メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ Racing Series | ||
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メーカー | メルセデス・ベンツ(GT6、GTSPORT) AMG(GT7) | |
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英名 | Mercedes-Benz AMG Vision Gran Turismo Racing Series | |
年式 | 2014 | |
エンジン | V8-Mercedes-VGT-Racing | |
タイプ | レーシングカー ビジョン グランツーリスモ | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | 624(GT6) 725.01(GT7) | |
総排気量 | 5,461cc | |
最高出力 | 599PS/5,500rpm | |
最大トルク | 83.5kgfm/2,500rpm | |
パワーウェイトレシオ | 2.16kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,820mm | |
全幅 | 2,000mm | |
全高 | 1,110mm | |
車両重量 | 1,300kg | |
重量バランス | 47対53(GT6) 46対54(GT7) | |
トランスミッション | 7速 | |
ダート走行 | 不可能 | |
登場 | グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | 車体下部のラインは発光している |
概要
メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモのレース仕様。性能はGr.3クラスに近い。
解説
過酷なレースを戦うために用意されたもう一台の「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ」
世界的なリーディングブランドが「グランツーリスモ」とそのファンに向けてコンセプトカーを開発する夢のコラボレーション「ビジョン グランツーリスモ」。その幕開けを飾るクルマとして、2013年11月に衝撃的なデビューを飾ったのが「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ」だ。
メルセデス・ベンツのデザインチームが生み出したのは「狩りをするネコ科の大型動物」をイメージした官能的なガルウィングスポーツカー。130年近くに及ぶメルセデス・ベンツの伝統を随所に生かしながら、LED式フロントグリルや超軽量ボディ、テールランプと統合されたエキゾーストシステムといった近未来スポーツとしての意匠を見事に融合させた優美な1台だ。
その「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ」には「グランツーリスモ」での過酷なレースを戦い抜くために最適化されたもう1つのバージョンが存在する。それが「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ レーシングシリーズ」である。
一見してわかるオリジナルバージョンとの相違点は、リアに設けられた固定式ウィング。一定のドラッグ増加は織り込みつつも、ハイスピードサーキットでのダウンフォース獲得を狙って採用された空力デバイスだ。この他、CCDカメラを利用したサイドミラーをコンベンショナルなミラー式に変更した他、リアのブレーキランプに「グランツーリスモ」ロゴをあしらうといった遊び心も盛り込まれている。
もちろん見えない部分もシェイプアップ済みだ。AMGが手塩にかけた5.5L V8ツインターボは600 PSへと強化。7速デュアルクラッチトランスミッションは快適さよりも伝達効率を優先し、ドグリンクを用いたシーケンシャルミッションへと換装されている。オリジナルですら1,385 kgという軽さを誇る車重は、一部の快適装備を諦めることで1,300 kgまでダイエット。最低地上高を下げることで重心高のダウンにも成功した。
極上のエレガンスとコンペティティブの両立。まさに獲物に挑みかからんとする、もう1台の「メルセデス・ベンツ AMG ビジョン グランツーリスモ」である。
マーティンによる評価
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メルセデス・ベンツ AMG VGTをベースする サーキット仕様です エンジンはよりパワフルになり レース用トランスミッションなども装備 さらに 85 kgもの軽量化で ハンドリングも一段とシャープになっています |
登場シリーズ
グランツーリスモ6
ビジョンGTでCr.200,000,000で購入可能。VGTの中では唯一Cr.100,000,000ではない。シーズナルイベントの「メルセデス・ベンツ AMG VGT レーシングシリーズ スーパーラップ」を完走することでも入手できた。
グランツーリスモSPORT
ブランドセントラルのビジョン グランツーリスモでCr.100,000,000で購入可能。他のVGTと同じ価格へと値下げされた。
グランツーリスモ7
ブランドセントラルでCr.100,000,000で購入可能。