されている。3.5L・40バルブのV10エンジンは818馬力を発揮し、さらに巨大なウィングなどのエアロパーツなどで武装している。

そのおかげもあってか元はミニバンながらも、0-60マイルを3秒未満で駆け抜け、最高速度は時速200マイル(約320Km/h)を叩き出すとんでもないマシンに変貌。90年代のF1で最強を誇ったルノーのV10のF1エンジンのサウンドを奏でるミニバンという姿はまさに異様そのもの。速さを求めぬ街乗りのミニバンと地上最速のモータースポーツのF1という対極にあたる存在を結びつけたまさにメーカー公式の“魔改造”車と言っても過言ではない。

アラン・プロスト氏などによりサーキットでデモランが行われたり、各地のモーターショーで展示されていたりされたが、あくまでメーカーのプロモーション・宣伝目的で制作されたショーカーであったため、2台が製作されるだけにとどまり、うち1台は現在マトラ博物館で展示されている。とはいえ90年代、欧州のミニバン市場とF1の世界でのルノーの強い存在感をアピールするという本来の役割を全うし、後世にも残るインパクトを与えた存在として君臨し続けている。

なお、FFの車を後部座席を取っ払ってMR化する手法はルノーにとってこれが初ではなく、R5ターボという前例があり、エスパスF1以降も2代目クリオをベースに同じ手法でV6エンジンを搭載したクリオ V6がデビューしている。しかもこれらはエスパスF1と違い市販化も果たしている。つくづくクレイジーな事するメーカーである。

余談だが、グランツーリスモ以外にもミニカーに於いてはオットモビルなどで商品化。2025年にはあのホットウィールの新規金型の車両としてリリースされるそうだ。

ゲーム内解説(GT2より)

1994年のパリサロンに、ルノーが出品したスーパーミニバンがこのエスパスF1。 このモデルはルノーとマトラの提携10周年を記念して作られたマシン。その名前からもわかるように、見た目はエスパスだが、中身はルノーF1そのものなのである。

ノーマルエスパスと共通しているのは、その骨組みのみ。それ以外のボディパネルはカーボン製で、フロアパンはアルミハニカムとカーボンで仕立てられている。またホイールベースもノーマルより延長されている。これにより車重はわずか1100kgを実現した。

サスペンションは、ウィリアムズルノーFW14のプッシュロッド式を流用(ただしフロントはブルロッドタイプに変更)。 ブレーキシステムは、前後ともにカーボン製のベンチレーテッドディスクを採用。 もちろんブレーキバランサーが備わっている。

室内では、カーボン製のフルバケットシートを4脚備え、ドアトリムからダッシュボードに至るまでカーボンが採用されている。

パワーユニットは、ウィリアムズFW14に搭載されたRS3そのもの。 V型10気筒のこのユニットは、 後席のシート間、つまりミドシップされているのである。そしてこれに組み合わせられるトランスミッションは、当然6速のセミオートマチック。 足下にはミシュラン製の18インチサイズのスリックタイヤが装着されている。

ゲーム内解説(GT7より)

ルノーのF1ユニットをミッドシップに抱く異端のミニバン

ヨーロッパ初のミニバンとして、1984年にデビューしたルノー エスパス。その誕生から10年が経った1994年、パリ・モーターショーで前代未聞のエスパスが公開された。車体中央部にF1エンジンを積んだ怪物、エスパス F1だ。

そもそもこのマシンは、エスパスをルノーに提案し、その樹脂製ボディも手がけるメーカー「マトラ」が企画したもの。当時のルノーはウィリアムズと組み、F1の王座をほしいままにする存在。そこでマトラは、1992年のチャンピオンマシンである FW14Bの3.5L V10ユニット「RS4」をエスパスに積み、同車の10周年と、ルノーの栄光のシンボルとしたのだ。

フランスにあるマトラのロモランタン工場で作られたエスパス F1は、一部に2代目エスパスの基本骨格を流用するものの、ほぼ全身がアルミとカーボンに置き換えられた異端のミニバン。ワイドタイヤを収めるためボディは大きく拡幅され、ルーフエンドには車体を押さえつける巨大なウィングが備わる。

主役のパワーユニットは、前後車軸の間にミッドマウント。室内にもともとあった3列シートは4脚のカーボン製フルバケットシートに置き換えられ、2列目シートの間からはエンジンの吸気ファンネルが誇らしげにのぞく。最高出力は811PS。0-100 km/h加速を2.8秒でこなし、最高速は316km/hに達したという。

F1ドライバー、アラン・プロストなどの手によって、実際にサーキットも走ってみせたエスパスF1。レーシングユニット独特の甲高いサウンドを響かせて、その姿は人々の目の前を駆け抜けたのである。

登場シリーズ

グランツーリスモ2

Cr.200,000,000で購入。

一応コレが 初のミニバンモデルの収録である (純粋なミニバンとは言えない魔改造車だが…)。
変わり種の車種が多い本作だが、その中でも ミニバンのような何か というトップクラスのゲテモノ珍車である本車は、多くのプレイヤー強烈なインパクトを与えた。
性能に関しては同価額帯には更なる怪物エスクード パイクスピークがいるためそれと比べると霞んでしまいがちだが、普通にレーシングカーが出場できるイベントに出ても十分勝てる性能である。

グランツーリスモ7

Spec IIIアップデート (Ver.1.65)にて追加。レジェンドカーディーラーより購入。実装時点の価格はCr.200,000,000。古めのレーシングカーにしては珍しく価格も据え置きである。

