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#center(){
&table_color(,#cccccc)
|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){トヨタ GRヤリス 1st Edition RZ"High performance" '20}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/5umfOr2.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/81qi826.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/UIjGS2e.jpg)Image Credit : [[gran-turismo.com>https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/news/00_4332855.html]]|
|~|~メーカー|[[トヨタ]]|
|~|~英名|Toyota GR Yaris 1st Edition RZ "High Performance" '20|
|~|~年式|2020|
|~|~エンジン|G16E-GTS-Yaris|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~カテゴリー|N300|
|~|~PP(初期値)|504.79|
|~|~総排気量|1,618cc|
|~|~最高出力|272PS/6,200rpm|
|~|~最大トルク|37.7kgfm/3,200rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|4.74kg/PS|
|~|~駆動形式|4WD|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|3,995mm|
|~|~全幅|1,805mm|
|~|~全高|1,455mm|
|~|~車両重量|1,290kg|
|~|~重量バランス|59対41|
|~|~トランスミッション|6速|
|~|~ダート走行|可能|
|~|~登場|[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|ヤリスに400万!?だが支払う価値は十分あり!|
}
*概要
名前の通りサブコンパクトカーのヤリスをベースモデルに、現代ではもはや絶滅危惧種ともなりつつあるラリーカーベースのスポーツ車として、令和の時代に生まれたクルマ。フロントこそノーマルと共通のGA-Bプラットフォームを使いながら、リアセクションは[[カローラ>トヨタ GRカローラ MORIZO Edition '22]]と同じCセグメント用のGA-Cプラットフォームを&s(){悪魔合体}組み合わせ、当然ながらキャパシティの大きい走りを実現。ボディワークも世界ラリー選手権(WRC)のレギュレーションを見据え、ノーマルとはほぼ共通部分のないクーペルックを纏っている。
搭載されたエンジンもGRヤリス用に開発された、1.6LターボのG16E-GTS型。なんと272ps(200kW)の最大出力を発揮するが、それを受け止めるのが「GR-FOUR」と呼ばれる新しい四輪駆動システム。湿式クラッチを組み合わせた電子制御カップリングによって、60:40~30:70の割合で駆動力を変更することが可能となった。ちなみに、当初は前輪駆動にノーマルモデルと同じ1.5LのNAを搭載した「RS」なるモデルもあったが、2024年1月のマイナーチェンジで廃止されている。
この2024年マイナーチェンジではエンジンスペックがGRカローラ同様の304PS仕様に変更され、同時にレースやラリーでテストされていた強化トルコンATである「GR-DAT」が採用されている(RSが廃止されたのはこれも原因)。
グランツーリスモSPORTから収録されている「1stエディション」は、初期ロットに設定された特別仕様車である。黒塗装のBBS鍛造ホイールや赤ステッチの入った革シートが装備されたほか、トヨタ自動車社長(当時)にして開発ドライバーも務めた[[モリゾウ]]氏の&s(){落書き}サインプリントがフロントガラスに入ったプレミアムな車両。ゲーム内の仕様では、1stエディション限定のオプションだったマーブル柄カーボン[[ルーフ]]も装備されている。ちなみにこの仕様、台数限定で販売された訳ではなく、2020年1月~6月までの予約者全員が購入可能な受注生産車両だった。受注の開始はGRヤリスが初出展された東京オートサロンからで、7月の販売開始までに6000台もの予約があったという。その後も1stエディションの予約受け入れ台数は増やしつつも再販はせず、価値を保ったまま通常版の発売が開始された。
