オリジナルリリィ wiki

卯月美咲

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卯月 美咲(うづき みさき)

早すぎた天才。平戸女学院の最強にして短命の花。
時間限定の最高戦力(ワイルドハント)


作者:イリス

人物情報

誕生日 6月6日
血液型 B型
身長 173cmくらい
体重 55kgくらい
スリーサイズ B82/W55/H94
出身地 長崎県平戸市
「やれ天才だのやれ優秀だと言われても結局はただのひとりの人間。
ひとりで出来る事なんてたかが知れているし、そもそも人間の生存戦略とは協力し合うことなのよ」

尻がデカいのと、女性としてはやや高めの身長を気にしている。
会話をする時に指を立てる癖があるが、ある程度親しい人からは「長話のサイン」と言われている。
実際、お説教をする時はつい立てている。

詳細情報

ガーデン・学年 平戸女学院3年
レギオン LGブラックドッグ
スキラー数値 85
レアスキル レジスタ
サブスキル 虹の軌跡、聖域転換、Awakening
ブーステッドスキル -
CHARM GC-15アステリオン(アステリオン・マギカノン)
ルーン -
  • 人物
    LGブラックドッグの前隊長。本来であれば上級生である美咲が隊長を務めるところだが、沙月が生徒会副会長だからという理由で彼女に席を譲り、現在は相談役に近い形で籍を置いている。
    物静かで家庭的な大和撫子だが、その一方でお茶目な一面もある。表では怖いものは苦手だと言っているが本当は怪談やホラー映画が好きであり、一緒に見ようと誘って来た人を返り討ちにするという回りくどいいたずらが好き。信仰心はほどほどに篤く、沙月と共に礼拝に行くことが多い。
    早期からリリィとして高い水準に達した天才児だが、謙虚な性格からそれを鼻にかけることはなく、むしろ早々にマギ減衰が起こるであろうことを予感していた。そして現在、リリィとしての力が徐々に低下していくことに対しては確かに焦りはあるが、だからこそと後進を育てることに力を入れ、LGブラックドッグの隊長の座を沙月に任せている。
    弥生のお目付け役であると同時に環奈の世話役でもあり、遠くから見ると世話焼きなお姉さんか、あるいは若々しい母親のようにも見える。

  • 能力
    リリィとなって間もなくスキラー数値、マギ保有量ともに高い水準に達し、中等部の時点でレアスキルにも覚醒。個人戦技と集団戦術双方の才能にも恵まれた若き天才と称すべきリリィ。早期から実戦参加が許されたことで経験も同年代と比べて人一倍に豊富。才能と経験に裏打ちされた実力はまぎれもない一流であり、平戸の次代を担う者として期待されていた。
    しかし早すぎた開花は同時にその衰微を早めるものでもあり、高等部二年の時点で既にマギ減衰が始まり、現在は最盛期の六割にまで低下。リリィとしての力はいずれ誰もが失われるものだが、彼女のそれは早咲きであるがゆえに人より早くに枯れ果てる運命にあった。
    経験に基づく実力は健在であり、今なお前線を張れているものの、それも時間の問題である。特に継戦能力の低下は深刻であり、消耗の激しいアステリオン・マギカノンを使用する際は外部コンデンサを併用して体内マギの消費を低減している。逆に消耗を考慮しない強襲戦においては「時間限定の最高戦力」としての実力を遺憾なく発揮する。
    徐々に低下していく能力故に戦闘に加わる頻度は他と比べて低く、諸々の事務作業を担当している。が、沙月に取られることもしばしば。近いうちに現役を退いてアーセナルに転向するか、教導官を志すか悩んでいる。道が定まるか、少なくとも進退窮まるまではリリィを続ける意向である。

