ルノー R8 ゴルディーニ '66 | ||
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メーカー | ルノー | |
---|---|---|
英名 | Renault R8 Gordini '66 | |
年式 | 1966 | |
エンジン | Gordini-812 | |
タイプ | レーシングカー | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | 357.95 | |
総排気量 | 1255cc | |
最高出力 | 103PS/7,000rpm | |
最大トルク | 11.9kgfm/5,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 8.20kg/PS | |
駆動形式 | RR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,988mm | |
全幅 | 1,486mm | |
全高 | 1,308mm | |
車両重量 | 850kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | 185Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | 多くのフレンチレーサー達を輩出した“仏生まれのお弁当箱” 8の読み方はユイット |
概要
一見パッと見ると地味そうなルノーのセダン、「
なおその形から『フランスの弁当箱』という愛称で呼ばれた事も。

数多くのラリーやレースで活躍、特に66年から70年に開催されたワンメイクレース「ゴルディーニカップ」はフランスのレーサー達の登竜門となり、レース界に多くの著名な人物を送り出した。
解説
ルノー R8 Gordiniは、小型サルーン「8 」の高性能版として、1964年に発売されたスポーツモデルだ。チューンアップを担当したのはアメデ・ゴルディーニ。彼はフィアットやシムカなどのチューニングで活躍し、のちにF1コンストラクターにもなった伝説のビッグネームだ。
ベースとなった8は、5ベアリングの新開発エンジンやこのクラス初の4輪ディスクブレーキを採用するなど、先進的なメカニズムを数多く備えていた。
ゴルディーニはそうした美点を巧みに利用。とりわけ回転性と耐久性に優れた1,108ccユニットは、エンジンの魔術師 と呼ばれたゴルディーニにとっては格好の素材だったようだ。副燃焼室付クロスフロー式ヘッドの採用や圧縮比の向上、2基のツインチョーク・キャブレターの装着などで、排気量はそのままに純正の2倍近い95PSという数値をたたき出した。
そして、1966年、排気量が1,255ccへ引き上げられたR8 Gordini 1300が発表される。こちらは103PSの5速仕様へと進化し、最高速は+5km/hの175km/hとなった。
R8 Gordiniは、1964年から3年連続でツール・ド・コルスを制するなど、様々な競技で活躍。また、同マシンを使い1966年から開催された世界初のワンメイクレース「ゴルディーニ・カップ」はフランスでのプロレーサーへの登竜門となり、R8 Gordiniは1960年代後半のフランスのモータースポーツシーンを象徴する1台となった。
その2段重ねの弁当箱のような個性的なスタイリングは、今でも愛好家の心を掴んで離さず、誕生から半世紀が経過してもコレクターズアイテムとして人気を集めている。
ベースとなった8は、5ベアリングの新開発エンジンやこのクラス初の4輪ディスクブレーキを採用するなど、先進的なメカニズムを数多く備えていた。
ゴルディーニはそうした美点を巧みに利用。とりわけ回転性と耐久性に優れた1,108ccユニットは、エンジンの
そして、1966年、排気量が1,255ccへ引き上げられたR8 Gordini 1300が発表される。こちらは103PSの5速仕様へと進化し、最高速は+5km/hの175km/hとなった。
R8 Gordiniは、1964年から3年連続でツール・ド・コルスを制するなど、様々な競技で活躍。また、同マシンを使い1966年から開催された世界初のワンメイクレース「ゴルディーニ・カップ」はフランスでのプロレーサーへの登竜門となり、R8 Gordiniは1960年代後半のフランスのモータースポーツシーンを象徴する1台となった。
その2段重ねの弁当箱のような個性的なスタイリングは、今でも愛好家の心を掴んで離さず、誕生から半世紀が経過してもコレクターズアイテムとして人気を集めている。
マキールによる評価
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アメデ・ゴルディーにといえば ルノーやシムカの伝説的なチューナーであり...... ル・マンでの功績で一番知られている人物かもしれません さらにF1コンストラクターに上り詰めた立志伝中のフランス人 要するに天才ですね 長年ゴルディーにはルノーと共同で ルノーの大衆車の高性能バージョンを制作していたのですが...... この"R8 Gordini"はそのひとつ ルノーとゴルディーニのコラボの中では非常に人気の1台です パワーはベース車両の倍も出ています それだけでもゴルディーニの天才ぶりが伝わるでしょう クラシックなブルーに白のストライプ そしてV字型のボンネットと...... 真四角のスタイルはいまでも大勢のファンの心を鷲掴みにしています! |
登場シリーズ
グランツーリスモ6
Cr.8,000,000で購入。
グランツーリスモSPORT
Cr.8,000,000で購入。
グランツーリスモ7
レジェンドカーでCr.2,850,000で購入。Ver.1.17ではCr.3,250,000に値上げ。それでも前作から大幅な値下げに。恐らく理由としてはベースとなった元が大衆向けの量販されているセダンであることでアマチュア向けのワンメイクレースが開催されるほど、多くの台数が作られた事だろう。他の車で例えるならスズキのスイフトスポーツに近いかもしれない。何はともあれ、サンキューハガティ。
Ver.1.55からエンジンスワップに対応し、S15シルビアのSR20DET型エンジンを搭載可能になった。一見何の脈絡もない組み合わせ(強いて言うなら日産とルノーが提携している繋がり?)に思えるが、同系統のエンジンを積むルノー R5 ターボ '80にもVer.1.55から同じ組み合わせのスワップが設定されたため、恐らくはそれに倣ったものと思われる(詳細は5ターボの記事を参照されたい)。
コメント
- GT7ではフランス版スイフトスポーツってことになってるのか・・・ -- (名無しさん) 2023-04-29 14:12:57
- スワップ先は意外?なSR20なのね… -- (名無しさん) 2025-03-08 21:45:40