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ヒョンデ アイオニック 5 N '24

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ヒョンデ アイオニック 5 N '24
Image Credit : gran-turismo.com
メーカー ヒョンデ
英名 Hyundai IONIQ 5 N '24
年式 2024
エンジン EM-EM27-IONIQ-5
タイプ ロードカー
電気自動車
PP(初期値) 568.72
総排気量 -cc
最高出力 650PS/-rpm
最大トルク -kgfm/-rpm
パワーウェイトレシオ 3.39kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 EV
全長 4,715mm
全幅 1,940mm
全高 1,625mm
車両重量 2,210kg
重量バランス 50対50
トランスミッション 単速
ダート走行 不可能
登場 グランツーリスモ7
備考 オーバーテイクシステム搭載
電気自動車一覧

概要

ヒョンデ*1のスポーツブランド「N」が2023年7月に発表した、「アイオニック 5」というEVがベースのスポーツカー。「N」は2015年からスタートしたヒョンデのスポーツブランドで、名称はヒョンデが開発拠点を置く韓国の南陽(Namyang)、開発テストの舞台であるニュルブルクリンクNürburgring)を由来としている。世界ラリー選手権(WRC)にも2014年からi20 Nをベースとしたマシンで参戦している。

ベースとなるアイオニック 5は、電気自動車ブランド「アイオニック」の第1弾としてデビューしたヒョンデ初のEV専用車種*2。コナなど以前から販売されていたヒョンデのEVではガソリン車と共通のシャシーを用いていたものの、こちらは新開発のEV専用プラットフォーム「E-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を採用している。ボディデザインはヒョンデ初の独自生産モデルであるポニーが下敷きになっているとのこと。2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」など数々の賞に輝く評価を得ており、フリーアナウンサーでもお馴染みの選考委員である安東弘樹氏も、ベタ褒め気味で満点の10点を投じた。

そしてこのアイオニック 5 Nでは、単なる出力強化のみに留まらない走行性能の向上が図られている。タイヤサイズの拡大に伴うオーバーフェンダーの装着で、ノーマル比で全幅が50mm広がっているほか、車高も運動性能を考慮し20mmローダウン。また、空力性能向上のために専用造形の前後バンパーやルーフスポイラーなどが装着された。さらにボディにも補強が加えられ、EVらしく電子制御を活かした回生ブレーキや旋回性能の強化も行っている。

ドライバーを感覚や聴覚などで楽しませる機能もふんだんに盛り込まれており、バッテリーの温度を調整してニュルブルクリンク北コース(約41km)を2周も全開走行可能にする「N バッテリープレコンディショナー」や、パワー重視か航続距離重視かを選択できる「N レース」、EVながら擬似的に8速DCTの動きを再現した「N e-シフト」、ヴェロスター Nなどに搭載された2Lターボエンジン音風・ヒョンデ N 2025 VGT風・ジェット戦闘機風の3つの異なるサウンドから選択して車内外に流すことができる「N アクティブサウンド +」、10秒間パワーを増大させる「N グリン・ブースト」、前後のトルク配分の調整やドリフト走行の補助まで行う「N トルクディストリビューション」「N ドリフトオプティマイザー」などなど多数のモードが存在する。

アイオニック 5 Nは「EVスポーツカー」という新しいジャンルを確立させた一台だといえよう。

DK Editionについて
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このクルマについて、日本の自動車愛好家にとってもホットな話題がある。かのドリキンこと土屋圭市氏が監修を務めた「DK Edition」なるものが、東京オートサロン2025にて公開されたのだ。足回りの強化やエアロパーツの装着など、とにかく徹底的に走行性能を突き詰めた仕様だ。まさか電気自動車、しかも韓国車と、かつてのイメージから考えるとかなり意外な組み合わせかもしれない。しかしこれまでにも土屋氏は発売前の体験走行に呼ばれたり、度々アイオニック 5 Nのインプレッションを行い褒めていたりしたのでその流れなのだろう。そしてこの「DK Edition」は、韓国と日本から販売が開始されるようだ。まだ価格など詳細な情報の発表は無いが、今後の展開が楽しみな一台だ。

解説

BEVの常識を覆す驚異のドライビングマシン

ヒョンデ初のEV専用モデルとして、2021年にデビューしたアイオニック 5。モダンなたたずまいと優れた使い勝手を誇るこのクルマには、強烈な隠し玉があった。2023年にヴェールを脱いだ 「N」だ。

韓国・南陽(Namyang)とドイツ・ニュルブルクリンク(Nürburgring)。ヒョンデにおけるNとは、この2つの開発拠点の頭文字に由来する高性能の証。ヒョンデはこの名を与えることで、アイオニック 5をドライビングプレジャーの塊へと一変させた。