属性

リリィ マディック 教導官 強化リリィ 故人

ブラックドッグのレジスタ持ち。単独戦闘・友軍支援双方に対応可能。
将来の進路に悩み中。

詳細

好きなもの 麻婆豆腐、カレーライス、ホラー映画
苦手なもの チョコレート
特技・趣味 縫物、カメラ

チョコを食べると鼻血が出るタイプ。
ふんわりした雰囲気のわりに激辛好き。

+ ここだけの話
実家は母子家庭である。
母は慎み深く細やかな気遣いのできる女性であり、現代では化石と謂われるような良妻賢母だった。現在の美咲の性格はそんな母を尊敬し、その姿に強く影響を受けたものである。
夫婦で慕い合い、娘を何より大切に想い、まさに理想的と言うべき一家であったものの、それは一夜にして失われる。突然のヒュージの襲来による混乱の最中で美咲は両親とはぐれてしまう。幸いにして防衛軍に保護され難を逃れた美咲だが、事態が収束するまでの数日間を一人で過ごすことを余儀なくされる。後に身元の確認を経て母と再会したものの、怪我がもとで脳に重大な障害を負った母は、幸せだった日々に退行し、その記憶の中で生きるようになってしまっていた。現実も正しく認識できておらず、目の前の少女を自分の愛娘と気付くことはなかった。
それでも美咲は気丈に振る舞い、幸か不幸か恵まれた天才的なリリィの力を遺憾なく発揮。
得た報酬の大半は将来の分を含めた母の介護費用に充てている。
しかしどれほど美咲が献身的に支えようと、母は幻想をさまよい続け帰ってくることはない。
美咲のもとに、かつての幸せな一家の日々が戻る事は二度と無いのである。

交友関係

  • 安谷屋沙月(あだにや さつき)
    ブラックドッグ隊長の座を彼女に譲り、後継として教え導いている。
    事実上の教官役であり、公私共に行動を共にする事が多い。
  • 水前寺悠(すいぜんじ はる)
    「趣味」が合う仲間。テンションの上がった沙月の粗相を謝るのはだいたい美咲の役目。
    美咲いわく「昔の母に似ている」とのことで、少々複雑な気持ちがなくもない模様。
  • 杜屋環奈(もりや かんな)
    言葉足らずだが根は善良な「スルメみたいな子」。
    いい意味でも悪い意味でもマイペースかつ世間知らずな環奈をちょくちょく町へ連れ出しているが、都会が苦手な環奈は少し嫌がっている。
  • 文月雛香(ふみづき ひなか)
    最高の戦闘能力を持ちながらも継戦能力に難のある美咲とは真逆の、驚異的な継戦能力を有する面に注目し、より一層の武芸の向上を薦めている。しかしその能力を齎す体質と裏腹に、武術の才能にはあまり恵まれていない。
  • 姫野千帆(ひめの ちほ)
    二年前の大分市域で発生したケイブによる襲撃の際、教会の用件で同地に居合わせていた美咲は迎撃に参加していた。
    千帆とは逆に既に一線級に達していながら犠牲を抑えられなかった後悔は今も胸に残っており、顔を合わせると少々気まずくなる。→詳細
  • パーシャ・リャシチェフスカヤ
    苦労人同士、通じ合うところがある。
  • 睦月露梨(むつき つゆり)
    可憐な容姿を気に入り、故あらば色んな衣装を着せたがる。
    いくら可愛いものが好きな露梨もその強引さには若干の苦手意識を持っている。

作品紹介・関連リンク

  • オリリィpixiv小説
    郷愁の声   ・・・平戸市内で起きた連続不審死事件を追う。レギオン内の話し合いにおけるまとめ役を担う。

雑談

  • 「二十歳を超えてもマギ減衰が起きていない」タイプの娘は散々既出なので、逆のパターンを作ろうという発想から基本設定が出来た。
  • 最盛期と比べて継戦能力をはじめ大きく弱体化しているとはいえ、それでも単騎の能力は高い。
    • 長時間は戦えないが、万一マギを消耗しても最後の最後でサブスキル「Awakening」を発動させて短時間ながら再起動したりもする。
    • スキラー数値やレアスキルの性能以上に戦闘のセンスと技能こそが彼女の最大の武器。その性質はある意味悠に似通う部分がある。
    • 模擬戦のときは割とニコニコしている事が多いので、相手からするとひたすら怖い。
  • 二年前の現大分市域に発生したケイブ迎撃当時の美咲はマギに関する能力的には最盛期にあった。
    が、あくまで奉仕活動で来ていた彼女は最低限の装備しか無く、地元のリリィ達とも十分な連携を取ることが困難である事から最前線へ出張る事ができなかった。結果だけを見れば、美咲は大した力になれなかったのである。
    その経緯から、当時を知る者からの卯月美咲の評判は「縁の無い地に留まって助けてくれた人」と「その場に居合わせながら何もしなかったリリィ」に二分される。
    また、デュエル思想が根強かった当時、如何な達人でも個人がカバー出来る領域の限界を痛感した平戸女学院は集団戦術を重視するようになる。
  • ワイルドハントとは欧州の古い伝承の名前であり、死者や妖精などの狩猟団、あるいはその頭領。
    この姿を目にすることは即ち死を意味するが、神々や英雄が悪人を罰するために現れたとも信じられており、必ずしも邪悪なものではない。また欧州では犬や狼は亡霊を食らう守り神と考えられ、暖炉の傍に小さな黒い犬がいたら、その後一年間世話をして労わねばならないと言い伝えられていた。


コメント

  • コメントフォームを仮設置しました。マナーを守ってご活用ください。 -- 管理人 (2022-05-03 18:47:11)
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