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原始の巨人

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misomikoni

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原始の巨人(プライマルギガント)


作者:味噌ミコ煮

概要


  • 氷山のアルトラ級がスチュアート島撤退戦時に生み落とした8体の特型ヒュージ。
    撤退戦にて確認された時は1.5m程度の大きさの結晶体だったが、現在確認されている個体のすべてが完全な別種に変化している。その内4体が人型形態を持つ。

一覧


ランガチラ


分類 特型(人型)
等級 ラージ級
全長 4m
重量 おおよそ3t
特性 小型ケイブ生成
飛行能力
レアスキル再現:レジスタ

  • 背面から1対の大型のスラスターを模した器官を生やし、身の丈ほどの杖を携えた人型ヒュージ。
    マギ由来の外殻を持たず、マギで強化したとされる金属装甲を身に纏い上空から戦場を俯瞰するように飛行する。
    周囲のヒュージを強化することができ、それらを軍隊のように統率する。所持している杖が関係していると推測される。
    また、小型のケイブを生成する能力を持ち、撃破され数を減らされたヒュージを即座に補填することも確認されている。
  • ランガチラはマオリ語で支配者を意味する。

ウェロハンガ


分類 特型(人型)
等級 ラージ級
全長 5m
重量 おおよそ10t
特性 ほとんどの攻撃を通さない硬質外皮
レアスキル再現:天の秤目
レアスキル再現:ファンタズム

  • 全長が自身の体長を超えるほど巨大な大砲を背負う人型ヒュージ。
    膨大な量のマギで強化された硬質外皮に覆われており、並大抵の攻撃は通さない。その分機動力が低く、攻撃手段も相まってほとんど動くことはない。
    背中に乗せた大砲による砲撃……正確無比な狙撃が主な攻撃手段であり、この個体の視界に入った航空機、船舶は漏れなくすべて破壊される。
  • ウェロハンガはマオリ語で刺し貫くを意味する。

コフア・ツヌ


分類 特型(軟体)
等級 ラージ級(成長限界個体)
全長 15m
重量 おおよそ15t
特性 マギインテンシティを低下させる煙幕

  • 竜にも見えるタコのようなヒュージ。
    体表から吹き出る煙幕は視界を奪うとともに、空間のマギを吸着し周辺区域のマギインテンシティを大幅に低下させる。風向き次第で周囲10kmを覆う。
    たった一体でCHARMの機能低下、レアスキルの効力低下、ノインヴェルト戦術の火力低下を行うことから、原始の巨人の中で最も危険視されているヒュージ。
  • コフア・ツヌはマオリ語で炙られた壺を意味する。

アイホート・ラキウラ


分類 テンタクル種
等級 ラージ級
全長 15m
重量 おおよそ20t
特性 高温の蒸気を発する
物体に込められたマギを吸収する

  • スチュアート島南部にてその存在が確認されたアイホートに似たヒュージ。
    外殻の隙間から高温の蒸気を発しており、周囲の気温は40℃を超える。

    確認されてから現在に至るまで、一切の活動を起こしていない。
  • 通常のテンタクル種と違い足が4本ある。

テ・ランギ・ムア


分類 特型(人型)
等級 ラージ級
全長 4m
重量 おおよそ3t
特性 飛行能力
自爆する小型ヒュージ生成
レールガン

  • 全身に無理やり機械を取り付けたような人型ヒュージ。
    腕に直接ねじ込まれたガトリング砲、背骨が突き出ているようなコンテナとブースター、交換された形跡を感じられる脚など、冒涜的な見た目をしてる。
    非常に高い機動力と対地攻撃に特化した攻撃手段を持つ。特筆すべきはコンテナに格納された誘導ミサイル、もとい小型自爆ヒュージであり、ヒュージらしからぬ絨毯爆撃を仕掛けてくる。
    更に電磁砲を体内に隠し持っており、一撃でcharmを半壊させるほどの威力を持つ。
  • テ・ランギ・ムアはマオリ語で天空の尖兵を意味する。

レレ・イ・ロト


分類 特型(人馬型)
等級 ラージ級
全長 4m
重量 おおよそ4t
特性 ヘリオスフィアをも貫通する攻撃能力
人工物を優先的に破壊

  • 槍と盾を携えた人馬型ヒュージ。
    とにかく気性が荒い暴れ馬のような存在で、どれだけ守りを固めようが強引に突破しようとしてくる。
    人工物の破壊に執着しており、リリィの展開したヘリオスフィアとCHARMごとエリアディフェンスを破壊した記録が残っている。
  • レレ・イ・ロトはマオリ語で駆け抜けるを意味する。

カイツキノ


分類 特型(人型)
等級 ラージ級
全長 4m
重量 おおよそ2t
特性 硬質マギ障壁
レアスキル再現:ゼノンパラドキサ

  • 4つの剣を巧みに操る四つ腕の人型ヒュージ。
    ブラフ港防衛戦において、数多の"名持ち"の命を刈り取った悪魔として畏怖されている。交戦時間が長引くと撤退する為、撃破が難しい個体になっている。
    特殊なマギ障壁を常時展開しており、耐久限界が来るまですべての攻撃を無力化する。
  • カイツキノはマオリ語で虐待者を意味する。

不明個体


分類 未確認
等級 未確認
全長 未確認
重量 未確認
特性 未確認

  • 8つの結晶体の内、成長体を確認できていない個体。

被害


20XX年
  • 第一次スチュアート島奪還作戦 国防軍保有の艦艇 8隻大破、死傷者行方不明者多数

2055年

彼らの特性


とあるリリィの調査により、すべての原始の巨人は人語を理解することが判明している。
その訳は……
+ ...
生物を喰らい、その姿かたちを模倣する。そこまでは一般的なヒュージと何ら変わらない。
彼らの特異性は”恐るべき速さで行われる成長と進化のやり直し”にある。
その場の環境によって独自進化する通常種と異なり、取り込んだ情報をもとに進化を”シミュレート”し、ノイズを受けずあらかじめ成長の路線を設計、それに沿って計画的に成長、進化する。
結果として、各々が生物として数世代先の存在、オーバーテクノロジーとも呼べるものになっている。
更に、彼らは無機物をも捕食し、その内部にある情報さえも取り込んでしまう。
ランガチラはその最たる例で、一番最初にガーデンラキウラにあったデータサーバーを捕食。人語を覚え、学術を身につき、戦略を理解した。
追って他個体も人類が作り出したモノを捕食し始めるようになる……
例外として、コフア・ツヌは海洋生物のみを、アイホート・ラキウラに至ってはヒュージのみを捕食、進化している。


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