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霞野千晶

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umekazu81

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霞野千晶(かすみの・ちあき)





作者:梅和ライチ


人物情報

誕生日 6月1日
血液型 A型
身長 164cm
体重 53kg
出身地 駿府(静岡県)

“金貨”の3を冠するラク女のリリィ。
鋭い目つきに左耳のピアス、荒っぽい言葉遣いから不良のような印象を与える。
中等部からリリィとして多くの戦場に身を置き、様々な苦難を経験してきた。
その経験に裏打ちされた実力は本物で、特に苦境でこそ輝くリリィである。

現在はLGアゲラタムで残留した戦友と新入生とともに新たなスタートを切るが、新入生かつ副隊長の八咫真朱鏡との折り合いが悪くうまく行っていない。
そして真朱鏡を副隊長に就かせて隊長の職務も押し付け、腑抜けきった亜面彌輝の存在が千晶を苛立たせている。


詳細情報

ガーデン・学年 オラクル女子高等学校2年
冠位 金貨-3
レギオン LGアゲラタム
ポジション TZ
スキラー数値 72
レアスキル ブレイブ
サブスキル インビジブルワン、whole order、Awakening
CHARM ブルトガングSP、明丘居士
ルーン エオロー, ギュフ

属性

リリィ アーセナル マディック 教導官 強化リリィ 故人

戦闘能力

Attacking B
Defence B
Magia C
Speed B
Stamina C
Tactics A
Rare skill A

高い機動力をベースとした穴の無い基礎能力で、安定したパフォーマンスを誇る。
彼我の戦力や特徴を見極める洞察力とそれに対応できる手札と経験値も豊富である。
単純なマギ出力で一線級のリリィに劣る点はあるものの、レアスキルに依らない広い視野を持ち合わせておりTZのリリィとして隙がないと言える。

落日の一件もあって今に満足していられない千晶は、落日の時に発現したであろうエンレイジを超える力を会得しようと特訓を重ねているが、再現性がない代物なので苦心している。

詳細

好きなもの 鯖、杏仁豆腐、信念がある奴
苦手なもの 上辺だけの言動、チャラチャラしてるだけの奴
特技・趣味 料理、買い物

見た目通りの厳しい態度や遠慮のない物言いでとっつきにくさはあるが、その一方で本気の相手には本気で接する熱さを持つ。
だからこそ調子の良いことを言ってるだけの人間は決して信用しない。
第一印象のせいで交友関係が広い方ではないが、その面倒見の良さから深い交友関係を持つ傾向にある。
個性豊かなオラクル生に振り回される苦労人でもある。

アゲラタムに和やかな雰囲気をもたらす恋ヶ窪新夏と、頼れる相談役として人を導ける丹渡牧乃?の同レギオンの二人に対し、千晶の役割は毅然とした態度で仲間と向き合い、レギオンの空気を引き締めることと言える。

来歴

+ 幼少期
幼少期にヒュージの災害により両親を亡くしている。
東京に在住する遠縁のもとに身を寄せることになったが、その家庭に温かく迎えられたわけではなく、冷遇される日々を送っていた。
居場所がないと感じていた千晶の心は荒み、小学生の頃は周囲との諍いが絶えず喧嘩をはじめとした問題行動ばかり起こしていた。
そんな日々を過ごす中、後の親友になる古守都子?(こもり・みやこ)と出会い、リリィになって成り上がることを目指す。
それからは都子が所有する訓練場に通って、都子が集めてきた他の荒くれなリリィの卵たちを蹴散らしながらトレーニングを積んでいた。
張り合いのある相手は都子ぐらいなので退屈していた時に、都子が連れてきた篠木花?(しのぎ・はな)という一つ上の天才少女に打ちのめされる。
それからは打倒・花に燃えてより一層トレーニングに身が入り、それに付き合う都子と花とともにメキメキと実力を伸ばしていった。

+ エレンスゲ中等部時代
都内のガーデンかつ比較的学費が安く、そして一足先に花が入学したエレンスゲ女学園中等部に都子と進学する。
入学して早々に実力を見せつけ、高等部のレギオンに随伴しつつ戦果を上げていった。
都子と花と同じ予備隊にも参加して、着実にスターリリィへの道を歩んでいたはずだったが、日の出町の惨劇にて千晶は重傷を負い、花は命を落とした。
この戦いの際にブレイブに覚醒するも、戦後は傷が祟って満足にマギを操ることもできず、それに伴いスキラー数値もリリィの水準を切っており復帰は絶望的に見えた。
病床ですっかりと気力を失い死んだような日々を送る中、見舞いに来た都子に叱咤され、そこでこれからは防衛設備に関する研究に打ち込んでいきたいという彼女の決意を聞かされる。
たとえヒュージによるどんな災害に見舞われようと、リリィも民間人も遍く全ての命を繋げられるように自分の全てを費やしていきたいと彼女は語り、千晶は新しい道で戦う覚悟を決めたそんな親友の姿に心を打たれ、再起を決意する。