&image(https://toyotagazooracing.com/-/media/TMC/tgr/jpn/contents/jrc/images/report/2022/04/keyvisual.jpg)もちろん全日本ラリー選手権といったラリー競技はもちろん、チューンベースとしても活用する例が出てきている。
&bold(){更にはFR化させて1000馬力を出す世界の齋藤さん}とか、&bold(){発売前に左ハンドルを入手し4WDを生かしたままスーパーラップやドリフトができるマルチ450馬力を作る富士宮の町工場}等のトップチューナーの新たなキャンバスとして新時代のスポーツカーを代表する期待の一台でもある。
&youtube(https://youtu.be/SBJ1fPFdUII)
*解説
スポーツカーを磨き上げるために、世界ラリー選手権に挑み続ける[[トヨタ]]。そのトヨタが次世代を戦う新型ラリーカーのベース車両として開発したのが、GRヤリスだ。
一見、愛らしいコンパクトモデルだが、その実態はWRCでの勝利を見据えた戦うマシン。GA-BとGA-CというふたつのTNGAモジュールを組み合わせた3ドアボディは徹底的な剛性強化、軽量化、低重心化が図られており、拡幅されたリアフェンダーがポテンシャルを物語る。後端に向けて低くなるカーボンルーフは、ウィング装着時の空気の流れを最適化した結果だ。
4WDモデルのRZが積むエンジンは、G16E-GTS型という1.6L3気筒ターボ。クラス最小、最軽量を誇る最新のパワーユニットで、200 kW(272PS)/370 Nm (37.7 kgfm)を発揮、6速MTと組み合わされる。駆動系も興味深い。新開発の電子制倒カップリング式センターデフは前後トルク配分の切り替えが可能。さらに高性能グレード「RZ “High performance”」では前後デフがトルセンLSDとなり、盤石のトラクションを確保する。
GRヤリスは2020年1月の初公開に合わせて特別仕様車「1st Edition」を発表した。マスタードライバー「モリゾウ」のサインやオリジナル鍛造アルミホイールなどの限定アイテムを搭載した先行予約者だけのスペシャルモデルである。
*[[マーティン]]による評価
#center(){|&image(width=200,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/528/13/Martin.jpg)|WRC つまり 世界ラリー選手権への参戦を目指し&br(トヨタが開発した 本物の4WDスポーツカーです。&br()1.6Lターボクラスでは 世界トップレベルの 272 PS&br()4WDシステムも スポーツ走行が前提です&br()ボディは驚くほどガッチリしていて&br()ハンドリングも安定性も ともに抜群&br()専用にデザインされた3ドアのボディは&br()競技車両らしい雰囲気もたっぷりです|}
*登場シリーズ
**グランツーリスモSPORT
Cr.4,560,000で購入。
**グランツーリスモ7
Cr.4,560,000で購入。前作と変わらぬ値段。また、カフェのメニューブックの課題でも入手可能。
さらに、&bold(){アップデートにより2JZに換装可能になった。}載せるとちょっとフロントヘビーな特性が強くなるが、スープラのトルクの太いエンジンにヤリスの四輪駆動と軽めの車体は相性抜群だ。フルチューンすればかなりのハイパワーとハイトルクを四輪駆動と軽量ボディで制御する最強のヤリスが出来る。
*余談 GRヤリス RSについて
#region
GRヤリス屈指の低価格&s(){(にして色々とかなり残念な)}車。
通常のヤリスと同じ1.5L直列三気筒M15Aエンジンに10速のパドルシフト付きCVTが組み合わされている。120PS/6,600rpmという非力さと14.8kgfm/4,800〜5,200rpmという細いトルクで1150kg(乾燥重量)の車両を引っ張るモデル。オマケにGRヤリスの代名詞ともいえる4WDシステムのGR-FOURを搭載しておらず、駆動形式はFFとなっている。
