アルガリア
刺突旋壊。螺旋の如く回転する防御不能の狂槍
世代 | 第3世代相当 |
形式番号 | ACWS-SM3 |
製造元 | ウィルシルフィード・アーセナル |
設計・製作者 | 真日向蜜味 |
機能 | ドリルランスモードによるマギ防壁掘削貫通、銃身のカスタマイズ |
解説
- STL特務専門学校で開発された機体。今年度から先行量産が開始されている最新鋭機体のひとつ。緑の学科の有名アーセナルにして現教導官・真日向蜜味の開発した、STLを代表する傑作機のひとつ。
- 4枚のブレードを重ね合わせた槍の形態「ドリルランスモード」を取り、それらがドリルの要領で回転することで対象を貫き粉砕するコンセプトから開発された。この際副産物として対象ヒュージのマギ防壁を削り取る特性を発揮し、実質的に一部例外を除いた特殊能力による防御を無視して攻撃が可能となる。並大抵のヒュージを相手にするならば敵ヒュージを簡単に引き千切る事ができる。
- ギミックからも分かりやすい攻撃方面に尖ったデザインと運用が目立つが、この回転槍によってマギを拡散・削り取る性質でヒュージの攻撃を打ち消す防御として扱うこともできる。近接戦闘においては攻防問わず非常に秀でた機体となっている。
- ブレードを開閉させることでシューティングモードとなり、マシンガンや高出力砲などのシューティングオプションを選択できる。このカスタマイズ次第では近接偏重である機体特性の弱点を補完することも可能であり、この高い拡張性を売りにしている。
- 名前の由来はシャルルマーニュ伝説に登場する十二勇士・アストルフォの使用する「相手を必ず転ばせる魔法の馬上槍」。アルガリアとは本来の持ち主である魔女の名前であり、槍そのものが「アルガリアの槍」という名前ではない。あくまでモチーフとして選ばれた名前だろう。
グリフォンクロー
世代 | 第4.5世代、追加オプション |
製作者・製造元 | ウィルシルフィード・アーセナル |
設計者 | 永尾奏莉亜、山柿湖子など |
機能 | ゴーストCHARM搭載アームクロー |
- 神宮笑理使用モデルの改修時に搭載された拡張装備。機体側面に装備された小型の実体シールドであり、変形すると開閉式のアームクローになる。
- ゴーストCHARMシステムを搭載し、発射後に軌道を自在に曲げられるワイヤー付きロケットアンカーとして機能する。発射威力は申し分なくヒュージの装甲にも食い込む捕縛武器としても、クローを閉じて射出した場合は打突兵器としても高い威力を発揮する。
- 笑理の強みとなる超攻撃スタイルと近接主体となる基本武装の構成を維持したまま、機体への負担を軽減させつつ長所を伸ばす追加装備を与えたい…という要望から生まれた装備。発案者は櫛田弥架。
- 少ないアクションで感覚的に繰り出せる対中距離攻撃、相手を捕縛し距離を詰める手段、素早い回避運動の補助から立体機動に移れるなど、様々な用途に扱える潰しの効いた性能から、結果的に笑理も要所で愛用するサブウェポンとなった。
- 名前と機能の由来は上記、アストルフォの騎乗した幻獣ヒポグリフ。厳密にはグリフォンではないのだが語感を優先しているというのが開発者達の談。
主な使用者
赤いカラーの先行開発ユニーク機モデルを使用。ギア回転数増加、高出力光弾砲頭の搭載などかなり攻撃力と一撃の重さに寄せたカスタマイズを施されている。本人の気質やレアスキル、戦闘スタイルにも非常に噛み合っている。
先行量産モデルを使用、機体カラーは黄色。笑理に比べると極端な攻撃型チューンではなく、スタンダードな白兵戦での対応力を重視したスピード型のカスタムとなっている。
- 真日向蜜味
緑の学科教導官であり、原型機を持っている開発者。カラーは緑の迷彩ダズル。
作品紹介・関連リンク
- 本編オリジンバレット
(グリフォンクローの装備と使用は21話、24話から)
https://pixiv.net/novel/series/8099285
https://pixiv.net/novel/series/8099285
- 立体物