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豊川女子高等学校

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engier

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豊岡女子高等学校

概略

対静岡方面再前衛。泥臭くても中京府絶対防衛の要。


製作者 エンジヤ(@Engier_KAM
時系列 現在(205X年軸)
種別 私立
地域 中京府三河地区(現愛知県豊川市・陸自豊川駐屯地)
学部 普通科、工学科 ほか
レギオン編成 一部教導官認可制
校章 -

静岡撤退後、中京府が設立された。これは旧愛知県名古屋市を中核とし周辺地域を吸収合併し設立された行政区である。中京府の戦略目標は名古屋港と、残存する中京工業地帯の死守。その再前衛のガーデン。略称は「豊女」。
防衛軍が放棄した旧豊川駐屯地と、その周辺の民間用地を徴用・改装し設立された。未だに旧豊川駐屯地の施設を使用し続けている箇所もあり、ガーデンとしては異色の光景である。
愛知県に流れる豊川を絶対防衛線とし、中京府東方面からの防衛を主たる任務とする。中京府の目標に寄与するほか、静岡奪還戦の際の橋頭堡となることが戦略目標である。
レギオン編成は教導官指名制とトップレギオン制を混ぜたような、独自なシステムによって編成される。

学校組織図

+ 学校組織図

多分これ以外も色々ある。


沿革

204X年 ○月 防衛軍主導のもと、静岡より撤退してきたリリィと防衛軍第10師団が合流。
十師直轄の混成部隊である豊川混成団が設立。防衛軍の指揮下で対静岡方面の各種軍事活動を行う。
204□年 △月 度重なるヒュージ襲来を原因として防衛軍の通常戦力が旧豊川駐屯地を放棄。
同時に、豊川混成団の編成改組。通常戦力を縮小し、リリィを中核とした第10師団直轄の対ヒュージ部隊となる。
204○年 X月 豊川混成団、編成解体。
204○年 X月 運営・運用が防衛軍から特定軍事校法人・豊川女子学園へと移管。名称を豊川女子高等学校とする。
204△年 □月 特定軍事校法人・豊川女子学園に中等部設立。


特徴

防衛軍との合同部隊が前身だったこともあり、未だに軍事色が強く残る。教育課程にもその色が強く残り、行軍や野営訓練、火力誘導といった訓練も行われているほか、講師として防衛軍の軍人も在籍・招致するほどに防衛軍との関係は深い。
愛知出身者が多くを占めるが、静岡撤退戦での功績や、静岡奪還を掲げることから静岡にルーツを持つリリィも多く在籍する。
戦闘スタイルはデュエルの他、ゼロトップ戦術が中心。正面幅を取り、優勢火力と十字砲火によってヒュージを圧迫し、半包囲した後殲滅する戦術を得意とする。
より視野の広い戦闘スタイルを見れば、保有する特科(砲兵)CHARMの火力によってヒュージの正面戦力を削り、その後に各レギオンが進出するというのも大きな特徴である。
比較的防衛寄りの運用思想を持っており、所属するリリィは必要に応じて防衛陣地での戦闘や、長期の野営も可能である。
その他にも、空挺・水路等といった、防衛軍と密接に連携した手法による進入を行う事もできる。
また、中京府絶対防衛の切っ先であるという重責と、撤退戦時から続く関係からG.E.H.E.N.A.との関係も深い。学校敷地の隣には豊女ラボと呼ばれる、ゲヘナのラボが存在している。
比較的強化リリィの所属数は多い。

戦隊制度(レギオン制度)と区隊制度

戦隊制度

教導官認可制と指名制の特徴をそれぞれ混ぜた、特徴的な結成制度が利用されている。戦隊と呼ばれるのは何でも漢字にしたがる防衛軍時代の名残。分隊って書くと軍隊っぽいし語呂が悪いから。
原則として教導官が戦隊の上級単位である区隊ごとに学生を推薦。推薦された学生の中から各戦隊が奪い合い、定員12名の中でやりくりしていく。
しかし、戦隊の評価や区隊、あるいは学校全体のバランスによっては生徒の自主性よりも教導官の意見が反映されるなど、戦力としての運用を主眼に置いている。
公式上は戦隊として呼ばれるが、生徒からはレギオンと呼ばれている事が多い。

