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トヨタ ハイエース Van DX '16

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トヨタ ハイエース Van DX '16
Image Credit : gran-turismo.com
メーカー トヨタ
英名 Toyota Hiace Van DX '16
年式 2016
エンジン 1TR-FE-Hiace
タイプ ロードカー
カテゴリー N100
PP(初期値) 288.50
総排気量 1,998cc
最高出力 136PS/5,500rpm
最大トルク 18.6kgfm/4,000rpm
パワーウエイトレシオ 12.31kg/PS
駆動形式 FR
吸気形式 NA
全長 4,695mm
全幅 1,695mm
全高 1,980mm
車両重量 1,680kg
重量バランス 60対40
トランスミッション 6速
登場 グランツーリスモ7
備考 20年間愛され続ける商用バンの巨匠

概要

ハイエースは、1967年から生産及び販売されているトヨタのキャブオーバー型のワンボックスカーである。日本の街中を走る存在としてお馴染みの1台で、2004年に発売されたH200系のハイエースは現在でも生産されている。
その実用性、信頼性から乗用車だけでなく、商用、緊急車両、送迎車のベースとしても使われている。

グランツーリスモに収録されたのは2016年6月に一部改良を施された、4型最終のH200系ハイエースとなっている。助手席側のキーシリンダーは撤去され、アクセサリーソケット「DC12V・120W」が標準装備されるようになった。また、ライバルの日産 キャラバンが5ATを採用したのに対抗して4速だったAT車は全車6速に変更され、燃費性能や巡航性能が向上した。
4ナンバーサイズながら荷室長はクラストップレベルの3,000mm。安全性にも配慮し、フロントノーズを拡大しクラッシャブルゾーンを確保、新開発のステアリング&ブレーキーペダル後退低減機構なども搭載されている。

ちなみに後輪駆動(FR)を採用していることから、ドリ車のベースとしても使われることがある。2018年の東京オートサロンに出展された「VITABON HIACE」はエンジンをR35型GT-RのVR38DETTにへとスワップしており、2018年のD1お台場戦においてのむけんこと野村謙がこの車でドリフトに挑戦したことでも話題となった。

さらにラリーの世界でも2021年からCASTレーシング、加えて2023年にはトヨタ車体が全日本ラリー選手権にハイエースを投入している。

余談
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装備されているサイドアンダーミラーは、トラックやSUV・ミニバンにおいて、目視やバックミラーでも解消できない「助手席側直近側方の死角」を解消するためのものである。国土交通省が公示している保安基準では「新型生産車が2005年1月1日以降、継続生産車が2007年1月1日以降の場合、取り付けることが義務付けられている」と明記されている。
その形状から「キノコミラー」とも言われるが、200系ハイエース等はやや特殊で、オーナーの間ではガッツポーズに似ていることから「ガッツミラー」とも言われている。

登場から20年も経過しているため海外ではすでにモデルチェンジが進んでる国もあるが、日本においてはキャブオーバータイプの衝突安全基準のクリアがかなり難題らしくまだH200系が生産されている。現在一部地域で販売されてる次期型の300型はセミキャブオーバー型になり、積載能力の低下や取り回しの悪化という問題も抱えている。

また、不名誉な事ではあるが犯罪組織やテロリストからの需要も高く、それ故にハイエースは「車両盗難被害日本一」という不名誉な記録を保持し続けたことがある程、盗難率が非常に高いクルマとして知られている。
ハイエースには大きなスライドドアがあって、しかも車高も高いことから、略取時に強引に自動車へ連れ込むのが容易であり、キャビンの広さから性犯罪など犯罪の温床にされやすい。そんなこともあってか、日本では主に未成年の誘拐を指す暗喩として「レ〇プバン」、「ハイエースされる」と表現される事がある。

公式解説

人からモノまで多様な移動を支える、キャブオーバー型商用車。

1967年の誕生以来、優れた使い勝手と耐久性で世界中から支持を集めてきた、トヨタのキャブオーバー型商用車ハイエース。2004年に登場した5代目のH200系は、時流に応じたアップデートを重ねながら現在まで作られ続けてきたロングセラーです。

用途や仕向け地ごとに多様なグレードをラインナップするH200系ハイエースですが、ボディは全長と全幅、ルーフ高によって分類することができます。エンジンは2Lと2.7Lの直列4気筒ガソリン、および2.8Lの直列4気筒ディーゼルが搭載されています。

