スズキ Kei S '98 | ||
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メーカー | スズキ | |
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英名 | Suzuki Kei S '98 | |
年式 | 1998 | |
エンジン | K6A | |
タイプ | ロードカー 軽自動車 | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | XXX | |
総排気量 | 658cc | |
最高出力 | 64PS/6,500rpm | |
最大トルク | 10.8kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 11.88kg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,535mm | |
車両重量 | 760kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | 長いモデルライフとなった軽クロスオーバー ハスラーのご先祖様みたいな存在 |
概要
1998年10月に行われた軽自動車規格改定と同時に、スズキからブランニューモデルとして登場したのがこのKei。こちらの「S」グレードはターボエンジンを搭載した最上級グレードであり、以降の収録作品ではスポーツモデルの「Keiワークス」に置き換わったため、収録されたのはグランツーリスモ2のみになった。
当時としては珍しい部類の「クロカンに振り切っていないSUV」として発売され、Sグレードはフルオートエアコンが付くなどそれなりに装備も豪華だったが(*1)、モデルライフ中盤以降はどちらかと言えば安価さが武器に代わり、似たようなジャンルで短命に終わったホンダのZと対象的に11年間も生産が行われていた。現在でもお年寄りの方が乗っていたりミニパトとして使われていたりと、モデルライフの長さから見かける可能性はそれなりにある。
なお、収録モデルは初期型も初期型のため3ドアであるが、登場から半年後の1999年3月に5ドアが追加されると、2000年10月には早々にすべての3ドアグレードが廃止されてしまった。3ドアはわずか2年しか販売していないためそこそこレアモデルではある。
解説
Keiは町乗りに最適なアルトと、軽オフローダーのジムニーを足して2で割ったような、ライトクロカン的な新ジャンルの軽セダンである。車名は当然ながら「軽自動車」から取られ、「軽の中の軽」を目指すという意味が込められた。この名前もあって、全国の車屋が電話対応で苦労する事になってしまったが…。ちなみにキャッチコピーも「軽自動車の芸術品」というものだった。大きく出すぎでは
C,G,X,Sの4種のバリエーションの中で、最もスポーティなモデルに位置づけられるのが「S」グレード。エンジンはアルトワークスやワゴンR RRと同じK6Aターボで、最高出力が64ps/6500rpm、最大トルクが10.8kgm/3500rpmという数値を発生する。力強い中低速トルクとレスポンスのよいターボの組み合わせは、走りの幅を大きく広げてくれるものである。駆動方式はFFと4WDの2種類が用意されている。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがI.T.L.式を採用。さらにSグレードには4輪ABSとブレーキアシストを標準装備している。当時の軽ではかなりの大径だった14インチサイズのタイヤを組み合わせた結果、175mm(FF車)/185mm(4WD車)という最低地上高を確保し、ラフロードや雪道など起伏の多い路面も余裕を持ってクリアすることが可能。
エクステリアもスポーツを意識した味付けがされており、ルーフエンドスポイラー、マフラーカッター、ハロゲンフォグランプそして専用アルミホイールが装着されている。
ちなみにスポーツグレードでは、2000年に「Keiスポーツ」、2001年にはそれがベースの「KeiスポーツR」、2002年には「Keiワークス」が追加されており、グランツーリスモ4から6まではワークスが収録されていた。
登場シリーズ
グランツーリスモ2
EAST CITYのSUZUKIディーラー内にあるNEW CARにて新車で購入可能。
価格はCr.1,098,000
価格はCr.1,098,000