内閣府直属ガーデン運用監査局【BIGO/Bureau of Inspection for Garden's Operation, Cabinet Office】
内閣府直属ガーデン運用監査局(通称:BIGO、又はエオストレ《Ēostre》)とはガーデン運用の監査を主任務とする内閣府直属の特殊監査機関である。
製作者 | sence023 |
時系列 | 本編(2052年代) |
本拠地 | 東京・霞ヶ関 |
主業務 | 各ガーデン運用状況の監査、ガーデン統括省庁への状況報告、ガーデン運用計画の省庁間調整 |
副業務 | 関連企業の内部調査、ガーデンの規定外行動への詳細調査 |
概要
ガーデン間の対立による対ヒュージ防衛能力の低下を危惧した日本政府により設立された。
各省庁からは独立しており、国防上の重要政策であるガーデンの安定した運用を行う為の内閣府直属の特別機関と位置づけられ、予算運用や教育カリキュラムなど、適切なガーデン運用が出来ているかどうかを主として監査している。
ヒュージ防衛及びCHARM開発等のガーデンの主目的外の行動についても監査しており、近年、その監視対象はバックボーンの企業にまで及んでいる。
各ガーデンから提出されたインシデントレポートの解析も担当しており、レポート内容の不備があった場合は監査官の追加派遣と第三者委員会による詳細調査を実施する。
設立理由として、リリィ教育機関に過ぎないガーデンの発言力がその重要性に因って高まった事が原因では無いかと噂されている。
穏便に思える業務内容とは裏腹に、現場派遣者の行方不明率は異様に高い。
内閣府直属の特別機関と言う至って穏便な出自から超法規的処置の権限を持たない為、所属局員の武装は禁じられ、危険な地域への監査時にはガーデン側から護衛の派遣を受けている。
(非公式情報ながら、拳銃、アサルトライフルなどで武装している職員の存在が囁かれている)
防衛省の管轄では無い為、基本的に業務範囲外である対ヒュージ防衛には関わる事は出来ず、レギオンを介しての介入も限定的になっている。
各省庁からは独立しており、国防上の重要政策であるガーデンの安定した運用を行う為の内閣府直属の特別機関と位置づけられ、予算運用や教育カリキュラムなど、適切なガーデン運用が出来ているかどうかを主として監査している。
ヒュージ防衛及びCHARM開発等のガーデンの主目的外の行動についても監査しており、近年、その監視対象はバックボーンの企業にまで及んでいる。
各ガーデンから提出されたインシデントレポートの解析も担当しており、レポート内容の不備があった場合は監査官の追加派遣と第三者委員会による詳細調査を実施する。
設立理由として、リリィ教育機関に過ぎないガーデンの発言力がその重要性に因って高まった事が原因では無いかと噂されている。
穏便に思える業務内容とは裏腹に、現場派遣者の行方不明率は異様に高い。
内閣府直属の特別機関と言う至って穏便な出自から超法規的処置の権限を持たない為、所属局員の武装は禁じられ、危険な地域への監査時にはガーデン側から護衛の派遣を受けている。
(非公式情報ながら、拳銃、アサルトライフルなどで武装している職員の存在が囁かれている)
防衛省の管轄では無い為、基本的に業務範囲外である対ヒュージ防衛には関わる事は出来ず、レギオンを介しての介入も限定的になっている。
監査を行うのは、あくまでも安定した国防の確保の為であり、復興途中の地域については防衛インフラの確立を阻害しない為にそうでない地域に比べて手を緩めている。
但し、国や国民に対して安全を確保出来ない(しない)場合や、反逆行為の準備兆候がある場合はこの限りでは無い。
但し、国や国民に対して安全を確保出来ない(しない)場合や、反逆行為の準備兆候がある場合はこの限りでは無い。
これまで、間接的な方法でガーデン及び各関連組織の行動抑制を行ってきたが、ガーデン側の書類偽装や政府関係者との癒着等によって形骸化しつつある為,
近年は組織としての効力を失い、単なる政府機関としての成立は不可能となっている。
間接的な方法では効果が得られないとして直接的な抑止力の整備が掲げられ、新設レギオンを初めとした武力介入に向けた戦力の保持が“法整備を含めて”進められている。
(各ガーデンの責任者や自称人権派の政治家から、“監査局は警察権が認められる組織では無く、武力保持は違法”として猛反発を受けている)