もろちん3ドアだし225/18インチエンケイ鋳造アルミだし……と良いところもあるにはあるが、これに270万払うのか?という疑問を持つ者も多い。
実は当初はRZ等と同じテンロクターボの予定だった。というのも開発の段階でパドルシフト付きCVTは構想に入っており、モータースポーツで培ったCVTをフィードバックしてMTより変速が楽かつ速くして、誰でもモンスターを操れるようにしようという魂胆だった。初出は2020年東京オートサロンで、プレスの質疑応答にも「CVTの方が速い。けど無駄と分かっていてもMTを楽しみたい人もいる。だから2つのGRヤリスを用意する」と答えたぐらい自信があった……はずなのだが、市販仕様CVTはそのモンスターエンジンを搭載せず普通のエンジンを搭載して発売したのだ。
トヨタの公式サイトには「コンパクトのレベルを超えた上質な乗り心地」と記載されてるが、足はRZと同じくガチガチだし両輪ディスクだけど前だけベンチレーテッド。よくパワー上げすぎて足がついて行かないという車があるが、この逆。&bold(){硬すぎる足に対してパワーがまるでない。}しかも載せ替えベースにしようにも色々ブッシュが違うためポンでは乗らないという……。
お手頃価格ではあるものの、荷物もあんまり乗らないから正直ヤリスの1.5を買った方がかなりお買い得。というかそれより安値で似たような性能の三菱 ミラージュやスズキ スイフト、ヤリスからちょっと奮発すればカップカー仕様がコイツより安く買える。
と、なんでラインナップしたんだろうなと疑問に思う方も居るだろうが、実はこのRSについてはRally2規定のベースモデルとしての役割を担っている。1.5LのM15Aなのもエンジン搭載位置を低い状態でホモロゲを通すための物。(G16Eよりもクランクシャフトが低く車体中央側に寄る)
よって、GRヤリス RSは一見すると&s(){色々とかなり残念な車}に映るかもしれないが、2024年からWRCをはじめ世界のカスタマーに販売されるだろうRally2マシンを支えるグレードであることを踏まえると、ちょっと見方が変わるかもしれない。
#endregion
*コメント
#comment_num2(log=トヨタ GRヤリス 1st Edition RZ"High performance" '20/コメントログ)
#center(){
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|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/5umfOr2.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/81qi826.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/UIjGS2e.jpg)Image Credit : [[gran-turismo.com>https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/news/00_4332855.html]]|
|~|~メーカー|[[トヨタ]]|
|~|~英名|Toyota GR Yaris 1st Edition RZ "High Performance" '20|
|~|~年式|2020|
|~|~エンジン|G16E-GTS-Yaris|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~カテゴリー|N300|
|~|~PP(初期値)|504.79|
|~|~総排気量|1,618cc|
|~|~最高出力|272PS/6,200rpm|
|~|~最大トルク|37.7kgfm/3,200rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|4.74kg/PS|
|~|~駆動形式|4WD|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|3,995mm|
|~|~全幅|1,805mm|
|~|~全高|1,455mm|
|~|~車両重量|1,290kg|
|~|~重量バランス|59対41|
|~|~トランスミッション|6速|
|~|~ダート走行|可能|
|~|~登場|[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|ヤリスに400万!?だが支払う価値は十分あり!|
}
*概要
