ジャガー XJ13 '66 | ||
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メーカー | ジャガー | |
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英名 | Jaguar XJ13 '66 | |
エンジン | エンジン形式(知らない場合は抜かしてよい) | |
タイプ | レーシングカー ミッドシップ | |
カテゴリー | Gr.X(GTSのみ) | |
PP(初期値) | XXX | |
総排気量 | 4994cc | |
最高出力 | 518PS/7,500rpm | |
最大トルク | 53.4kgfm/6,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | MR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,483mm | |
全幅 | 1,854mm | |
全高 | 965mm | |
車両重量 | 998kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | ル・マンで戦うはずだった、幻のビッグキャットレーサー |
概要

1966年にジャガーが製作したル・マン24時間参戦を目的としていた車両で、世界にたった一台しか存在しない幻の車。もし参戦していればフェラーリ 330 P4 '67やフォード Mark IV Race Car '67と戦いを繰り広げていたはずだった。
ジャガーはXJ13で1967年にル・マン復帰を決定し、密かにテスト走行も行われていた。しかしル・マン参戦を控えていた1967年初めに突然この計画は中止となった。これは当時ブリティッシュ・モーター・コーポレーション (BMC) との合併騒動でレーシング活動そのものが停止されてしまったためであった。さらに当時直6エンジンを搭載したEタイプの販売が極めて好調であったことから、当時の代表であったウィリアム・ライオンズはV型12気筒エンジンの存在が外部に漏れることを恐れ、XJ13のサーキット走行を禁止してしまった。それでもXJ13の開発継続を望む当時の車両実験部チーフのビル・ヘインズは、ライオンズに何度も走行実験の実施を進言したものの拒否され続けていた。
そしてヘインズは当時の部下でチーフテストドライバーだったノーマン・デヴィスとともに、1967年のある日に許可なくXJ13のテスト走行をMIRAテストセンターの高速周回路で行った。そのときのXJ13は最高速度175mphを記録し、さらにこのコースのラップレコードまで打ち立てるという予想外の好成績を記録した。ヘインズが無許可でXJ13のテストを行っていたことは間もなく関係者のあいだで噂になり、数日後ヘインズとデヴィスがライオンズに呼び出されて叱責されたが、ヘインズとデヴィスの説得によって最終的に「作業は休日のみ」という条件付きでXJ13の開発続行が認められた。
しかしそれでもXJ13の開発のためには時間と資金が足りず、さらにXJ13のシャーシに問題があることが発覚してまたも開発は頓挫する。それに追い打ちをかけるかのように、1967年夏に国際自動車連盟 (FIA) は翌1968年度からグループ6プロトタイプレーシングカーの最大排気量を3.0リッターに制限するルール変更を発表した。これによってXJ13はグループ6としてレースに参戦することが不可能となり、こうしてXJ13は完全にレースでの活躍の場を失い、開発中止を申し渡された。
その後は倉庫に放置されていたが、1971年にジャガーのプロモーション活動の撮影のために引っ張り出された。しかし猛スピードでバンク走行を行っていた際に2回横転し大破してしまう。それから2年後の1973年にXJ13はほぼすべてのボディパネルが新たに作り直され、徹底的な修復が行われた(*1)。
それ以降は時折公の場にその姿を現していたが、あるイベントで致命的なエンジンのオーバーレヴを起こしてしまい、2基作られたエンジンのうちのひとつはピストンが焼け付き、本来の力を発揮することが出来なくなってしまう。それ以降はほとんど公式な場所にその姿を現すことがなくなっていったという。XJ13は現在、コヴェントリーのジャガー本社工場内にある資料館「ジャガー・ダイムラー・ヘリテイジ・トラスト」(JAGUAR DAIMLER HERITAGE TRUST) に保管されている。レースでの活躍は結局叶わなかったが、流麗なデザインとその悲劇的な開発経緯から人気が高い一台である。
公式解説
1967年は、フォードとフェラーリ激闘の年として記憶されることになった。しかし、この対決を一変させかねないもう1台のマシンが、水面下で開発されていたことはあまり知られていない。ジャガーXJ13である。
ジャガーは'60年代初めから、Dタイプに代わるル・マンカーの開発を進めていた。その試作車が完成したのは'66年のこと。ジャガー史上初となるV型12気筒エンジンは5リッターの排気量から500馬力を発生。これをミッドシップに積んだXJ13は、当時のフォードやフェラーリと互角に渡り合えるマシンだった。
ジャガーはこのXJ13で翌年のル・マン復帰を決め、密かに走行テストを開始する。ところがル・マンまであと数ヶ月と迫った'67年初め、この計画は突如中止される。ジャガーに合併騒動が起き、レース活動が停止されたのだ。XJ13は一度も表舞台に現わすことなく'71年のテスト中に事故を起こし、その存在に終止符を打ったのである。
登場シリーズ
グランツーリスモ5
Cr.2,000,000,000で購入。世界に一台しか無いクルマだから無論お高い。1967年のルマンでライバルになるはずだった二台も同時に収録されていてゲームの中で幻となった三つ巴の戦いを行える。
グランツーリスモ6
Cr.2,000,000,000で購入。
グランツーリスモSPORT
Cr.2,000,000,000で購入。
グランツーリスモ7
レジェンドカーでCr.1,200,000,000で購入。前作よりも安くなったが、それでも高い。ゲームではトラブルとは無縁なのだが、大切に乗ろう。もちろん、三つ巴のバトルも出来る。
コメント
- 高くねーカー -- (名無しさん) 2023-11-12 15:09:32
- 東京で使えそう!? -- (名無しさん) 2023-11-15 17:24:42
- たらればの話しで申し訳ないけど、ジャガー自身が何台かXJ13量産したら値段は少しは安くなったりして -- (名無しさん) 2023-11-21 08:49:00
- 次のアプデで20億ぐらいで値上げされるwww (笑) -- (名無しさん) 2023-11-23 17:16:45
- tvr -- (名無しさん) 2024-01-19 17:34:36
- あ、間違えた。 -- (名無しさん) 2024-01-19 17:34:48
- 2000年にtvr tuscan もレビューされましたねー ( e type に似ている? ) -- (名無しさん) 2024-01-19 17:35:47
- 高杉 -- (名無しさん) 2024-01-20 08:08:28
- ジャガーに何とかXJ13を再び何十台か製造して販売してもらわない限り安くならなそう -- (でシフトがくなるらしいです。 -- (名無しさ加速力アップした方、燃費ともに良ん) エンジン二 ハヤブサのてるからか、音めっちゃつくっつけ2023-06-11 07:58:08でかい() コースの反対側にいてもエンジン音きこえる:05:58 なのにほかのGr.3よりはちっこいんだよなw -- (名無しさん) 2023-06-14 20~ -- (名無しさん) 2023-06) 2024-02-03 13:11:59
- 全然曲がらねえ… -- (名無しさん) 2024-09-27 11:19:31