| ポルシェ 963 '24 | ||
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| メーカー | ポルシェ | |
|---|---|---|
| 英名 | Porsche 963 '24 | |
| 年式 | 2024 | |
| エンジン | 9RD-963 | |
| タイプ | レーシングカー ハイブリッド ル・マン ミッドシップ | |
| カテゴリー | Gr.1 | |
| PP(初期値) | 864.68 | |
| 総排気量 | - cc | |
| 最高出力 | 680PS/8,200rpm | |
| 最大トルク | 68.5kgfm/6,200rpm | |
| パワーウェイトレシオ | 1.51kg/PS | |
| 駆動形式 | MR | |
| 吸気形式 | TC | |
| 全長 | 5,100mm | |
| 全幅 | 2,000mm | |
| 全高 | 1,060mm | |
| 車両重量 | 1,030kg | |
| 重量バランス | 47対53 | |
| トランスミッション | 7速 | |
| ダート走行 | 不可能 | |
| 登場 | グランツーリスモ7 | |
| 備考 | 919ハイブリッドの後継車。 | |
概要
2023年から2025年シーズンまでのル・マン・デイトナ・h(LMDh)規定に基づき、FIA世界耐久選手権(WEC)、スポーツカー選手権(IMSA)への参戦するために投入されていた963は、ポルシェが919 ハイブリッドの後継車として開発したプロトレーシングカー。
2022年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて世界初公開され、LMDh規定により使用できるシャシー(モノコック)の製造メーカーが限定されている中、ポルシェはマルチマティック社製シャシーを選択し、パワーユニットはポルシェ・918スパイダーに搭載されているエンジンから派生した、4.6リッターツインターボV8ユニットが採用されている。
解説
2023年のデイトナ24時間レースで実戦デビューしたが、LMDhマシン全体の開発の遅れも響いてトラブルが相次ぎ、なんと予選でクラッシュし、LMDhマシンでクラッシュ第一号となってしまった。
続く決勝でも、参戦した2台両方のクルマにメカニカルトラブルが発生。このうち、ニック・タンディ/マシュー・ジャミネ/デイン・キャメロン組の6号車はギアボックス故障が原因でリタイア、フェリペ・ナッセ、マット・キャンベル、マイケル・クリステンセンが乗り込んだ7号車は、ハイブリッドシステムのバッテリー交換とウォーターパイプの破損によるタイムロスを経て、総合14位/GTPクラス7位でフィニッシュする結果となり、表彰台を逃す事になった。
続く決勝でも、参戦した2台両方のクルマにメカニカルトラブルが発生。このうち、ニック・タンディ/マシュー・ジャミネ/デイン・キャメロン組の6号車はギアボックス故障が原因でリタイア、フェリペ・ナッセ、マット・キャンベル、マイケル・クリステンセンが乗り込んだ7号車は、ハイブリッドシステムのバッテリー交換とウォーターパイプの破損によるタイムロスを経て、総合14位/GTPクラス7位でフィニッシュする結果となり、表彰台を逃す事になった。
2023年のル・マン24時間レースに向けて大きく課題を残す結果だが、ポルシェLMDhファクトリー・モータースポーツ・ディレクターであるウルス・クラトレによると、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)はプログラムにとって困難なデビューレースを経て「多くの教訓を得た」としており、「レース前に3万キロも走ったのに、このクルマで初めて見る問題などがたくさんあった。分析すべきことは山ほどある」と述べ、もしポルシェが問題に直面しなければ、最終的にデイトナ24時間レースをワンツーフィニッシュで勝利したアキュラARX-06の2台と戦う可能性があったことは「興味深い」と語っているので、今後の改良次第ではトヨタ GR010 HYBRIDのライバルになるかもしれない。
WECのデビュー戦であるセブリング1000マイルでは残念ながら表彰台を逃したが、フェラーリやキャデラックと熱いバトルを繰り広げた。手応えは掴めたかもしれない。
WECのデビュー戦であるセブリング1000マイルでは残念ながら表彰台を逃したが、フェラーリやキャデラックと熱いバトルを繰り広げた。手応えは掴めたかもしれない。
そして2025年のル・マン24時間レースでは、6号車がペナルティにより最下位からのスタートだったにもかかわらず、トップを独占していたフェラーリ勢を相手に孤軍奮闘。大接戦を繰り広げ2位で完走するなど大活躍。
マニファクチャラーズランキングは1位のフェラーリに次ぐ2位につくなど好成績を記録していった。
マニファクチャラーズランキングは1位のフェラーリに次ぐ2位につくなど好成績を記録していった。
さて、実はこのクルマも既にプライベーターチームへのカスタマー供給も計画されている。供給の遅れで第3戦からのデビューだが、JOTAチームへの供給が決まっており、今後も供給先のチームも増える予定。これはグループC時代のマシンである956や962と同じスタイルであり、かつての956と962同様、今後ハイパーカーの中で最も出回る量産レーシングマシンとなりうるかもしれない。
JOTAのカスタマーカーとしてデリバリーされてきた時の姿がこれ。ハイパーカーを広める存在として今後も注目しておきたい車種であろう。


さらに2025年には、ポルシェ 963 LMDh をベースに、公道走行可能な「ワンオフ」として作られたポルシェ 963 RSP が発表された。開発のきっかけは、1970年代にオーストリアの富豪コンラッド・“カウント”・ロッシがポルシェ 917を公道仕様にして乗り回した伝説にあり、その精神を50年後に現代の技術で再現することを目指したものだった。