区隊制度

豊女には4つの区隊が存在する。それぞれの区隊ごとに得手不得手が存在しており、これは学校本部の指揮の元運用される。学生寮等、学業や生活が区隊によって区別されることは無いが、編成単位として区分されている。
制服に着用する名札の区隊を示す箇所が色分けされるほか、各区隊には区隊旗が存在する。
体育祭等では区隊対抗競技が用意されており、大きな盛り上がりを見せる。
+ 第一区隊

第一区隊・区隊旗カラー:

一騎当千を標榜しており、デュエル思想が強い。殴り込み、一番槍を得意とする、現実で言えば海兵隊的な部隊。
リリィ単体としての能力が高いことから、孤立しても高い能力を発揮するリリィが多いほか、デュエルが好みなリリィが配置されることが多い。他の区隊に比べ野戦を得意とする。
デュエル以外を否定するのではなく、あくまでもデュエル寄りというだけであり、基本戦術は集団で形勢を整えて戦闘を行う。当然ノインヴェルト戦術もこなす。
+ 第二区隊

第二区隊・区隊旗カラー:

集団戦を得意とする他、ノインヴェルト思想が強い。ノインヴェルト戦術に関する研究も盛んである。
綿密な戦術と連携による戦闘を得意とするため、イルマ女子のように教科書通りの戦い方と評されることもあるが、その連携は絶対的であり、複数のレギオンが同時に展開した時の連携も視野に入れている。強敵であるアルトラ級との戦闘も視野に入れたスタイル。
個人戦に劣るリリィが配置されるわけではなく、あくまで第一区隊と考え方が異なるだけであり、区隊のカラーとして集団戦を得意としている。
+ 第三区隊

第三区隊・区隊旗カラー:黄色

LAC(リリィズ・アーマード・キャバリア)を専門とし、直接戦闘はもちろん、LAC用に制作された特科CHARMを運用して特科火力をもって他の区隊を支援するほか、戦闘工兵のような任務も行う、半ば何でも屋。
重火力を専門とする一方で、実験部隊の色も強く、特にLACや専用CHARM関連の研究開発が盛んである。そのため、区隊員の8割は工学科の生徒である。
+ 第四区隊

第四区隊・区隊旗カラー:緑色

直接戦闘に関与しない支援を得意とする。特に衛生員としての能力が高い生徒や、三区隊に属さない工学科の生徒が配置される他、負傷し一線を退いたが兵站や運営等の支援に携わるリリィも配置される。
単体で直接戦闘に関わることは無いが、必要に応じ区隊から他の戦隊に分遣されることがある。(特に衛生員)
3つの区隊の中でも戦闘は不得手であるが、基本的に要求される体力水準や知識量は他の区隊と同等である。

CHARM

第2世代が主に使用されており、グングニルやアステリオン、ブルトガングといったいわゆる無難なCHARMが多い。
ユグドラシル社、ヒヒイロカネ社の2社製品が学内シェアのほとんどを占めており、その他製品は少数使用されている。
兵站上の都合から、可能な限り運用されるCHARMは機種やメーカーが統一されているが、複数種の同時運用により機材側の不都合による運用中断を可能な限り回避している。
学校ならではの特色として、第三区隊は性質上LAC用に調整された重CHARMや特科CHARMを運用している。重CHARMはLACの出力を活かした火力を持ち、攻防どちらでも高い火力を発揮する。
また特科CHARMは間接照準による大火力を提供でき、ラージ級にも高い火力を発揮することから、非常に重宝されている。

もちろんユニークCHARMの使用も許可はされているが、基本的に貸与品のCHARMを使う訓練も必要となる。

G.E.H.E.N.A.との関係

学校敷地にラボが隣接する、親GEHENA派ガーデン。
原則として負傷して生命の危機に瀕したり、自ら希望したリリィのみを対象に強化を施術する。いわゆる良識派に類されるラボ。
俗に豊女ラボと呼ばれる。
豊女に所属する強化リリィの管理や負のマギの浄化に関する研究の他、ヒュージの生態を解明すること等、リリィへの実験よりも、「いかにリリィをリリィとして長く戦わせるか」「ヒュージを効率的に殲滅するためのヒュージ分析」を主な研究としている。
緊急時を除いて、本人の同意なしに強化を行うなどはしない。

