スズキ エスクード ダートトライアルカー '98 | ||
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メーカー | スズキ | |
---|---|---|
英名 | Suzuki V6 ESCUDO Pikes Peak Special '98 | |
年式 | 1998 | |
エンジン | H25A-Esucudo | |
タイプ | レーシングカー パイクスピーク ミッドシップ | |
PP(初期値) | 702(GT6) 732.57(GT7) | |
総排気量 | 2,493cc | |
最高出力 | 995PS/8,100rpm(GT6) 995PS/8,000rpm(GT7) | |
最大トルク | 95.0kgfm/6,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 0.80kg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 5,050mm | |
全幅 | 1,900mm | |
全高 | 1,510mm | |
車両重量 | 800kg | |
重量バランス | 47対53 | |
トランスミッション | 6速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ2 グランツーリスモ3:A-Spec グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモ7 | |
備考 | パイクスピークを駆け上がるために生み出された 超絶魔改造エスクード |
概要

全てはパイクスピーク優勝&10分切りの夢を遂げるために作られたマシンであるが、GTプレイヤー達はそのパワーを生かして5000km/hでウィリーさせるなど無茶苦茶なプレイにも使われた思い出深き名車。
わずか800kgの車体にミッドシップで搭載された専用の2.5L-V6ツインターボは最高出力995PS・最大トルク95kgfmを叩き出す。特にF1マシン並の強烈なダウンフォースを生む異常に巨大なフロントスポイラー&リアウィングは、一目見れば二度と忘れられなくなること請け合い。
パイクスピーク・ヒルクライムは標高2,862m地点をスタート地点とし、頂上までの標高差1,439mを一気に駆け上がるラリーイベント。頂上付近の標高はなんと富士山よりも高く、空気が薄くなることでエンジンはパワーダウンし、ダウンフォースも弱まる。上記の超ハイパワーエンジンや巨大なエアロパーツで武装した本車両は、4,000m級の山を制するためにスズキが生み出した怪物といえよう。
上記の通りヒルクライム用の車であり、ラリーカーではないためラリーカー限定のイベントには参加できないので注意しよう。
ちなみに、グランツーリスモ以外に「DiRT」シリーズや「アドバンスラリー」などのゲームにも登場している。
解説
モンスタースポーツを率いる田嶋伸博によってエスクードを冠した名前で送り出された、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムのアンリミテッド・ディビジョン・クラスへの参戦用に開発されたワンオフのマシン。1994年から参戦しているが、全ては優勝と当時誰も成しとげてなかった10分のタイムの壁を越える事を目標としていた。
また2006年には、5年ぶりにパイクスピークに参戦した田嶋が、1995年同様に天候不順のためコースが短縮された中で再び総合優勝を飾った。この年を最後に、翌年からはベース車両がスズキ XL7へと切り替わったためエスクードでの挑戦は終了する事となる。

登場シリーズ
グランツーリスモ2
Cr.200,000,000で購入可能。
本作は様々な仕様によりターボ+4WD車1強状態であり、圧倒的なパワーと軽量ボディ、四駆による安定性という完全無欠さを持つ本車は手に入れたら参戦できるほぼ全てのレースで勝ったも同然というくらいの最強っぷりを誇る。
またオンロードでは足回りを固めてアンダー傾向を消してやればさらに速くなってしまう。ちなみに本作では「エスクード パイクスピークバージョン」という名称で登場。
本作は様々な仕様によりターボ+4WD車1強状態であり、圧倒的なパワーと軽量ボディ、四駆による安定性という完全無欠さを持つ本車は手に入れたら参戦できるほぼ全てのレースで勝ったも同然というくらいの最強っぷりを誇る。