ネーミングの「RSP」は、長年ポルシェと深い関係を築いてきたロジャー・ペンスキーへのオマージュであり、プロジェクト自体もペンスキー・モータースポーツとの密接な協力のもと進められた。963 RSP は2025年のル・マン24時間レース開催に合わせて初公開され、その後グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードなどでも披露されることで、大きな話題を呼んていた。


しかし残念な事にポルシェは2025年11月のバーレーン戦を最後にWECから撤退することを表明。
理由としてはトランプ関税問題や注力していたEVの需要減による直近の業績悪化によるものと思われ、今後はIMSAやフォーミュラEに専念するとコメントしている。
カスタマーサポートについては継続するとのことなので、今後カスタマーチームから参戦する可能性もあったが、WECの「1メーカー2台以上の参戦を要する」というルールがワークスチーム以外でも適応される事が発覚。今まで963を走らせていたプロトン・コンペディションも2台体制には拡張できないという事で963のWECからの撤退が決まってしまい、IMSA専用機となった。
いずれにせよ優勝まであと一歩という位置に居ながら撤退してしまうというのは、実に残念な話である。
カスタマーサポートについては継続するとのことなので、今後カスタマーチームから参戦する可能性もあったが、WECの「1メーカー2台以上の参戦を要する」というルールがワークスチーム以外でも適応される事が発覚。今まで963を走らせていたプロトン・コンペディションも2台体制には拡張できないという事で963のWECからの撤退が決まってしまい、IMSA専用機となった。
いずれにせよ優勝まであと一歩という位置に居ながら撤退してしまうというのは、実に残念な話である。
公式解説
耐久の雄ポルシェが生んだ新規定LMDhハイパーカー。
ポルシェ 963は、962や919ハイブリッドの系譜を受け継ぐ、ポルシェ最新世代のル・マン・デイトナ・h(LMDh)プロトタイプだ。マルチマティック製カーボンモノコックに、918 Spyderをルーツとする4.6L V8ツインターボとハイブリッドシステムを搭載。耐久レースに必要な効率、信頼性、そして圧倒的パフォーマンスを高次元で融合した1台である。
2023年、デイトナ24時間で鮮烈なデビューを飾った963は、WEC(世界耐久選手権)とIMSAの両シリーズに同時参戦。名門チーム・ペンスキーとともに、世界最高峰の耐久レースへと挑戦を開始した。
そして2024年、963は一挙に開花する。IMSAでは開幕戦デイトナを皮切りにラグナ・セカ、ワトキンズ・グレン、ロード・アメリカと勝利を重ね、見事ドライバーズおよびマニュファクチャラーズタイトルを獲得したのだ。
そして2024年、963は一挙に開花する。IMSAでは開幕戦デイトナを皮切りにラグナ・セカ、ワトキンズ・グレン、ロード・アメリカと勝利を重ね、見事ドライバーズおよびマニュファクチャラーズタイトルを獲得したのだ。
WECでの活躍も鮮烈であった。全戦に渡って安定した速さを見せ、カタールやスパ・フランコルシャン、富士では優勝を獲得、2024年のドライバーズタイトルまでもぎ取ってみせた。
2025年末をもってWECでの活動を終えたものの、IMSAでは2026年も改良型が存在感を示す。963は耐久王ポルシェの名に恥じない、傑作マシンといえるだろう。
2025年末をもってWECでの活動を終えたものの、IMSAでは2026年も改良型が存在感を示す。963は耐久王ポルシェの名に恥じない、傑作マシンといえるだろう。
登場シリーズ
グランツーリスモ7
Ver.1.70より登場。ブランドセントラルから購入できる。
これまで1台しか収録されていなかったル・マン・ハイパーカーカテゴリーのクルマに9X8、499P、M Hybrid V8と共に華を添える存在となった。
これまで1台しか収録されていなかったル・マン・ハイパーカーカテゴリーのクルマに9X8、499P、M Hybrid V8と共に華を添える存在となった。
価格は大方の予想を裏切りCr.300,000,000。
ブランドセントラルで販売されているルマンカーで3億というのはルマンを制したマシンだけ(*1)だったのだが、今回で破綻となった。ハイパーカーは一律で3億クレジットなのかも?
ブランドセントラルで販売されているルマンカーで3億というのはルマンを制したマシンだけ(*1)だったのだが、今回で破綻となった。ハイパーカーは一律で3億クレジットなのかも?
同時に追加されたハイパーカーと同じくカスタムパーツが用意されており、フロントとリアには2025年に行われたエボジョーカーを使ったアップデート仕様が、サイドには2025年からWECで使われているLEDパネル、そしてIMSAで使われているLEDパネルを装着することができる。
ギャラリー
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コメント
- MRだから立ち上がり不安やけど、タイムアタックとかやと1番速く走れる気がする -- (名有りさん) 2026-06-13 19:39:59
- ↑実際にオンラインではハイパーカーの中では別格級らしいです。自分ではダメっぽいのが……大人しく9X8乗ってよう…。 -- (名無しさん) 2026-06-13 23:38:48
- 結局ル・マンを制覇する事無く撤退してしまった無冠のルマンの帝王として記憶される事となった。 -- (名無しさん) 2026-06-28 09:00:09
- 今年のIMSAだとハンデ載せられまくって最低車重1100kgとおよそプロトタイプと思えないBoP課されたくらいには戦闘力評価されてるんだけどもね。ルマンには合わなかったとか開発だったり政治で失敗してるのはまぁはい -- (名無しさん) 2026-06-28 18:38:21
- カスタマーサービスのある数少ないハイパーカーだから色々なチームのリバリーを期待してたのに、本社とペンスケの撤退に合わせて他チームも縮小傾向… -- (名無しさん) 2026-06-28 19:15:17