今回『グランツーリスモ7』に収録されるVan DXは、全長4,695mm、全幅1,695mmというロング長の標準幅ボディに、全高1,980mmとなる標準ルーフを組み合わせた、ベーシックなグレードです。パワートレインは2Lガソリンエンジン+6速ATで、後輪を駆動する2WD。ボディ右側にスライドドアを持たない4ドア仕様で最大9人の乗員が運べますが、2列目と3列目のシートをたためば奥行2,435mmという荷室空間が生まれ、大量の荷物を積み込むことができます。

マーティンによる評価

収納力 使い勝手 堅牢性
商用車には多くの条件が求められますが
そんな中 60年近くに渡って世界中で活躍しているのが
トヨタのキャブオーバー型商用車 ハイエースです
このハイエースは 2004年に登場した5代目モデル
“DXグレード”は 日本の5ナンバー規格に合わせ開発された
標準的な車体サイズのベースグレードです
最大で9人まで乗れますが シートをたためば広大な荷室が出現
すみずみまで無駄のないこの室内空間もあって
キャンピングカーのベース車としても 大人気です

登場シリーズ

グランツーリスモ7

Ver.1.52アップデートより登場。ブランドセントラルでCr.2,500,000で購入可能。

既にハイエースをベースとした救急車が収録されていたたとはいえ、驚きの登場である。あちらはスーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフをベース*1としているため、ロング・標準ボディ・標準ルーフなこちらの方がサイズは小さい。
Image Credit : https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_023/4.0/pdf/spec/hiacevan_spec_202401.pdf

またハイメディックと比べ、エアロパーツが多く用意されておりカスタム幅が広いのもウリ。ワイドボディ化することでエアロパーツの形状も変化し、特にリアのタイプ Bはディフューザー扱いされており前後にダウンフォースの付加ができ、空気抵抗の削減にもなる。
さらに実装と同時にエンジンスワップにも対応しており、なんとBRZ Drift Car '17に搭載されている1,000PS超えのV8エンジンにスワップが可能。
なおスワップしてPPが計算不能になった場合は、ダウンフォースを設定してやると解消する。またトランスミッションを交換することで大幅にPPが下がり*2、エンジンスワップ+フルチューン+RSタイヤでもPPを600以内に抑えることもできる。

FRなのでドリ車としてのポテンシャルも大アリ。ホイールベースが長い分、安定感も中々だ。リアに荷物、もといバラストを積んでやると安定感はさらに増す。ドリフトさせるのもよし、ガチなレースで戦わせてみるのもよしだろう。見た目に反して走りの面でも実用性がある1台だ。

ギャラリー

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Image Credit : gran-turismo.com

コメント

  • ↑2 12日に案の定来ましたね -- (名無しさん) 2024-10-12 08:38:43
  • 気が早いこと言っちゃうけど、トランスミッション交換後ハイエースは次期アップデートでPP計算し直されそう。エンジンスワップ後のは特に -- (名無しさん) 2024-10-13 09:08:13
  • それはそれとしてフィットで下克上の人が使いそう→使ってたね。 -- (朝倉ナットオさん大好き) 2024-10-23 13:40:08
  • ↑本人が嫌がってたから名前はあんまり出さない方がいいと思うゾ -- (名無しさん) 2024-10-26 18:15:34
  • ここまで来たらいっその事ポリフォニーデジタルが考えたハイエースのレーシングカー追加してほしい -- (名無しさん) 2024-10-27 18:31:40
  • ノーマルのエンジンでもMR2よりもパワーが出るとか……MR2は泣いても良いと思う。(しかもGTの仕様的に後付けよりも元からターボ付いてる方がパワーが出るというジンクスを吹き飛ばしてしまった) -- (名無しさん) 2024-11-04 00:25:17
  • ↑GT3の530psが一番ハイパワーだったという…いやGT3は馬力のインフレ凄かったけど -- (名無しさん) 2024-11-04 08:30:00
  • 友達がハイエース持ってたから同じのかと思ってたけど違った -- (わわ) 2024-12-06 19:40:01
  • これスーパーチャージャーとターボ付けれる? -- (名無しさん) 2025-03-04 20:39:04
  • エンジンスワップえぐいな -- (ニート) 2025-04-21 22:21:20
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注釈

*1 ただ各種サイレンやリアステップ、更なる室内空間確保のためのハイルーフよりも高い専用ルーフの影響でベース車よりさらに大柄。

*2 交換後のトランスミッションのギア比が190km/h程度しか出せないように初期設定されているためである。PPの計測もその状態のまま行われるため、いくら馬力が高くてもすぐに190km/hで頭打ちしてしまいほとんどPPが上昇しない。