近年は組織としての効力を失い、単なる政府機関としての成立は不可能となっている。
間接的な方法では効果が得られないとして直接的な抑止力の整備が掲げられ、新設レギオンを初めとした武力介入に向けた戦力の保持が“法整備を含めて”進められている。
(各ガーデンの責任者や自称人権派の政治家から、“監査局は警察権が認められる組織では無く、武力保持は違法”として猛反発を受けている)
組織
ガーデン運用監査局は大まかに2つの組織で構成されており、全国のガーデン監査局を取り纏める統合監査本部と監査局の活動について監視、評価を行う公正調査会議が内部組織として存在する。
統合調査本部の直下には事務総局と強襲捜査課(詳細は後述)が存在し、事務総局の下には各地方の支局が存在する。
統合調査本部の直下には事務総局と強襲捜査課(詳細は後述)が存在し、事務総局の下には各地方の支局が存在する。
強襲捜査課
統合監査本部直轄の他の支局では対応できないガーデン・企業連合への捜査を行う課。
国防の義務を放棄する行為や反逆の疑いがあるガーデンや、安全性を損ねる行為を行う対ヒュージ関連企業への捜査や監査を行っており、強襲と付く通り状況によっては武力行使をも辞さない。
ガーデン監査局内では遊撃手のポジションであり、一応活動範囲は全国区であるが、主に南関東地区でのトラブルが多い為、創設以降、同地区での活動が主となっている。
また、独自の戦力としてLGウォーターシップダウンを有しており、彼女達の運営維持も業務に入っている。
国防の義務を放棄する行為や反逆の疑いがあるガーデンや、安全性を損ねる行為を行う対ヒュージ関連企業への捜査や監査を行っており、強襲と付く通り状況によっては武力行使をも辞さない。
ガーデン監査局内では遊撃手のポジションであり、一応活動範囲は全国区であるが、主に南関東地区でのトラブルが多い為、創設以降、同地区での活動が主となっている。
また、独自の戦力としてLGウォーターシップダウンを有しており、彼女達の運営維持も業務に入っている。
レギオン
強襲捜査課直属のレギオンとして、『ウォーターシップダウン』を有する。
表向き、監査官護衛と広報活動が主任務の4人編成(後に5人)のレギオンとして内閣府より公表されているが、実情はガーデン・関連企業への武力介入を主とする9(後に10)人編成の対人特化レギオン。
表向き、監査官護衛と広報活動が主任務の4人編成(後に5人)のレギオンとして内閣府より公表されているが、実情はガーデン・関連企業への武力介入を主とする9(後に10)人編成の対人特化レギオン。
各ガーデンより訳ありの3年生を引き抜いて編成しており、個々の実力は高い。
但し、現状監査局としてレギオン運用に大きく予算を動かす事が出来ない為、監査対象のガーデンと比較して貧乏所帯。
(少ない運用予算もCHARM関連の出費が大きい為、ガンシップ等の設備が投入できず、リリィの移動手段が公共交通機関での移動に限定され、
CHARMの運搬手段もケース収納した上で、レンタルワンボックスで一括運送するか、リリィが直接持ち運ぶかの二つ)
保有するCHARMは、所属メンバーの持ち込み品や実戦テストを要する試作機、戦場で放棄されたレストアモデルで構成される。
持ち込み品やレストアモデルは、専用品を除き、戦地で回収した廃棄品から整備部品を調達している為、カタログスペックから幾分か性能は落ちている。
加えて、表向き護衛と広報が主任務であると言う政治的背景から、供給数に限りがあるマギスフィア用のバレットが供給出来ない為、実質ノインヴェルト戦術の取り扱いが不可能となっている。
(加えて、そもそも対ヒュージ戦が主では無い為、必要性が限りなく薄い事も要因の一つ)
但し、現状監査局としてレギオン運用に大きく予算を動かす事が出来ない為、監査対象のガーデンと比較して貧乏所帯。
(少ない運用予算もCHARM関連の出費が大きい為、ガンシップ等の設備が投入できず、リリィの移動手段が公共交通機関での移動に限定され、
CHARMの運搬手段もケース収納した上で、レンタルワンボックスで一括運送するか、リリィが直接持ち運ぶかの二つ)
保有するCHARMは、所属メンバーの持ち込み品や実戦テストを要する試作機、戦場で放棄されたレストアモデルで構成される。