名前の通りサブコンパクトカーのヤリスをベースモデルに、現代ではもはや絶滅危惧種ともなりつつあるラリーカーベースのスポーツ車として、令和の時代に生まれたクルマ。フロントこそノーマルと共通のGA-Bプラットフォームを使いながら、リアセクションは[[カローラ>トヨタ GRカローラ MORIZO Edition '22]]と同じCセグメント用のGA-Cプラットフォームを&s(){悪魔合体}組み合わせ、当然ながらキャパシティの大きい走りを実現した。
ボディワークも世界ラリー選手権(WRC)のレギュレーションを見据え、ノーマルとはほぼ共通部分のないクーペルックを纏う。トップカテゴリーであるRally1はさることながら、1つ下のカテゴリーのRally2においてもそのクーペルックは高い優位性を発揮する((現在Rally2に参戦する主要車両は[[シュコダ]]のファビアや[[フォード]]のフィエスタなど、平均的な2ボックスボディを採用したBセグメントが多い。))とみられている。
搭載されたエンジンもGRヤリス用に開発された、1.6LターボのG16E-GTS型。なんと272ps(200kW)の最大出力を発揮するが、それを受け止めるのが「GR-FOUR」と呼ばれる新しい四輪駆動システム。湿式クラッチを組み合わせた電子制御カップリングによって、60:40~30:70の割合で駆動力を変更することが可能となった。ちなみに、当初は前輪駆動にノーマルモデルと同じ1.5LのNAを搭載した「RS」なるモデルもあったが、2024年1月のマイナーチェンジで廃止されている。
この2024年マイナーチェンジではエンジンスペックがGRカローラ同様の304PS仕様に変更され、同時にレースやラリーでテストされていた強化トルコンATである「GR-DAT」が採用されている(RSが廃止されたのはこれも原因)。
グランツーリスモSPORTから収録されている「1stエディション」は、初期ロットに設定された特別仕様車である。黒塗装のBBS鍛造ホイールや赤ステッチの入った革シートが装備されたほか、トヨタ自動車社長(当時)にして開発ドライバーも務めた[[モリゾウ]]氏の&s(){落書き}サインプリントがフロントガラスに入ったプレミアムな車両。ゲーム内の仕様では、1stエディション限定のオプションだったマーブル柄カーボン[[ルーフ]]も装備されている。ちなみにこの仕様、台数限定で販売された訳ではなく、2020年1月~6月までの予約者全員が購入可能な受注生産車両だった。受注の開始はGRヤリスが初出展された東京オートサロンからで、7月の販売開始までに6000台もの予約があったという。その後も1stエディションの予約受け入れ台数は増やしつつも再販はせず、価値を保ったまま通常版の発売が開始された。
&image(https://toyotagazooracing.com/-/media/TMC/tgr/jpn/contents/jrc/images/report/2022/04/keyvisual.jpg)もちろん全日本ラリー選手権といったラリー競技はもちろん、チューンベースとしても活用する例が出てきている。
&bold(){更にはFR化させて1000馬力を出す世界の齋藤さん}とか、&bold(){発売前に左ハンドルを入手し4WDを生かしたままスーパーラップやドリフトができるマルチ450馬力を作る富士宮の町工場}等のトップチューナーの新たなキャンバスとして新時代のスポーツカーを代表する期待の一台でもある。
&youtube(https://youtu.be/SBJ1fPFdUII)
*解説
スポーツカーを磨き上げるために、世界ラリー選手権に挑み続ける[[トヨタ]]。そのトヨタが次世代を戦う新型ラリーカーのベース車両として開発したのが、GRヤリスだ。
一見、愛らしいコンパクトモデルだが、その実態はWRCでの勝利を見据えた戦うマシン。GA-BとGA-CというふたつのTNGAモジュールを組み合わせた3ドアボディは徹底的な剛性強化、軽量化、低重心化が図られており、拡幅されたリアフェンダーがポテンシャルを物語る。後端に向けて低くなるカーボンルーフは、ウィング装着時の空気の流れを最適化した結果だ。
4WDモデルのRZが積むエンジンは、G16E-GTS型という1.6L3気筒ターボ。クラス最小、最軽量を誇る最新のパワーユニットで、200 kW(272PS)/370 Nm (37.7 kgfm)を発揮、6速MTと組み合わされる。駆動系も興味深い。新開発の電子制倒カップリング式センターデフは前後トルク配分の切り替えが可能。さらに高性能グレード「RZ “High performance”」では前後デフがトルセンLSDとなり、盤石のトラクションを確保する。
