ILGフェートフィアダ

- 正式名称は「イレギュラー・レギオン」。
GE.HE.NA.関連の秘密任務の遂行を主な業務とする、大崎有栖が結成したエレンスゲ女学園の特務レギオン。
エレンスゲ・ラボ直轄の特殊部隊でありながら傭兵のような側面をもつ独立部隊で、任務を受注するかどうかはレギオンメンバー全員の同意をもって初めて決定される。
そのため、直属の上役にあたるラボからの命令であっても場合によっては拒否する場合があり、その度に有栖が学園上層部との会議に駆り出されている。
本レギオン表向きには存在しないものとして扱われ、他の一般生徒に存在が明かされることはない。
また所属するリリィは、任務に支障が発生しないよう、エレンスゲ女学園内での序列を強制的に剥奪される。
これはレギオンの存在を認知しない序列1~7位のリリィによる所属リリィへのメンバー指名を回避するための処置であるが、それ故に彼女たち所属メンバーはエレンスゲの一般生徒達から「序列番外の落ちこぼれ集団」と勘違いされてしまった。
初期メンバーは大崎有栖、土子塊堊、藤沢憐の3人。後々増減しつつも最大5名まで増えたとされる。 - エレンスゲ女学園とのパイプ役兼教導官は非常勤講師の長町狩奈が努めている。
- レギオン名「フェートフィアダ」はアイルランドの神話に登場する姿を隠す能力に由来する。
これは有栖が「イレギュラー・レギオンなんて名前味気ない!」と騒ぎ出したために全員で考案した仮称であり、ラボ側からは認知されていない。
しかし本人たちはこの名前に誇りをもっており、他校のリリィに名を聞かれたときには意気揚々とこれを名乗る。
メンバー
名前 | レアスキル | ポジション |
大崎有栖 | ファンタズム | TZ |
土子塊堊 | ルナティックトランサー | AZ |
藤沢憐 | 縮地……? | AZ |
蠣灰谷燼那 | ヘリオスフィア | AZ/TZ |
戦術
- 3人体制時代は3本のCHARMで高速パス回しを行い、強引に弾頭へマギを込めてノインヴェルト戦術級の威力にまで昇華された一撃を叩き込む独自戦術を用いる。
この戦術は「ドライヴェルト戦術」とも呼称され、パス回しの動きは初代アールヴヘイムの「ロンドパス」にも通ずるものがあるとされる。
なおこの戦術は本来5~9本のCHARMでやるところを3本で強引に成立させる荒業であり、CHARM、リリィ共に多大なる負荷を与えてしまうことから最後の手段として普段は温存されている。
- 5人体制となってからは通常のフンフヴェルト戦術に上記の「ロンドパス」を組み合わせたトリッキーな戦法が用いられる。
また数名が戦線離脱したとしても上記の「ドライヴェルト戦術」へ切り替えることでパスを落とすことなくフィニッシュショットを成立させられるという強みを持っている。
装備
- 専用ステルスガンシップ