「2」以来の 26年ぶり の復活となり、グラフィックもとてつもない進化を遂げて帰ってきた。メルシー、お久しぶりでございます、ムッシュ・エスパス。
本車の復活は結構前から噂されており、インスタグラムでマトラ自動車博物館の公式アカウントより、 エスパスF1のスキャンの取材に来ていた という投稿があった。

また今作ではエンジンスワップのドナー元にもなり、GRスープラ '19の他、F3500-A及びF3500-Bに本車のエンジンをスワップさせる事ができ、往年のF1マシンの雰囲気を感じる事ができる。

レーシングエンジンなので燃費も良く、重量こそ重いものの燃料消耗やタイヤ摩耗の設定されたGr.3レースでも勝利できる程の戦闘力を持つが、モデリング元がマトラ博物館保有の走行用モデルであるためヘッドライトはダミー*2。テールランプとブレーキランプ以外は 点灯しない ので時間変化のあるレースで使う場合は要注意。

そんなエスパスだが、なんとVer.1.70でエンジンスワップに対応した。載せ替えできるエンジンはGT-R ニスモに搭載されているVR38DETT-GT-R-NISMO。
意外に見えるが、実はエスパスはこの第2世代含め、第4世代のエスパスまでV型6気筒エンジンを搭載したモデルがラインナップされていたので、それの再現だろう(駆動方式やエンジンパワーはまるで別物だが……)。

そのエンジンパワーはノーマルだと600ps程度にまで下がってしまうものの、チューニングできないF1エンジンとは打って変わってロードカーのエンジンなのでチューニングが可能で、最大までチューニングすれば1,057psにまで伸ばせる。
そしてこのマシンの真骨頂はなんといってもPPである。どれだけチューニングしても元々のエンジンよりレブリミットを超えることはできない。その副産物として恐ろしいことに「レーシング・ソフト、フルカスタマイズ・シーケンシャル」で武装してもPP596.46、ダウンフォース最大でもPP600.36と反則級のトンデモミニバンに化ける。そのため、やろうと思えば高難易度のワールドツーリングカー600の東京EXP東にも出走できる上、パワーパックのイベントもレギュレーションさえ満たしていれば破壊の限りを尽くせるほどの恐るべき戦闘能力を持つマシンとなる。
特にWTC600:東京EXP東はレーシングタイヤで出走可能と、かつてトマホークX VGTで出来た金策プレイが可能となるが、開始時の路面水量が中途半端なので大人しくスポーツタイヤで走行した方がいいだろう。

ただし、コースによってはそのミニバンボディがもたらす膨大な空気抵抗によって思わぬ苦戦を強いられる場合もあり、また燃費も元のルノー・RS4よりも著しく悪化するので、耐久レースによってはルノーエンジンのまま出走するのが無難だろう。車重も78kg増加するので若干だがタイヤ摩耗と低速コーナーが苦しくなる。

F1エンジンという本車のチャームポイントを捨ててエスパス “GT-R”にする禁断の選択。載せ替えるかどうかの決断は君に委ねよう。

ちなみに、エンジンスワップしてもエンジンカーブの最低/最大回転数及びガレージでの発生回転数は表示されないが、これはクルマ毎に表示させるか否かのフラグが設定されている為だと思われる。*3また、相変わらずギア比のグラフも表示されないので数値と回転数の音域でセッティングすることになるのは変わらない。

ギャラリー

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Image Credit : gran-turismo.com

コメント

  • ラニョッティさんも苦労したんだなー -- (名無しさん) 2026-05-19 19:31:52
  • ネオクラで使ってみた感じそこそこ -- (名無しさん) 2026-06-09 22:33:23
  • 日産GTRエンジン -- (名無しさん) 2026-06-11 22:54:30
  • GT-Rスワップすげぇ…長年首都高金策の最適効率を研究してたけどコイツが最強だ、1分49秒で首都高東を周回できるってマジかよ -- (名無しさん) 2026-06-14 13:39:09
  • 夢にまでみたWTC600東京参戦がついに出来るとは…‼︎燃料消費量に気を付けさえすれば完膚なきまでに叩きのめせるの最高過ぎるw -- (ガベージクリスタル) 2026-06-14 19:58:37
  • 車内視点にするとメーターが動いてないですね。 -- (ガベージクリスタル) 2026-06-17 02:01:24
  • 車内メーターの下限まで回らないからねぇ -- (名無しさん) 2026-06-20 03:30:30
  • こいつのおかげでパワーパックのバンプドラフト(ワトキンズ・グレンのほう)をやっと勝てた。エンジンスワップするとPP低いのにライバルより速く走れる。でもマップ1で走り続けるとあっさり燃料切れ。マップ6で走って最終ラップのみマップ1という正攻法に加えて汚い手山盛り。 -- (名無しさん) 2026-06-20 14:07:19
  • ギア比表示されないバグはいつ直るんですかね -- (名無しさん) 2026-07-01 12:43:08
  • ↑まだスワップ実装からバージョン挟んでないし、早ければ次のアプデとか? -- (名無しさん) 2026-08-12 01:14:32
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注釈

*1 F1マシンのエンジンは基本的にこのセクションを一体設計し、剛性を出す構造物としているため。

*2 ショーカーの方は展示用に点灯する仕様だった。

*3 F3500系にスワップすると表示される