持ち込み品やレストアモデルは、専用品を除き、戦地で回収した廃棄品から整備部品を調達している為、カタログスペックから幾分か性能は落ちている。
加えて、表向き護衛と広報が主任務であると言う政治的背景から、供給数に限りがあるマギスフィア用のバレットが供給出来ない為、実質ノインヴェルト戦術の取り扱いが不可能となっている。
(加えて、そもそも対ヒュージ戦が主では無い為、必要性が限りなく薄い事も要因の一つ)
新設レギオンの保有に伴い、担当業務が拡大し、ガーデン、リリィに関わる事件事故の調査も担当。
勾留は出来ないが逮捕権限を持つ為、国家公安委員会からの要請を受け、協力して事件に当たるケースもある。
ラボへの強襲や一般市民の誘拐からの強化処置などを、国家の治安を揺るがす案件と捉えており、何れも認めていない。
勾留は出来ないが逮捕権限を持つ為、国家公安委員会からの要請を受け、協力して事件に当たるケースもある。
ラボへの強襲や一般市民の誘拐からの強化処置などを、国家の治安を揺るがす案件と捉えており、何れも認めていない。
尚、所属するリリィの戸籍上の扱いについては、ガーデン未所属の為、一般市民となっている。
学籍については近隣の通信制高校に転校しており、卒業に必要な単位は基準を満たしている為、課題などには手を付けていない。
学籍については近隣の通信制高校に転校しており、卒業に必要な単位は基準を満たしている為、課題などには手を付けていない。
本拠地
霞が関某所にある5階建ての大きめの施設に本拠地を置いており、公正調査会議と統合監査本部、関東支局が建屋を使用している。
3階までが業務用のフロアであり、1階が関東支局のフロア、2階が公正調査会議と事務総局が、3階に統合監査本部とウォーターシップダウンの控室が存在する。
4階から5階は独身者用の寮室だが、既婚者やアパートメントを借りている職員が殆どの為、空きが目立っている。
ウォーターシップダウンの面々は4階の一角の部屋をそれぞれ宛がわれている。
3階までが業務用のフロアであり、1階が関東支局のフロア、2階が公正調査会議と事務総局が、3階に統合監査本部とウォーターシップダウンの控室が存在する。
4階から5階は独身者用の寮室だが、既婚者やアパートメントを借りている職員が殆どの為、空きが目立っている。
ウォーターシップダウンの面々は4階の一角の部屋をそれぞれ宛がわれている。
対外関係
対外関係は劣悪であり、反G.E.H.E.N.A.、親G.E.H.E.N.A.関係無くガーデンからは目の敵にされており、協力関係を組む事は滅多に無い。
逆に監査局からも、ガーデン(特に東京・神奈川エリアのガーデン)について何ら信頼を置いておらず、書類偽装や虚偽報告を繰り返された事で、国防に対する姿勢に不信感が膨らみ続け、武力介入の為に独自の戦力を保有するに至っている。
逆に監査局からも、ガーデン(特に東京・神奈川エリアのガーデン)について何ら信頼を置いておらず、書類偽装や虚偽報告を繰り返された事で、国防に対する姿勢に不信感が膨らみ続け、武力介入の為に独自の戦力を保有するに至っている。
関連企業に関しても、国防に悪影響を及ぼすレベルの干渉については武力介入をも辞さない姿勢を見せており、実際に人的被害を出したと断定した拠点に対し、武力介入を行っている。
防衛省、文部科学省とも相性が悪く、防衛軍との連携しての作戦はあれど平時の交流は皆無に等しい。
(傘下組織であるはずのガーデンについて、手綱を取り切れていない彼等を無能とまで断じている)
(傘下組織であるはずのガーデンについて、手綱を取り切れていない彼等を無能とまで断じている)
保有戦力
現状、超法規的処置の対象外である為、公にはレギオン以外の戦力を一切保有していないとしている。
+ | その実態は…… |
雑記
- 設定を作ろうと思ったきっかけはアニメ版9話の学長代理と官僚の会議シーン。
- 官僚の皆様があれだけリリィを警戒しているのに監査機関が無いのはおかしいだろう、と言う感じで。
- また、『職員に被害を出す規模の非公式な強化リリィ救助任務』も、『非人道的な人体実験を前提とした誘拐事件』も等しく世は認めないだろうと言う個人的な世界観の考察も理由の一つ。
- ちなみに内閣府直属、と言う部分は『仮面ライダーゼロワン』に登場する組織、『A.I.M.S.』が元ネタ。
- 別の理由だと何処の官庁に置いても公平性に欠けるので、内閣府付きにした。