GRヤリスは2020年1月の初公開に合わせて特別仕様車「1st Edition」を発表した。マスタードライバー「モリゾウ」のサインやオリジナル鍛造アルミホイールなどの限定アイテムを搭載した先行予約者だけのスペシャルモデルである。
*[[マーティン]]による評価
#center(){|&image(width=200,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/528/13/Martin.jpg)|WRC つまり 世界ラリー選手権への参戦を目指し&br(トヨタが開発した 本物の4WDスポーツカーです。&br()1.6Lターボクラスでは 世界トップレベルの 272 PS&br()4WDシステムも スポーツ走行が前提です&br()ボディは驚くほどガッチリしていて&br()ハンドリングも安定性も ともに抜群&br()専用にデザインされた3ドアのボディは&br()競技車両らしい雰囲気もたっぷりです|}
*登場シリーズ
**グランツーリスモSPORT
Cr.4,560,000で購入。
**グランツーリスモ7
Cr.4,560,000で購入。前作と変わらぬ値段。また、カフェのメニューブックの課題でも入手可能。
さらに、&bold(){アップデートにより2JZに換装可能になった。}載せるとちょっとフロントヘビーな特性が強くなるが、スープラのトルクの太いエンジンにヤリスの四輪駆動と軽めの車体は相性抜群だ。フルチューンすればかなりのハイパワーとハイトルクを四輪駆動と軽量ボディで制御する最強のヤリスが出来る。
*余談 GRヤリス RSについて
#region
GRヤリス屈指の低価格&s(){(にして色々とかなり残念な)}車。
通常のヤリスと同じ1.5L直列三気筒M15Aエンジンに10速のパドルシフト付きCVTが組み合わされている。120PS/6,600rpmという非力さと14.8kgfm/4,800〜5,200rpmという細いトルクで1150kg(乾燥重量)の車両を引っ張るモデル。オマケにGRヤリスの代名詞ともいえる4WDシステムのGR-FOURを搭載しておらず、駆動形式はFFとなっている。
もろちん3ドアだし225/18インチエンケイ鋳造アルミだし……と良いところもあるにはあるが、これに270万払うのか?という疑問を持つ者も多い。
実は当初はRZ等と同じテンロクターボの予定だった。というのも開発の段階でパドルシフト付きCVTは構想に入っており、モータースポーツで培ったCVTをフィードバックしてMTより変速が楽かつ速くして、誰でもモンスターを操れるようにしようという魂胆だった。初出は2020年東京オートサロンで、プレスの質疑応答にも「CVTの方が速い。けど無駄と分かっていてもMTを楽しみたい人もいる。だから2つのGRヤリスを用意する」と答えたぐらい自信があった……はずなのだが、市販仕様CVTはそのモンスターエンジンを搭載せず普通のエンジンを搭載して発売したのだ。
トヨタの公式サイトには「コンパクトのレベルを超えた上質な乗り心地」と記載されてるが、足はRZと同じくガチガチだし両輪ディスクだけど前だけベンチレーテッド。よくパワー上げすぎて足がついて行かないという車があるが、この逆。&bold(){硬すぎる足に対してパワーがまるでない。}しかも載せ替えベースにしようにも色々ブッシュが違うためポンでは乗らないという……。
お手頃価格ではあるものの、荷物もあんまり乗らないから正直ヤリスの1.5を買った方がかなりお買い得。というかそれより安値で似たような性能の三菱 ミラージュやスズキ スイフト、ヤリスからちょっと奮発すればカップカー仕様がコイツより安く買える。
と、なんでラインナップしたんだろうなと疑問に思う方も居るだろうが、実はこのRSについてはRally2規定のベースモデルとしての役割を担っている。1.5LのM15Aなのもエンジン搭載位置を低い状態でホモロゲを通すための物。(G16Eよりもクランクシャフトが低く車体中央側に寄る)
よって、GRヤリス RSは一見すると&s(){色々とかなり残念な車}に映るかもしれないが、2024年からWRCをはじめ世界のカスタマーに販売されるだろうRally2マシンを支えるグレードであることを踏まえると、ちょっと見方が変わるかもしれない。
#endregion
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