エルアライラー
作者:sence023
世代 | 第3世代(厳密には3.5世代) |
形式番号 | GC-1002 |
正式名称 | 1002 |
ペットネーム | エルアライラー《Ell-Hrairah》 |
開発計画 | プロジェクト・フレイア |
変形機構 | シューティングモード 6段階 ブレードモード 7段階 |
機能 | 分離合体機能, 多段階変形, マギクラウドシステム, 第4世代脳波コントロールシステム, デュアルコアプロセッサ |
使用者
詳細情報
- 防衛省とメイカーズによる合同開発プロジェクト『プロジェクト・フレイア』で開発された第3.5世代大型CHARM。他に類を見ない大型に設計された大剣型のCHARM。
- プロジェクト・フレイアにおける『分離合体機構の技術実証実験機』として開発され、同プロジェクトの中止に伴い、城ヶ島工科学校の倉庫にモスボール保管されていた。
- 実戦投入に耐えられる強度で設計されているが、あくまでも実験機として開発された為、戦闘を想定した性能を持っていない(後述)。
- 出力制御に加えて分離合体を機体側で制御する為、円形のメインコアに加えて刀身部分内部にサブCPUとして組み込まれた板状のコアを搭載しており、通常のCHARMよりも情報処理能力に優れているが認証系が複雑化した為、現場での契約が事実上不可能になった。
- 当初は研究中のツインコアシステムを導入する予定だったが、研究が難航し、CHARMの完成には間に合わない事が明確だった為、対応済みだった出力系は単一出力用にデチューンされている。
- 4連バレルシリンダーと片側2つずつ計4つのブレードユニット、メジャーバトンと呼ばれるコントロールユニットで構成。
形態移行には分離、浮遊したブレードユニット、バレルシリンダーを組み変える構造となっており、組み変え制御にはマギクラウド圏内でのシステム制御をメイン、第4世代脳波コントロールシステムをサブとして採用。
使用者のイメージを元にシステムが最適解を導き出す様になっている。 - 変形形態は使い手のイメージに左右されるが、かなりの自由度を持っており、下記変形形態以外にも柔軟に対応できる。
- 機構上、形態移行の速度が従来のCHARMよりも遅いという欠点を持っており、実戦向きでは無いと言われる由縁となっている。
- 上記欠点は引き渡し時、詩季の脳波を登録し、彼女の思考速度に最適化させる事でようやく従来機並みの速度になった。
- 名前はウォーターシップダウンのうさぎ達に登場する伝説の王に由来。
可変形態
- バスターソードモード
白兵戦用基本形態。破壊力に優れる大型剣だが、重量故に斬り返しを苦手とする。
他の形態に比べ、ガトリングモードとの切り替えがシームレスに出来るのがメリット。
他の形態に比べ、ガトリングモードとの切り替えがシームレスに出来るのがメリット。
- ショートソードモード
先端部のブレードユニットのみと合体した近接形態。質量が減った分斬り返しにも対応できる様になった。
欠点としては中腹のブレードが無い為、リーチが減った事と出力先の低下も絡んだ威力低下が挙げられる。
加えて移行時にバレルシリンダーをパージする必要がある為、咄嗟の射撃戦に対応できない欠点がある。
欠点としては中腹のブレードが無い為、リーチが減った事と出力先の低下も絡んだ威力低下が挙げられる。
加えて移行時にバレルシリンダーをパージする必要がある為、咄嗟の射撃戦に対応できない欠点がある。
- マチェットモード
中腹部ブレードを片側のみに配置した近接形態。鋭利な先端を持たない為、刺突に向かず、斬撃と打撃にのみ特化した形態。
運用面ではショートソードと同様の欠点を抱える。
運用面ではショートソードと同様の欠点を抱える。
- ショートシミターモード
先端部ブレードユニットを片側のみに配置した形態。刺突、斬撃に優れる。
運用面では前述のショートソード、マチェットと同様の欠点を持ち、それに加えて耐久性に問題を抱える。
斬り返し速度ではトップクラスの性能を持つ為、手数で勝負する形態。
運用面では前述のショートソード、マチェットと同様の欠点を持ち、それに加えて耐久性に問題を抱える。
