アーツ
作者:軟玉
概要
奥多摩女子高等学校1年生でLGグラディウスの隊長、早乙女香純が編み出した戦闘用技能群。
マギの操作によって行使可能な技であり、覚醒において個人の素養が大きく左右する異能やレアスキルとは異なり修錬によって他のリリィも修得可能であること、修得の為にスキラー数値を必要としないといった利点がある。
元々は奥多摩女子高等学校で研究されていた概念であったが、実証可能な程のリリィが居なかったため理論のみの状態だった。しかし、ガーデンに入学した香純が理論を基に複数の技能を開発したことで大きく進展する。
マギの操作によって行使可能な技であり、覚醒において個人の素養が大きく左右する異能やレアスキルとは異なり修錬によって他のリリィも修得可能であること、修得の為にスキラー数値を必要としないといった利点がある。
元々は奥多摩女子高等学校で研究されていた概念であったが、実証可能な程のリリィが居なかったため理論のみの状態だった。しかし、ガーデンに入学した香純が理論を基に複数の技能を開発したことで大きく進展する。
一覧
- 御霊斬り
近接戦闘技能。卓越したマギの操作技術によってCHARMに宿ったマギと魂の次元を同期させ、魂への物理的な攻撃を実現するというもの。リジェネレーターや近接戦闘に相性の悪い能力を持ったヒュージに対抗するために編み出された技。
なお、ルナティックトランサーによって生成された負のマギによる侵食を利用して魂を攻撃する技も編み出しているが、ヒュージ相手では効果が無いため使うことは殆ど無い。
- 爆裂刃
近接戦闘技能。高密度に凝縮したマギをCHARMに宿した状態で相手を斬り付け、攻撃と同時に解放する技。凝縮されたマギの解放による爆発を相手の体内で発生させるため、致命傷を負わせることが可能。
- スペルブレイク
近接戦闘技能。CHARMに宿したマギによって、術式を構成しているマギを破壊することで強制的な魔法効果の解除を行う技。ただし全ての術式を破壊可能な訳ではなく、例えばマギリフレクターのような防御系の魔法には通用しない。
- オーバーブレード
近接戦闘技能。CHARMに供給するマギの量を増大させ、余剰マギによる刃を形成する技。近接攻撃の範囲を伸ばす事が可能になるが、構築した刃はCHARMの実体部分よりも威力が低い。また、マギの消費量が大きいという欠点がある。
- コントレイル
近接戦闘技能。ソニックウェーブを基に編み出した技。CHARMより放出したマギを攻撃の軌道上に固定するというもので、固定したマギは攻撃として残り続ける。また、練度次第では後から動かす事も可能である。
- レガリア
汎用戦闘技能。放出したマギを周辺の滞留マギに紛れ込ませた後、そのマギを媒介に同調することで滞留マギを支配下に置く技。ただしカリスマやヘリオスフィアの様な浄化ではないため負のマギを支配下に置くことは不可能であり、技の性質上滞留マギ濃度の低下を招くため集団戦闘には不向きである。
- 限定行使
汎用戦闘技能。スキル行使に対するマギの出力を絞ることで、サブスキルレベルでのレアスキル行使を可能にする技。通常のレアスキル行使に比べてマギの消費を抑えられる他、スキルによってはデメリットの軽減といったメリットがある。
- 収束展開
汎用戦闘技能。防御結界や身体強化に消費するマギをそのままに、効果範囲を狭めることで効果を上昇させる技。熟練すれば通常よりも高い効果を発揮出来る上に、マギの消費を抑えて継戦能力の上昇も可能。
- 隠れ衣
汎用戦闘技能。ルナティックトランサーによって発生する負のマギを自分に纏うように展開する技。リリィとしての正のマギを負のマギで覆い隠すことで、ヒュージのマギ探知能力を掻い潜ることが可能であり、撤退や奇襲など幅広い場面での運用が見込める。
- 黒瞋の焔
汎用戦闘技能。ルナティックトランサーによって発生する負のマギを充溢させ纏う技。溢れ出した負のマギはまるで黒い炎のように揺らぐ形を形成するが、実際の炎とは違い熱量は有していない。負のマギを扱うヒュージに対してはあまり効果を見込めないが、対人使用ならば大幅な攻撃力の増強が得られる。