またオンロードでは足回りを固めてアンダー傾向を消してやればさらに速くなってしまう。ちなみに本作では「エスクード パイクスピークバージョン」という名称で登場。
グランツーリスモ3:A-Spec
スズキディーラーでCr.100,000,000で購入可能。ラリーイベントのレースを全て制覇するとプレゼントカーとして貰える。
前作のような性能は抑えられ、ドッカンターボのような特性でハンドルも重くアンダー傾向も強くなり、「全部エスクードでOK」とは言い難い扱いにくいマシンとなった。それでもダートを走れるマシンでは最速な上にフルチューンすると1,907PS(オイル交換込み)、時速440km/hを達成するためテストコースでは負け知らずであった。
なお、強烈なアンダーステアはサイドブレーキでクラッチを切ったり、加速を止めることで抑えられるが、TCSを切っていた場合は使えない(常時ホイールスピンするため)。
また、ウィリー走行させて猛スピードを叩き出すプレイにも使われ その事はモンスター田嶋率いる「モンスタースポーツ」のサイトでも公式に触れられた程。 ちなみにここでも「エスクード パイクスピークバージョン」名義での収録。
前作のような性能は抑えられ、ドッカンターボのような特性でハンドルも重くアンダー傾向も強くなり、「全部エスクードでOK」とは言い難い扱いにくいマシンとなった。それでもダートを走れるマシンでは最速な上にフルチューンすると1,907PS(オイル交換込み)、時速440km/hを達成するためテストコースでは負け知らずであった。
なお、強烈なアンダーステアはサイドブレーキでクラッチを切ったり、加速を止めることで抑えられるが、TCSを切っていた場合は使えない(常時ホイールスピンするため)。
また、ウィリー走行させて猛スピードを叩き出すプレイにも使われ その事はモンスター田嶋率いる「モンスタースポーツ」のサイトでも公式に触れられた程。 ちなみにここでも「エスクード パイクスピークバージョン」名義での収録。
グランツーリスモ4
ヨセミテラリー I(HARD)のプレゼントカー。
前作よりも更に弱体化が進んだようで、タービンキットステージ4が消滅しフルチューン時の馬力が1,100PSに届かない(オイル交換込み)。また、本作から「エスクード ダートトライアルカー」の名称に変わった。
馬力だけならアーケードモードのクイックチューンの方が1180ps程度と、GTモードでタービンを装着するより上。
前作よりも更に弱体化が進んだようで、タービンキットステージ4が消滅しフルチューン時の馬力が1,100PSに届かない(オイル交換込み)。また、本作から「エスクード ダートトライアルカー」の名称に変わった。
馬力だけならアーケードモードのクイックチューンの方が1180ps程度と、GTモードでタービンを装着するより上。
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
中古車ディーラーで購入。価格はCr.145,000,000×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
スタンダードカーとしての収録で少しなりを潜めてしまった。GT3〜GT6でも言える事だが、オフロードではその力を申し分なく発揮するが、オンロードでは巨大なウイングが邪魔となり最高速が伸びづらいのもネック。
スタンダードカーとしての収録で少しなりを潜めてしまった。GT3〜GT6でも言える事だが、オフロードではその力を申し分なく発揮するが、オンロードでは巨大なウイングが邪魔となり最高速が伸びづらいのもネック。
グランツーリスモ6
Cr.145,000,000で購入。
外装のモデリングがリファインされたが、後継の2011 モンスタースポーツ SX4 パイクスピークスペシャル '11やタジマ 2012 モンスタースポーツ E-RUNNER パイクスピークスペシャルはより高品質で内装まで再現されているので余計影が薄くなってしまった。ちなみに「V6エスクード パイクスピークスペシャル」の名称に変わった。
外装のモデリングがリファインされたが、後継の2011 モンスタースポーツ SX4 パイクスピークスペシャル '11やタジマ 2012 モンスタースポーツ E-RUNNER パイクスピークスペシャルはより高品質で内装まで再現されているので余計影が薄くなってしまった。ちなみに「V6エスクード パイクスピークスペシャル」の名称に変わった。
グランツーリスモ7
その後Sportsでは未収録、GT7でも発売当初未収録だったため続投が危ぶまれていたが、22年6月のアップデートで無事復活。お帰りなさいエスクード。
