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シルヴァ・ヴァレト

最終更新:

rin0313

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シルヴァ・ヴァレト






正式名称 XSC-333 シルヴァ・ヴァレト
型式番号 XSC-333
世代 第3世代
企業 ルーナ・ロジティクス
アーセナル 秋月成海?
共同開発者 琴宮右京?/霧野瑞穂
使用者 七々瀬紫音?
変形機構(4段変形) ブレードモード
アックスモード
バヨネットモード
シューティングモード
射撃モード(通常時) バスターライフルモード(BRモード)
レーザーキャノンモード(LCモード)
実体弾モード
射撃モード(エネルギーカートリッジ使用時) アキシャル・バスターライフルモード(ABRモード)
アキシャル・レーザーキャノンモード(ALCモード)
機能 ヘヴィー・バスターライフル×1
レアスキル・リンゲージスコープ(シューティングモード時)
ターゲットエンハンサー(シューティングモード時)
フォトン・バレルクーラー(シューティングモード時)
バーサク・システム(アックスモード時)
装弾数 10+1発
発射速度 36発/分
ライフリング 無し(有翼弾使用)
実体弾砲口初速 4000m/s(AP弾)
OS M.O.E.V.I.U.S XSC-333 Edition
起動最低スキラー数値 83~
安定運用推奨スキラー数値 87~


概要

 LGフリズスキャールヴの天才狙撃手、七々瀬紫音が使用する第3世代ユニークCHARM。設計は工廠科の友人である秋月成海が同じレギオンの琴宮右京や霧野瑞穂の助言のもと行った。使用者の紫音は以前はアステリオンを使用していたが超長距離射撃時の距離減衰が大きく、大型のヒュージに対しては威力に不満があった。そのため開発のコンセプトは「既存のどのCHARMも上回る威力と射撃精度、有効射程を備えた機体」となった。アステリオンを参考にしているが、シューティングモードにかなりのリソースを割いているため非常にピーキーな性能となっており、量産化を全く視野に置いていないワンオフ機である。最大射程では紫音ほどの技能を持っているリリィでないと目標に命中させるのは不可能である。製造はルーナ・ロジティクス社が担当し、予備パーツや実体弾、エネルギーカートリッジの製造も行っている。多くの機構が自動化されており、使用者が射撃に集中しやすいように配慮されている。基本的にシューティングモードでの運用を想定していることからそのスペックを最大限引き出せるような機能が搭載されている。高威力長射程を実現するには消費するマギをリリィ単体では賄いきれないため、最大火力と射程で運用するには高密度のマギエネルギーを充填したエネルギーカートリッジを使用する。バイポットなどのアタッチメントパーツも存在するが紫音は伏せ撃ちなどは基本的に行わないため使用していない。

▲グリップ周りは特に紫音に合わせて設計されており、手をスキャンして形状に反映させたのに加えて素材の種類や手触りなど細かい調整がされている。トリガーの重さやストックの長さ、形状なども紫音専用に設計されている。

ブレードモード



 細いブレードパーツが特徴でシューティングモード時に邪魔にならないようなサイズになっている。マギの伝導率は高いが細さ故に剛性はあまり高くないため、使用するにはある程度のテクニックが要求される。剛性を強化するためにCHARM全体で衝撃を吸収する構造になっている。紫音はあまり使っていない。

アックスモード



 接近戦で装甲の厚いヒュージにも有効打を与えられるモード。ブレードモードと違い、かなりの衝撃に耐えられるように頑丈な作りになっている。斬るタイミングでマギを注入するとブレードを強靭化し、威力を段違いに上げることのできるバーサク・システムが搭載されている。このシステムを上手く使うことが出来ればラージ級をはじめとする重装甲のヒュージでも一撃で外殻を叩き割ることが可能。しかしマギを込めるタイミングが難しく、効果は一瞬のため使用にはかなりの熟練が必要。紫音は接近戦では主にこちらを使用し、フルスイングでスモール級やミドル級を吹っ飛ばしたりしている。

バヨネットモード



 咄嗟の近接戦闘で使用できるモード。他の近接戦モードと比べてシューティングモードから素早く変形することができ、持ち替えも不要なため狙撃中の奇襲に対して高い対応力を発揮する。ヒュージに対してブレード先端で刺突し、射撃することで動きを封じつつ確実に仕留めることが可能。紫音も奇襲を受けた際にはこちらを使用している。

