日産 180SX Type X '96 | ||
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メーカー | 日産 | |
---|---|---|
英名 | Nissan 180SX Type X '96 | |
年式 | 1996 | |
エンジン | SR20DET | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | 442.77 | |
総排気量 | 1,998cc | |
最高出力 | 206PS/6,000rpm | |
最大トルク | 27.9kgfm/4,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 5.91kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,520mm | |
全幅 | 1,695mm | |
全高 | 1,290mm | |
車両重量 | 1,220kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | 252Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ グランツーリスモ2 グランツーリスモ2000 グランツーリスモ3:A-Spec グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | ドリ車からドラッグレースまで様々なユーザーに愛された名車 リーフに加速勝負で負けるってあり得ないでしょ! |
概要
1989年から1998年まで製造及び販売されたS13シルビアの兄弟車。このモデルは1996年のマイナーチェンジを施した際に最終型となった「タイプX」グレードである。後期型の特徴としてはスカイライン風の4連丸テールだが、やはり中期のフラットテールを好む層も多く、かなり好き嫌いが分かれた。
グランツーリスモにおいても180SX自体は、プロローグ系を除くほぼすべてのシリーズに登場し、ドリフト愛好家にもお馴染みの名車で、「ワンエイティ」の名前で知られている。北米では2.4Lエンジンを搭載した関係から240SXという名前で販売されていたが、1993年にハッチバックボディのないS14型シルビアにフルモデルチェンジされたことで、アメリカ(北米)市場では終売になっている。また、アジア、ヨーロッパ(欧州)、オーストラリア(豪州)市場では200SXという名前で輸出販売されていたのだが、こちらも同時期に生産及び販売を終えている。
S13型シルビアとは基本骨格を同じくする姉妹車でパーツの互換性もあるため、シルビアのフロントマスクをつけた改造車の「シルエイティ」も誕生し、後に公式化されるにまで至った。なお、シルビアのボディに180SXのリトラクタブルヘッドライト顔を移植すると逆に「ワンビア」と呼称されるが、前述の240SXは2ドアクーペ・3ドアハッチバックが共に180SXのフロントフェイスを採用していた関係から、公式で「ワンビア」が販売されていた形となる。
S13型シルビアとは基本骨格を同じくする姉妹車でパーツの互換性もあるため、シルビアのフロントマスクをつけた改造車の「シルエイティ」も誕生し、後に公式化されるにまで至った。なお、シルビアのボディに180SXのリトラクタブルヘッドライト顔を移植すると逆に「ワンビア」と呼称されるが、前述の240SXは2ドアクーペ・3ドアハッチバックが共に180SXのフロントフェイスを採用していた関係から、公式で「ワンビア」が販売されていた形となる。
シルビア比でリトラクタブルライトによる車重増や、ハッチバックボディで剛性が劣るといったデメリットがある反面、ハッチバックによる荷室上下の高さからタイヤ4本を楽に積めるという、ドリフト愛好家にはうってつけなポイントも持ち合わせていた。
また老舗チューナー・HKSがドラッグレース用に180SXを制作し、これ以降、180SXはドラッガー達にも注目を集めはじめる。
その人気はシルビアがS14型・S15型へとモデルチェンジしていっても、生産が並行して続けられていたことからも明らかだろう。
また老舗チューナー・HKSがドラッグレース用に180SXを制作し、これ以降、180SXはドラッガー達にも注目を集めはじめる。
その人気はシルビアがS14型・S15型へとモデルチェンジしていっても、生産が並行して続けられていたことからも明らかだろう。
現実で多くの走り屋から支持を得ていた故にか、走り屋を題材とした作品でもお馴染みの存在。「レーシングラグーン」ではNIGHT RACERS 本牧所属の辻本アキラが乗る愛車「X1800」のベースとしても有名だ。

走り屋漫画「頭文字D」でも勿論登場しており、「秋名スピードスターズ」のメンバーである健二を初め、姉妹車であるS13共々多数登場している。また主人公である拓海がハチロク以外で峠を攻めたクルマの1台であった。(*1)
この他にもかつてリーフのCMに出演したが、なんとEVの加速力をアピールするために0-400m加速勝負で負けさせられるという役目だった事から、ファンからの批判意見が殺到して炎上してしまう事態になった。
解説
