ゴーストCHARM(ゴーストチャーム)
分類 | 機構、システム |
正式名称 | General Hyperactive Operation of Systematic Transmitting(体系的情報送信による超活動総合操作) |
開発者 | 永尾奏莉亜 |
開発機関 | STL特務専門学校工廠科『ウィルシルフィード・アーセナル』 |
機能 | 精神接続に頼らないCHARMの遠隔操作、アクロバットな戦闘の補助 |
概要
- STL特務専門学校独自開発CHARMの分類、或いは改造機の一部に搭載されている「第4.5世代相当」の遠隔操作システム。提唱者は永尾奏莉亜。マギの指輪を通じての遠隔操作、及びより高度なマギ伝達によってCHARMを操るシステム。
- ウィルシルフィード・アーセナルで開発された機体に搭載されている。機能そのものを示す際は『ゴースト』或いは『G.H.O.S.T.』等であり、その搭載機が『ゴーストCHARM』と呼称される。
- 第四世代相当の精神接続と違い、触媒となる指輪を用いたシンクロ率の高さでCHARMの遠隔操作を実現、尚且つ精神負荷を減らすことにより負のマギの蓄積を抑えることを可能にしているのが最大の特徴。第四世代相当のオールレンジ射撃も可能だが、CHARMとリリィの繋がりがより強くなることにより力強い太刀筋・斬擊武器としての運用を実現している。CHARMによる斬撃主体戦術の多様化と、ワイヤーアクションによるアクロバットな動きを可能とすることでヒュージを機動力で翻弄、より多次元的な挙動の補助を行えるのが主な長所とされている。
- リリィ本人への危険や負担が取り払われた反面、より高いスキラー数値と同時に制御・確かな攻撃力の両立を担えるだけの精神力(より厳密には空間把握能力、情報処理能力などを総合した適性)、通称『ゴースト適性』が必要になるなど純粋な使用ハードルの高さが難点。つまるところ「扱うために思考が凄く忙しくなる」。また、ゴースト適性の特に高いリリィは「ゴーストハイランカー」と呼ばれている。
- 完全な無線式の実用化はスキラー数値やゴースト適性等の関係で、現時点では開発者・永尾奏莉亜の『ヴィヴィアン』にしか成功しておらず、その殆どが有線式や主力武器ではない補助機構としての運用に留まっている。
- 主なゴースト搭載試験機は開発者の監修のもと運用が行われており、リリィに合ったチューニングを行われてデータをフィードバックされている。ただし例外も存在する。
主な搭載機
「設計からゴーストCHARMの運用を前提に組まれた機体」と「改造・追加装備でゴーストCHARMとしての機能を付与された機体」のふたつに分けられる。ウィルシルフィード・アーセナル開発の機体は大部分が前者にあたる。
- GCSGT-X01『ヴィヴィアン』
数少ない無線遠隔操作機能を搭載。それを前提にした運用で開発された、最初にして最新の『ゴーストCHARM』。運用には上述した高いスキラー数値と空間把握能力を必要とする、永尾奏莉亜専用機。
- ACSGT-X001『ダモクレス』
ウィルシルフィード・アーセナル開発の有線式機体の中でも傑作と呼ばれている幻の機体。
- SCSGT-CCD14『ゲイボルグ・カスタム』
吉良草蛙呂絵の使用した改造ゲイボルグ。有線射出式のワイヤーアンカーの推進機構にこの『ゴースト』が用いられている。
- MCSGT-X11/TM『アイアス』
比良野美影?が運用している試験機。盾からブーメランになるように運用を想定している攻防一体機。現在進行形で調整されている試験機のため「TM(テストモデル)」の機体番号が記されている。再調整の度に永尾奏莉亜が魔改造を繰り返しているとのこと。
- 『グリフォンクロー』
神宮笑理の使用するCHARM・アルガリアに追加装備されたシールド。ゴーストCHARMそのものではなく追加武装としての補助機構を前提としている例。開閉するアームクローとなり射出・追尾しての捕獲を行える。
作品紹介・関連リンク
- 本編オリジンバレット https://pixiv.net/novel/series/8099285
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