シューティングモード



 シルヴァ・ヴァレトのメインのモードであり、極超長距離からラージ級を撃破できるだけの破壊力を持っている。リリィ自身のマギを使用する2種類の射撃モード(レーザーキャノン、バスターライフル)の他にマガジンに装填された実体弾やエネルギーカートリッジを用いる3種類のモード(実体弾、アキシャル・レーザーキャノン、アキシャル・バスターライフル)がある。基本的に実体弾やエネルギーカートリッジを用いる際も発射にはリリィのマギが必要になる。搭載されているバスターライフルは通常のものよりさらに強力なヘヴィー・バスターライフルとなっており、平均的なバスターライフルの約150%の威力がある。実体弾でAPFSDS弾(Armor Piercing Fin Stabilized Discarding Sabot:装弾筒付翼安定徹甲弾)を使用するため、ライフリングの施されていない滑腔砲身になっている。バスターライフルが大口径で反動が強く、射撃精度が落ちるため大型のマズルブレーキと発射と同時に前方へ振り出すカウンターウエイトが内蔵されている。これらの効果は大きく、マズルブレーキが約30%、カウンターウエイトが約70%の反動を吸収している。これによりほとんどの反動をキャンセルし、高い射撃精度を実現している。排莢は右側から行われる。

アキシャル・バスターライフルモード(ABRモード)

 最も強力なモードで、アステリオンのマギパーティクルカノンを上回る威力を持つ。発射されるエネルギービームはその外側に衝撃波とビームコートを帯びており、最大射程でも距離減衰が起こることはない。また外側の衝撃波はヒュージの装甲に歪みを生じさせて跳弾するのを防ぎ、ビームコートはビームの減衰を防ぐとともにヒュージ側のビームコートを中和する役割もある。これにより最大射程距離でもラージ級を貫徹でき、さらに接近すればギガント級の装甲でも貫徹する破壊力がある。ただしこれはエネルギーカートリッジを使用した場合の性能であり、リリィのマギのみを使用する通常モード(BRモード)では30%の威力で発射され、弾速は同一、超長距離以上では大きな距離減衰が起こる。

アキシャル・レーザーキャノンモード(ALCモード)

 高速で移動する重装甲のヒュージやラージ級以上の飛行型ヒュージを射撃するのに適したモード。ABRモードと同一のエネルギーカートリッジを使用する。発射されるのは高出力レーザーで、光速で飛翔するため偏差をほとんど取る必要がない。着弾するとヒュージの装甲を過負荷にし、融解、貫徹する。しかしABRモードの70%と威力は低下している。また、超長距離以上では距離減衰が大きいため、ラージ級以上の装甲は貫徹できない場合がある。通常モード(LCモード)は40%の威力で発射される。

実体弾モード

 ビーム等のエネルギー兵器に対して高い防御力を持っているヒュージを射撃するのに適したモード。ABRモードが絶大な威力を有しているため、あまり使用されていない。砲身にライフリングが施されていないため、砲弾は有翼弾を使用する。弾道の安定のために、弾体に装着された安定翼は毎秒数回転から数十回転の弱い回転を与えるようになっている。弾種は通常のAP弾の他に、ラージ級などの重装甲ヒュージ用のAPDS弾、さらに重装甲のヒュージ用のAPFSDS弾、散弾が充填されたショットシェル、スモーク弾、照明弾、焼夷弾、信号弾、訓練用の演習弾がある。APFSDS弾は理論上ヒュージのマギリフレクターを破壊できる貫徹力があるが、これは至近距離で発射した場合に限られる。これ以外にスコープを用いて誘導する誘導弾があるが、紫音は「腕が鈍る」と言ってほとんど使用しない。

その他機能

レアスキル・リンゲージスコープ

 天の秤目所持者のみが使用できる機能。スコープを覗いた時に天の秤目を発動するとレアスキルの能力を増幅、強化することができる。これにより最大射程でも正確な射撃をアシストすることができる。

ターゲットエンハンサー

 スコープに捉えたマギ反応からヒュージのシルエットが赤くハイライトされる。索敵や連続射撃をする際にヒュージを捕捉しやすくなる。

フォトン・バレルクーラー

 発射時は砲身がかなりの熱を持つため、ブレードパーツを用いた冷却装置が搭載されている。一定以上砲身が加熱するとブレードパーツに熱が移され、発光し、光に変換されて放出される。

余談


↑以前のモデル
3Dモデルの更新に際してカラーリングの変更、変形機構の最適化、一部ディティールの追加、変更を実施。
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