1989年3月にS13シルビアのハッチバックモデルとしてデビューしたのが180SXである。S13と異なるリトラクタブルライトとリアハッチを備えたこのクルマは、デートカーとして名を馳せたシルビアの人気に押されてほとんど目立たない存在だった。エンジンもシルビアと共通のCA18(NA/ターボ)というラインナップだったが、91年にマイナーチェンジでSR20系へと進化し、205PS・28.0kgfmにスペックが向上した。本来ならばこのスペックのままS13と共に生産を終える予定であったが、後継のS14が不評ということ、シルビアとは販売店が異なる(*2)ため、モデル廃止するとラインナップに偏りが出てしまうという問題もあり、S15にモデルチェンジするまで併売が行われていた。
北米では前述のように2.4L直4SOHCのKA24Eを搭載した240SXとして輸出。KA24エンジンは北米での人気が衰えなかったため、日産は(シルビアの輸出仕様である)200SXと切り離して生産を継続することを決断した(*3)。
180SXは最後までS13を基本としたが、マイナーチェンジを繰り返すことによってそのパフォーマンスを継続していた。リトラとハッチバックを採用していた関係で車重がやや重く、リアの剛性が不足していたことで「走りはシルビアに劣る」と言われていたが、のちにリリースされたアフターパーツによって弱点も克服(*4)。多くのファンが独自の改造を施し、(諸説あるが軽量化等を目的に姉妹車であるシルビアの顔面を移植し、のちにメーカー公認となったシルエイティや奇抜な前後スワップを施したストリーム Z Jr.といった)オリジナルモデルが生まれたのも、この180SXの特徴だったが、1999年3月のシルビアのフルモデルチェンジに伴い、統合という形で生産終了となった。
アンディによる評価
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日産180SXは S13シルビアがベースの派生車種 ノッチバックのシルビアに対して ハッチバックスタイルを採用した美しいクーペだ 後輪駆動でハンドリングも素直 チューニングで手軽にパワーも上げやすい ドリフトベースとしても注目の1台だね |
登場シリーズ
グランツーリスモ
NISSANディーラーのNEW CARで新車で購入可能。
価格はCr.2,498.000
なお、購入すると204psになる。
価格はCr.2,498.000
なお、購入すると204psになる。
グランツーリスモ2
EAST CITYのNISSANディーラー内、USED CARにて購入可能。
なお、95年式が入荷する事もある。
また、購入すると204psになる。
なお、95年式が入荷する事もある。
また、購入すると204psになる。
グランツーリスモ3: A-Spec
Cr.2,498,000で購入可能。
グランツーリスモ4
中古車 90年代後半で購入可能。
グランツーリスモ(PSP)
Cr.2,498,000で購入可能。
グランツーリスモ5
中古車の場合
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
グランツーリスモ6
グランツーリスモSPORT
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.5,350,000で購入可能。
現実での高騰もあってか、ちょっと値上がりしているものの、まだ入手しやすい方。アンディの言う通り挙動が素直で、ターボ故にパワーも十分、そして軽い。流石に90年代のクルマなので見た目と若干のスペックの古さは拭いきれないものの、最初に買わされるコンパクトカー御三家やプレゼントカーに飽きた頃に手を出すのも良い。マメに中古車ディーラーでチェックを入れて見ると良いだろう。
ちなみにR35ニスモに載せているVR38DETT-GT-R-NISMOのエンジンを載せ替える事が可能。入手すればドリフトでもレースでも格上の車と張り合う事も可能。ノーマルのSR20DETはパワーは十分とはいえ現代の目線から見るとちょっとパワー不足に感じてしまうので、ぜひ入手出来たら載せ替えて、チューンしよう。シルビア系はGT7でもチューンの自由性と将来性が高いのである。
現実での高騰もあってか、ちょっと値上がりしているものの、まだ入手しやすい方。アンディの言う通り挙動が素直で、ターボ故にパワーも十分、そして軽い。流石に90年代のクルマなので見た目と若干のスペックの古さは拭いきれないものの、最初に買わされるコンパクトカー御三家やプレゼントカーに飽きた頃に手を出すのも良い。マメに中古車ディーラーでチェックを入れて見ると良いだろう。
ちなみにR35ニスモに載せているVR38DETT-GT-R-NISMOのエンジンを載せ替える事が可能。入手すればドリフトでもレースでも格上の車と張り合う事も可能。ノーマルのSR20DETはパワーは十分とはいえ現代の目線から見るとちょっとパワー不足に感じてしまうので、ぜひ入手出来たら載せ替えて、チューンしよう。シルビア系はGT7でもチューンの自由性と将来性が高いのである。
コメント
- 60km/hぐらいまでならリーフの圧勝になるはず。でもその先はかなり鈍るから、十分直線が長ければすぐに抜き返せる -- (名無しさん) 2022-10-21 21:00:27
- とりあえずリーフニスモRC VS HKSドラッグ180SXのドラッグレース対決やってほしい -- (名無しさん) 2024-06-07 05:51:49
- このクルマ、タイプAのエアロを付けてもダウンフォース無いんだが。リアにディフューザーつけてもフロントダウンフォース変わらないんだが -- (名無しさん) 2024-08-16 09:26:41