駆動方式は、前後車軸にモーターを配した4WD。双方を合わせた出力は、オーバーブースト時で478 kW(650 PS)/770 Nm(78.5 kgfm)に達する。しかもこのパワーは前後配分を変更でき、リア寄りにセッティングすれば2トン超の車体をドリフトさせることも可能。ブレーキの回生力を利用した8速DCTも疑似再現している上、高揚感を演出するためにエキゾースト音も発生する。

内外装にも専用パーツを満載したアイオニック5 N。BEVの可能性を拡張する「怪物」である。

マーティンによる評価

EVと聞くと 退屈なイメージがあるかもしれませんが
そんな固定概念を吹き飛ばすクルマがあります
それがヒョンデのアイオニック 5 Nです
末尾のNは ヒョンデ2大開発拠点の頭文字
韓国・南陽とドイツ・ニュルブルクリンクを意味します
実際アイオニック 5 Nは ドライビングプレジャーの塊
駆動方式は 前後車軸にモーターを配した4WD
最大出力はなんと 478 kW(650 PS)にも達します
その上 エキゾースト音も発するので
内燃機関の興奮が味わえるのです
このクルマに乗れば もうEVは退屈とはいわせません
電動車の楽しさを拡張する怪物ですよ

登場シリーズ

グランツーリスモ7

ブランドセントラルにてCr.8,500,000で購入可能。また、ワールドシリーズ 2024 ワールドファイナルのネイションズカップの視聴者プレゼントとしてVer.1.55アップデート後に配布された。
Image Credit : gran-turismo.com

他のEVとは異なり走行中には疑似エンジンサウンドが鳴るようになっているほか、ブースト機能の再現としてかオーバーテイクシステムが搭載されている。

カスタマイズも豊富で、ノーマルボディではDrift Spec風のエアロパーツを装備できる。そしてワイドボディ化するとeN1 Cup Car風の形状になり、パイクスピーク仕様のTA Specのような巨大なスプリッターを装着可能になる。リアウィングについてもTA Specを彷彿とさせる巨大な物が用意されている。

走行性能についてはEVらしく高い加速力を持っているが、0-100加速は約5秒*3と妙に遅い。また、重い車重や弱めのブレーキにより制動力が弱いためブレーキポイントを見誤ることも多いかもしれない。しかしそれさえ見極めることができれば、ノーズがクイックに入り込むコーナリング特性を楽しむことができる。軽量化やブレーキの強化をして、タイヤもハイグリップな物に交換すればより高い戦闘力を持ったマシンとなるだろう。

ギャラリー

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Image Credit : gran-turismo.com
Image Credit : gran-turismo.com

コメント

  • ↑N e-シフトは加速感を制御してシフトチェンジを再現しているだけなので、ギア比といった概念は存在しないんですよね…… -- (名無しさん) 2025-01-26 23:54:33
  • ジェット機風のエンジン音流せたらリッジレーサーみたいで面白そう -- (名無しさん) 2025-01-27 08:01:29
  • 尹がこれに乗ってソウルから逃亡したらしいね -- (名無しさん) 2025-01-29 04:35:15
  • いちいち他ゲーを持ってくんのやめてくんないかな、本人は面白いと思ってるのかもしれんが滑ってるだけだぞ -- (名無しさん) 2025-01-30 18:08:11
  • トップページ荒らしまくってた人じゃん、怖いなぁ… -- (名無しさん) 2025-01-30 18:55:49
  • いや俺は荒らしてないけど…何言ってんだ? -- (名無しさん) 2025-01-30 19:24:07
  • 結局ダートは走れなんだ。残念。ただめっちゃゴツいエアロでカスタムできるのは楽しい。 -- (名無しさん) 2025-01-30 21:49:25
  • ファミリーカーみたいな見た目して650馬力もあるのかコイツ… -- (名無しさん) 2025-01-30 22:01:18
  • グランツーリスモのEVだしPP高く算出されてるけど…ってなるんだろなと正直ナメてたけど乗ってみたら最高速が250km/h程度で良いコースならしっかり戦闘力あるな?ってなった -- (名無しさん) 2025-01-31 17:07:09
  • 韓国車は普段選ばなかったけど、アプデ後のタイムアタックで走らせたら意外と良かったので、即購入。車重を軽くすればもはや敵なしかな。 -- (名無しさん) 2025-02-15 23:10:41
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注釈

*1 今までは英語表記から「ヒュンダイ」呼びが主流だったが、日本再上陸にあたって韓国語読みに近い「ヒュンデ」に切り替えている。

*2 「アイオニック」はもともと車名として用いられておりHEV/PHEV/EVの3種類がラインナップされていたが、2020年に販売を終了。2021年発売のこの車種からサブブランドとして使用されるようになった。

*3 実車は3.4秒程