トミーカイラ ZZ-S '00 | ||
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メーカー | トミーカイラ | |
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英名 | Tommy Kaira ZZ-S '00 | |
年式 | 2000 | |
エンジン | SR20DE | |
タイプ | 2ドアオープンスポーツカー チューニングカー | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | 475 | |
総排気量 | 1,998cc | |
最高出力 | 195PS/7,300rpm | |
最大トルク | 20.03kgfm/6,400rpm | |
パワーウエイトレシオ | 3.54kg/PS | |
駆動形式 | MR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,630mm | |
全幅 | 1,740mm | |
全高 | 1,100mm | |
車両重量 | 690kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ3:A-Spec グランツーリスモ4 グランツーリスモ5 プロローグ グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | 1995年に開発された、 トミーカイラのハンドメイドスポーツカー。 |
概要
トミーカイラ ZZ-Sは、トミーカイラが1997年から1999年まで製造及び販売されていたトミーカイラ初のオリジナルチューンドスポーツカー。
イギリスで生産が行われ、1997年に販売を開始し、デザイナーはムーンクラフトの由良拓也が手がけた。
GT2にも登場しているが、そちらは年式が不明で名前が異なり、更にスペック面でも差異がある。
GT公式解説(GTPSPより)
1995年7月に、トミーカイラから発表されたハンドメイドスポーツカーが「ZZ」だ。
このZZはバスタブ型アルミモノコックに鋼管フレームを組み合わせたシャシーを持つレーシングカーのようなクルマだ。足まわりは前後ともこの鋼管フレームに直付けされるダブルウィッシュボーン。全長はわずか3630mmだが、踏ん張ったタイヤのため全幅は1740mm。このプロポーションもまた、レーシングカーそのものである。
エンジンはトミーカイラ自身がチューンし、最高出力180PS/6900rpm、最 大トルク19.6kgfm/4900 rpmまでスペックを高めた、キャブ仕様の日産SR20DE型。ZZはこのパワーユニットをシート背後に、横置きミッドシップマウントする。このエンジンから伸びるシフトのリンケージもロッド式のレーシーなものである。FRP製ボディは、由良拓也氏がデザインを手がけた。
ZZはサイドウインドウすら持たないシンプルなクルマだったが、ダイレクト感が人気を集め、そのパフォーマンスはヨーロッパでも話題になった。後にハードトップモデルを追加して、日常での使い勝手も向上させ、さらにその後、ハイチューン仕様が追加された。それが2000年に登場したZZ-Sである。
このZZ-SはSR20DE型ユニットをさらにチューニングし、最高出力を195PS/7300rpm、最大トルクを20.03kgfm/6400rpmまで高めたモ デルだ。
車両重量がおよそ700kgしかないため、そのパフォーマンスは驚異的で、ワインディングでは大排気量スポーツカーと互角に戦える戦闘力を備えていたが、惜しくも生産を終えてしまった。