ホンダ シビック SiR-II (EG) '91 | ||
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メーカー | ホンダ | |
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英名 | Honda Civic SiR-II (EG) '91 | |
年式 | 1991 | |
エンジン | B16A | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | XXXX | |
総排気量 | 1,595cc | |
最高出力 | 170PS/7,800rpm | |
最大トルク | 16.0kg/7,300rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,070mm | |
全幅 | 1,695mm | |
全高 | 1,350mm | |
車両重量 | 1,040kg | |
重量バランス | 60対40 | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | 漫画でも現実でも、 DQNなドライバー御用達のマシンだったとか |
概要
1991年9月登場した5代目シビック(EG型)。歴代モデルで最もスポーティさが強調され、アジア、
ヨーロッパ(欧州)
、
アメリカ(北米)
など中心に世界各国で人気を誇っていた。ユーザーからは全く馴染みは無いが、公式での通称は
スポーツシビック
、又は
スポシビ
。
姉妹車の
CR-X デルソル
は今世代でボディタイプを2ドアオープンクーペに変えた為、本車両は
先代CR-X
の受け皿ともなった。4代目までの直線で構築されたデザインから大幅に生まれ変わり、曲線を多用した有機的なエクステリアが特徴。デザインのオシャレさにも気が払われ、明るい内外装色や、片持ち式ヘッドレストのフロントシートも採用された。
ボディの剛性や空力性も向上、足回りのセッティングも日常使いからスポーツ走行にも耐える物へ改良されている。これらの改良による質感や安全性の大幅な向上は高く評価され、1991年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。収録モデルの「SiR-II」は、競技向けのスパルタングレード「SiR」に快適装備を追加した最上位グレードにあたる。搭載する直4エンジンもグレードの志向毎に改良され、SiR系のB16A型は最高出力がATで155PS/MTで170PSに達した。本車両は歴代モデルと同様にモータースポーツに参戦、ワンメイクレースやグループNのスーパー耐久で活躍した。全日本ツーリングカー選手権(JTCC)では、4ドアセダンの
シビックフェリオ
が1993年から1995年まで参戦していた。1995年に
6代目
へとバトンタッチして生産終了。
解説
「SiR」グレードは、4代目の後半から追加されたスポーツモデル。インテグラと共通のD16A型エンジンを搭載しているが、フルモデルチェンジで最高出力が10馬力向上し170psとなった。
素の「SiR」は快適装備どころかステアリングのチルト機能すら簡略化されたレースベース用グレードであり、日常使用向けにそれらを残してあるのがこの「SiR-II」となる。まだこの世代までエアコンがオプション設定(*1)で、素のモデルを購入するとSiRに近づくものの、それでもローエンドモデルの「EL」並みに装備が薄いSiRとは大差が付けられた(*2)。一方でSiR-IIのみトラクションコントロールとビスカスLSDがメーカーオプションで選択可能だったが、同じパッケージに含まれていないので同時に装着することはできない。
頭文字Dでのダブルクラッシュとガムテープデスマッチで有名な庄司慎吾の愛車としても有名。EK9などタイプR系が出る前の最後のスポーツハッチバックとして今でも根強い人気がある。とはいえこの車にも旧車高騰の波は及んでおり、平均では200万円台〜300万円台に固まっており、状態の良い物では500万円オーバー(グーネット調べ)のプライスタグを付けられた個体も。やっぱ高すぎるよね…
大昔にやってた「シビック狩り」という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、それは歴代シビックの中でも走り屋がコイツを愛車として暴走しまくったために警察からマークされるようになったから。酷いときには何も弄ってない個体でも声をかけられた模様。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
ユーズドカーディーラー(90年代前半)で購入可能。
グランツーリスモ(PSP)
Cr.1,620,000で購入。
グランツーリスモ5
ユーズドカーディーラーで購入可能。
グランツーリスモ6
Cr.1,620,000で購入。