斬り返し速度ではトップクラスの性能を持つ為、手数で勝負する形態。
- バスターシミターモード
片側に先端部ブレードユニット1つと中腹部ブレードユニットを2つ連結させ、峰に先端部ブレードユニット1つを配置した形態。
バスターソードモード以上の刀身長を持つ、斬撃の威力に特化した白兵戦専門モード。
慣性モーメントが非常に大きく制御が難しい事とシリンダーユニットをパージする必要がある為、射撃戦闘が一切できない欠点を持つ。
バスターソードモード以上の刀身長を持つ、斬撃の威力に特化した白兵戦専門モード。
慣性モーメントが非常に大きく制御が難しい事とシリンダーユニットをパージする必要がある為、射撃戦闘が一切できない欠点を持つ。
- ガトリングモード
射撃戦用基本形態。連射性と射撃継続性の両面に優れた多銃身式ビーム機関銃。
ガトリングと銘打ちながらも実際には銃身固定で発射順序を入れ替えて発砲させる方式を取っている。
バスターソードモードとの切り替えがシームレスに済む為、即応性に優れる。
ガトリングと銘打ちながらも実際には銃身固定で発射順序を入れ替えて発砲させる方式を取っている。
バスターソードモードとの切り替えがシームレスに済む為、即応性に優れる。
- バスターライフルモード
シリンダーユニットを4連結させた射撃形態。4連ユニットによるマギ加速により、既存のビームライフルを遥かに凌駕する高初速と指向性を持つ。
連結するユニット数により、ビームガン、サブマシンガン、アサルトライフルと形態が変化する。
連結するユニット数により、ビームガン、サブマシンガン、アサルトライフルと形態が変化する。
- スラッシュガンモード
全ユニットで構成されるクロスボウガン型。ワイドレンジモードとクローズレンジモードの変形機構を持つ。
スラッシュモードの達人業である『ソニックウェーブ』を人為的に再現しており、斬撃波を射出する。
スラッシュモードの達人業である『ソニックウェーブ』を人為的に再現しており、斬撃波を射出する。
- ハイパーバーストモード
エルアライラーの最大出力モード。
従来の高出力砲とは異なり、エネルギーを球状に滞留・圧縮した大型ビームを射出する。
射撃後の離脱が容易になる事や、ビームそのものをバリアとして進路掃討させつつ、味方を突撃させるなどの用途に優れる。通称『ビー玉砲』。
後述のフェイズトランスソードと異なり、フィールド制御する必要があり、機体側からの出力リミッターがかかっている為、フェイズトランセンデンスの影響を受けない。
従来の高出力砲とは異なり、エネルギーを球状に滞留・圧縮した大型ビームを射出する。
射撃後の離脱が容易になる事や、ビームそのものをバリアとして進路掃討させつつ、味方を突撃させるなどの用途に優れる。通称『ビー玉砲』。
後述のフェイズトランスソードと異なり、フィールド制御する必要があり、機体側からの出力リミッターがかかっている為、フェイズトランセンデンスの影響を受けない。
- フェイズトランスソード
エルアライラーの必殺形態。
フェイズトランセンデンスの高出力を利用できる形態として合体した非正規の形態。
起動時、シリンダーバレルの外殻が冷却の為に全展開し、ブレードユニットがフィールド制御用のガイドブレードとなる。
直径120㎝以上にも及ぶ超大型のビームサーベルであり、直撃時容赦なく対象を溶解させる。
その破格の攻撃力と引き換えに機体にも相当な負荷がかかり、モード使用後の戦闘継続は不可、
再使用には構成部品の完全分解整備と損傷部品の交換を必要とする等の欠陥を持つ。
フェイズトランセンデンスの高出力を利用できる形態として合体した非正規の形態。
起動時、シリンダーバレルの外殻が冷却の為に全展開し、ブレードユニットがフィールド制御用のガイドブレードとなる。
直径120㎝以上にも及ぶ超大型のビームサーベルであり、直撃時容赦なく対象を溶解させる。
その破格の攻撃力と引き換えに機体にも相当な負荷がかかり、モード使用後の戦闘継続は不可、
再使用には構成部品の完全分解整備と損傷部品の交換を必要とする等の欠陥を持つ。