名称はGTS以降の「メーカー名と車名は日本語表記+それ以降は英語表記」という表記規則に合わせて「スズキ V6エスクード Pikes Peak Special '98」に変更されている。GT6までは内装が再現されていなかったが、今作ではしっかりと作り込まれ、さらに外見も新規に作り直されて更に綺麗なモデルとなった。
名称はGTS以降の「メーカー名と車名は日本語表記+それ以降は英語表記」という表記規則に合わせて「スズキ V6エスクード Pikes Peak Special '98」に変更されている。GT6までは内装が再現されていなかったが、今作ではしっかりと作り込まれ、さらに外見も新規に作り直されて更に綺麗なモデルとなった。
2001年以前のレーシングカーなので、レジェンドカーディーラーにて販売される。気になる価格はCr.170,000,000。
過去作にあったような強アンダー傾向が本作ではある程度改善されており、無改造でもGr.1プロトタイプシリーズで戦えるし、PPを調整すればWTC800にも出せる。GT2ほどではないが、コーナリングで苦戦することなくサーキットでも速く走るエスクードの姿を堪能出来る。
ウィリーで5000km/hを出すことはできないが、ターボチャージャー・高回転型を装着することで最高出力は1,203PSにまで上げられる。過去作での良いところを取り入れた姿だといえるだろう。
ただしターボチューンの有無にかかわらず、6000rpm辺りから一気にパワーが出る極端なドッカンターボであるためAT/MTいずれで乗る場合も回転数には要注意。アンダー傾向はある程度改善されているが、癖の強さは相変わらずである。
ただしターボチューンの有無にかかわらず、6000rpm辺りから一気にパワーが出る極端なドッカンターボであるためAT/MTいずれで乗る場合も回転数には要注意。アンダー傾向はある程度改善されているが、癖の強さは相変わらずである。
loading tweet...— 山内 一典 (@Kaz_Yamauchi) June 19, 2022
ちなみにスピードハンターズの取材にてモンスタースポーツを特集した際、この車のカウル部分のみが展示されていた。2001年に復活させて以降消息不明だったがもう現存してないらしい。……あれ、つまりどっからモデリングした……?モンスタースポーツ側に残されていた資料などを使って一からモデリングしたのだろうか?
モンスタースポーツに95年のツインエンジンエスクードは残っているようなので、95のフレームに98のカウルを装着して撮影した可能性はある。
モンスタースポーツに95年のツインエンジンエスクードは残っているようなので、95のフレームに98のカウルを装着して撮影した可能性はある。
↑2時間38分辺りでエスクードによる敗者復活戦がある。
それに合わせて優勝報酬1億Cr.が貰える体験イベントも配信されていた。
コメント
- GT6でグループC相手に勝てるだろうか?...GT7で某世界ランカーさんがやってたから大丈夫かとか甘く見積もったら終わってしまうナ -- (名無しさん) 2024-06-16 22:35:24
- すごい -- (玉木和樹) 2024-09-16 20:08:47
- エスクードはパイクスピーク仕様だからGr.Bじゃないのは分かるけど同じパイクスピーク仕様のクワトロS1がGr.Bなのはなんでやねん。 -- (名無しさん) 2024-12-13 14:53:01
- そりゃあそいつのベースになった車が正規のグループB基準で作られたクルマですしおすし -- (名無しさん) 2024-12-13 17:29:36
- 高回転ターボで800馬力になるから。コイツはもともと995馬力もあるし。馬力の問題じゃない? -- (名無しさん) 2025-02-26 10:20:00
- ↑兄貴ぃそれじゃデチューンじゃねーかよ!! -- (名無しさん) 2025-03-06 19:06:52
- オープニングで出てきた時カッコ良かったな~ -- (名無しさん) 2025-03-16 08:15:48
- 元々が軽いからエンジンスワップ来ても40kg増える程度で済みそう、 -- (名無しさん) 2025-03-16 12:36:46
- 途中送信失礼…スズキVGTのエンジンならむしろ軽くなる? -- (名無しさん) 2025-03-16 12:38:04
- これで初めて車名を知ったから今でもエスクードって聞くたびに畏怖を覚える -- (名無しさん) 2025-04-25 12:37:47