都子の支えを受けながら辛いリハビリを乗り越え、千晶はリリィとして復活を遂げた。
以前ほどのパフォーマンスは出せなくとも、今は親友に負けじと歩めるだけで千晶にとって十分だった。
そして、かつて花がスカウトを受けて進学しようとしていた新進気鋭のオラクル女子に興味を持つ。

+ オラクル女子1年次
オラクル女子に入学後、LGアゲラタムに入隊する。
緩い雰囲気は気に入らなかったが実力者が揃っていることもあり、まずはそこでヘッドライナーの座を勝ち取ることを目指して入隊を決めた。
しかしそれを果たすには千晶が抱える問題が障害になっていた。
千晶は自分のレアスキルが嫌いだった。
誰かの引き立て役になるしかないという思い込みと、そして日の出町の時に花にブレイブを掛けて全てを託した末に彼女を死に追いやったことが負い目となっていた。
それが原因となり、戦闘で誰かにブレイブを掛けることはほとんど無く、専らエンレイジを使用しては自他を顧みることなく力を示すことに躍起になっていた。
そんな状態ではレギオンに馴染めるはずもなく、連携を無視して単独で動いたり、自分に合わせられない周りに強く当たるなどして衝突が絶えなかった。

そんな中、とある戦いで千晶はエンレイジを使用して戦闘を有利に進めるが、これまで蓄積した負のマギに身体を侵され身動きが取れなくなり、窮地に陥ってしまう。
ヒュージの攻撃が眼前に迫った時、牧乃と新夏が割り込み千晶を救い、その後は無事に戦闘を終えることができた。
千晶は自分が招いた事態を悔やみけじめを取ろうとするが、助けてくれた二人と彌輝に諭され、それでも千晶の力を認めて必要としてくれていることから考えを改め、少しずつ周りを信頼して歩み寄るようになった。
戦い方にも変化が生まれ、周りをよく見て足りない所を的確に埋め合わせるような繋ぎ役を率先して行うようになった。
というのもそういった千晶の器用さはもとより、不本意ながらエレンスゲ時代では花に次ぐ二番手ポジションで戦ってきて、花の不得意な面をカバーしてきた経験が活かされた形となっている。
レアスキルのブレイブも本来の使い方をするようになり、こうした千晶の変化はアゲラタムの実力を底上げさせて飛躍させる一因となった。

+ 落日
一年次の二月にアゲラタムの名を失墜させることになった、落日と呼ばれる外征に千晶も参戦していた。
予想だにしないギガント級との会戦でレギオンは壊滅状態となり大敗を喫し、そしてヘッドライナーのうち5名の死亡という事態はレギオンに大きなショックをもたらした。

千晶はこの戦いにおいて退却路の確保のために奮戦し、エンレイジも解禁して死力を尽くして戦った。
無我夢中で事切れるまでCHARMを振るい続けていたと思いきや、気がつけば病床の上で目覚めていた。
撤退が済んでから帰投の途中に意識を失い、数日間眠っていたのである。
そして千晶はこの戦いで自分がどう立ち回っていたのかは全く覚えていない。
戦譜のログには通常のエンレイジをはるかに超えるマギの出力が記録されており、何らかの力が発現したと考えられるが千晶に身に覚えはなかった。
その場に居合わせた他のリリィいわく、青い炎のようなオーラを身に纏い、ヒュージの一群を焼き尽くすような戦いぶりだったという。

目覚めてからの千晶は、アゲラタムに起きている異変を知ることとなる。
落日から脱退者が続出し、そして隊長の彌輝も姿を見せなくなったことに憤り、病室を抜け出して彌輝を探した。
そうして彌輝を見つけて思いの丈をぶつけるも、すっかり覇気がなくなってしまった彼女を再び立ち上がらせるには至らなかった。
だが、それでも千晶はアゲラタムに残った。
自分が日の出町の惨劇での事を乗り越えられたように彌輝も今を乗り越えられると信じており、そしてアゲラタムの戦友たちの存在が今の自分を形作っているのだと分かっているからこそ、千晶は残留を決意した。
思いを同じくした牧乃と新夏とともに、千晶は新年度に向けて準備を始めたのだった。


交友関係


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