波之上迎撃戦(なみのうえげいげきせん)
作者:勇者カズヒコ
年度 | 2052年7月 |
場所 | 那覇シティ波之上宮(沖縄県那覇市若狭)西岸 |
交戦戦力 | LGニライカナイ、エレンスゲ女学園リリィ混成部隊 LGフェンサーイージス LGティンガーラアストライア LGハガニアダマス LGティーダヘーリオス その他LG多数 |
損害 | 那覇シティ西道路高架橋損壊 戦死者0名 重傷者1名 負傷者リリィ多数 |
概要
私立ユイマール学園の本校所在地である那覇シティで起こった大きな戦闘。波之上宮近傍で敵主力ギガント級ヒュージ群を迎撃したため呼称されている。
侵攻ルート

出現ヒュージ
沖縄エリア独自の亜種や固有種が多数出現した。
ケイブから出現したギガント級、通称ミノタウロスヒュージ。50年前の沖縄大襲撃の際に初めて出現したものと同一個体。
沖縄エリア近海に棲息するラージ級、通称カニヒュージ。飛行能力を持たず、自力歩行またはケイブを通して出現する。
沖縄エリア近海に棲息するミドル級、通称オニヒトデヒュージ。飛行能力を持つ。体内でミサイル様物体(棘)を産生し発射する。
沖縄エリア近海に棲息するスモール級、通称ハブクラゲヒュージ。飛行能力を持つ。ティザーワイヤー様触腕を伸ばして攻撃する。
参戦LG・リリィ
波之上ビーチ
叶羽澪奈 | LGニライカナイに滞在中のユーシャ・亜紀奈を加えた合同ノインヴェルト戦術を決行 |
上総芹香 | ノインヴェルト戦術パス時ラージ級の攻撃を受け重傷(左腕) |
新垣八千代 | 使用CHARMヘカトンケイルの高出力砲で敵勢力を一掃 |
比嘉詩葉 | 異能でヒュージ接近を感知、いち早く布陣に貢献 |
白石メイサ | 自分専用CHARMゴルゴーンの実戦テスト |
ユーシャ・鷹森 | ガーデン間親善交流の目的で訪沖・参戦、剣型CHARMユーシャの剣実戦初使用 |
出水亜紀奈 | ガーデン間親善交流の目的で訪沖・参戦 |
牧志・ミリアム・紗綾 | 50年前の因縁の敵ギガント級との決着をつけるべく参戦 |
読谷西岸
- LGフェンサーイージス、座喜味キャンパス所属LG群
嘉手納~北谷西岸
- LGハガニアダマス、中城キャンパス所属LG群
宜野湾~浦添西岸
- LGティンガーラアストライア、勝連キャンパス所属LG群
那覇~豊見城西岸
- 本校舎所属LG群、首里城キャンパス所属LG群
豊見城~糸満西岸
- LGティーダヘーリオス、知念キャンパス所属LG群
戦闘の経過
- ユーシャ・鷹森と出水亜紀奈が沖縄を訪れた日の翌日未明、那覇港沖合にケイブ発生。
- 直ちにヒュージ警報発令、全LG出撃。敵勢力の上陸予想地点は広範囲に渡るため、近隣キャンパスLGにも出撃要請。(大まかな守備範囲は上述の通り)
- ちょうどユイマール学園本校舎に来ていたLGニライカナイは詩葉の異能によっていち早く接近を感知できたため、ギガント級上陸予想地点である波之上ビーチに布陣。
- LGニライカナイ隊長叶葉澪奈はユーシャ・鷹森と出水亜紀奈の2人にも出撃を要請、2人もこれに即応して出撃。
- 敵勢力の広大な上陸地点に合わせてユイマール学園側も広域展開したため、波之上ビーチへの援軍は送られず消耗戦の様相へ。
- 状況打開のため叶葉澪奈は合同ノインヴェルト戦術を決行するが、上総芹香がラージ級の攻撃を受け重傷。マギスフィア消失。
- ギガント級を目前に死を覚悟する一同だったが、突然現れた牧志・ミリアム・紗綾理事長自らの手によってギガント級は討伐された。その後ラージ級以下残存ヒュージ群も殲滅し、迎撃戦に勝利した。
戦闘後の影響
- 那覇シティ西道路損害は大きな爪痕となって残された。地元住民のためにも復旧が急がれるが、数年〜10年以上の時を要するであろう。
- これほど大規模な攻防戦で戦死者0名は幸運だったと言える。唯一の重傷者となった上総芹香についても速やかな応急処置が功を奏した。これにはレアスキル「Z」使いのリリィのみで構成された特務メディック部隊LGZ(ツェータ)の有用性が証明された。
- 大変混乱した状況下であったためかケイブ破壊の報告はなされていなかった。しかしその後の調査でケイブはギガント級討伐と同時に一撃の元に破壊されていたことが明らかになった。
- ひとえに紗綾理事長の力あればこその勝利だった、「絶海の姫巫女」のリリィとしての圧倒的な力を持つ者としてのその後継者を育成するべきではないかといった過激な意見が一部から上がっている。それに対して理事長はノーコメントを貫いている。
作品紹介・関連リンク
YOUSHAKAZUHIKO が書いたもの
2052年度
- 「絶海の戦乙女」-- 第2回「オリジナルリリィ合同」参加作品