ホンダ ライフ T '97 | ||
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メーカー | ホンダ | |
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英名 | Honda Life T '97 | |
年式 | 1997 | |
エンジン | E07A | |
タイプ | ロードカー 軽自動車 | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | --- | |
総排気量 | 656cc | |
最高出力 | 48PS/6,300rpm | |
最大トルク | 5.8kgfm/5,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 16.4kg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,295mm | |
全幅 | 1,395mm | |
全高 | 1,635mm | |
車両重量 | 790kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | ワゴンRやムーブの対抗馬として登場した、 ホンダの軽トールワゴン。 |
概要

ホンダはそれまで軽乗用車をボンネットバンのトゥデイのみしか販売しておらず、ライバルであるスズキワゴンR(未作成)やダイハツムーヴなどのハイトワゴンが市場の人気を席巻。そんな中、この分野にに立ち後れていたホンダが、その回答として世に送り出したのがこのライフである。先代はN360の後継機種として1974年まで販売していたため、実に23年ぶりとなる名称の復活となった。
トゥデイのプラットフォームを利用してトールボディを被せたという成り立ちであり、エンジンやダッシュボードなどはトゥデイの流用である。この点はムーヴにも通じる(4代目ミラの流用)ところであるが、ライバル車たちのようにターボエンジンを搭載した仕様は存在していなかったほか、この頃徐々に普及し始めた4速ATは採用されず、モデルを通して3速のままであった。
なお、1998年には軽自動車の車両規格改正が行われたことで、わずか1年半という短い期間でモデルチェンジ。3代目へとバトンタッチされた。
解説
開発コンセプトは、“セダンとワゴン両方の魅力を合わせ持つクルマ”。高い位置に配備された大型のヘッドライトと、大型のバンパーグリルを装備した、当時ブームとなっていたハイトワゴンでの復活となった。
搭載されるエンジンは660ccの排気量を持つ直列3気筒SOHC。最高出力は48ps/6300rpmで、最大トルクは5.8kgm/5500rpmを発生。そしてこれに組み合わせられるトランスミッションは5MTと3ATの2タイプが用意されており、駆動方式はFFのみとなっている。グレード展開はB、G、Tの3タイプで、装備とタイヤサイズが異なっている。上級グレードに位置付けられるこのTタイプでは、ルーフレールや65サイズのタイヤが装備されている。
サスペンションはトゥデイと同様でフロントにマクファーソンストラット、リアに車軸式(トーションビーム)を採用。また前/ディスク、後/リーディングトレーリングのブレーキも、トゥデイのものを流用したものである。
後発モデルだけに、ボディの剛性やその走りには十分な完成度が感じられるのが特徴。エンジンは48psとやや見劣りするスペックでありながらも、実用レベルでは走りに不満を感じさせないものだった。
登場シリーズ
グランツーリスモ2
EAST CITYのディーラー内、USED CARにて購入可能。購入すると45psとなり、カタログの数値よりも3馬力低い。