教育制度

高等学校としての共通教育の他、ガーデンとして必要な対ヒュージ教育、関連行動としての軍事教育を行う。
中等部が存在しており、早い段階から資質を見せているリリィを教育することによって将来の戦隊長や教導官を育成することを目的としている。
場合によっては中等部から予備隊を編組し、作戦活動の後方支援に回すこともある。
また、2年生からは空挺(FFを含む)降下や水路・揚陸戦の訓練も開始され、文字通り静岡奪還戦の際に最先鋒を務める事ができるよう教育される。

学校生活

制服は紺色の上衣+紺色のスカート。ネクタイは紺色のショートネクタイ。制服着用時は生徒手帳を携帯し、銀色のチェーンで所定の位置(左胸ポケットに専用の取り付け具がある。)に縛着し収めることが義務。チェーンは外側に出す。

制帽としてミリタリースタイルのベレー帽を定めるが、これはやはり防衛軍時代の名残。戦闘中に紛失することが多発したため、基本的に式典や外出等の公の場以外で制帽を着用する必要はない。
夏服は夏用のスカートと半袖のブラウス。


制服の肩には校章が大きく縫い付けられている。これは騎兵隊に由来するもの。
混成団時代、対ヒュージ戦において自動車や航空機を用いて騎兵隊のように転戦を繰り返していたことの名残であり、現在にあっても機動力をもった運用が多いため。
袖口には学年に応じて白線が縫い付けられており、右胸ポケットにも学年に応じたバッジを着用するが、保全上の都合から名札とはなっておらず、所属するクラスのみしか記載されていない。
また戦隊長や生徒会役員、会長等は役職に応じて左胸ポケット上にバッジを装着する。これはミリ単位で装着位置が規定されている。
装着位置がずれていたり、傾いていたりすると教官に指導されるため面倒くさがる者も居る。ただし着用していないのがバレると激指導の対象である。
その他にも射撃成績が特級の者や、体力成績が特級の者も同様に各種対応したバッジを装着できる。
夏冬問わずブラウスには縫い付るものがないが、肩に学年章である肩章を装着しなければならない。

夏服期間中にブラウスのみで過ごす場合、バッジ類は上着に準じた要領で装着しなければならない。
夏用上着を着用する場合も、冬制服と同様にバッジ類を装着しなければならない。この場合はブラウスには学年章を除いてバッジ類の着用を省略することができる。
袖口の縫い付けが面倒、季節問わずバッジ類が多い、特に夏服は洗濯のたびにバッジを外すのが面倒と不評。
夏季にのみ使える裏技として、夏用上衣を着用することでブラウスの徽章類を省略することができる。が、上が脱げなくなるのでやる生徒はあまりいない。



大きな特徴として、特殊弾やその他装備品を吊るすための茶色の帯革(たいかく)を腰に着用する。そのポーチの中には結構な確率でお菓子が入っていたりする。
特段中身の規定はないが、豊女に所属する学生は何かしらのナイフを携帯している。形状や形式の指定はなく、購買で好みのものを購入できる他、発注することも可能。生徒によっては何種類か保有しているものも居る。
これは日常や野外活動において使用する機会が多いほか、教育内容に短剣術が存在するためである。そのためマルチツールのようなものではなく、本格的な多用途ナイフやコンバットナイフを携帯している者が圧倒的多数である。
流石に携帯はしないが、生徒によってはマチェットを所持している者も居る。
必要もなく抜くと教官や生徒会に鬼の制裁を食らう。具体的には防衛軍式の反省。

また戦闘時は制服に定めるブレザーの他、バッジを着用しなくて良い他、ポケットや裁断等の設計を見直し戦闘に最適化された戦闘用上衣を着用する。
戦闘行動訓練用(穴掘り等)に別個作業服が存在するが、これはただのツナギ。

駐屯地施設転用の建物はボロいと噂。戦闘糧食も味が単調と不評であり、特に増加食のチョコバーはカロリー爆弾と評されており、一般生徒からは忌避されている。
カロリー消費の激しいリジェネレーター持ちからは好評な模様。

校章の由来

枠を金のシャチホコで縁取っている。
第10師団・豊川混成団時代にデザインされた部隊章の意匠を継承し、第10師団の金のシャチホコをモチーフにしている。

関連項目

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