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改世凪涅

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「わたくしは『改世』ですので。簡単に負けて差しあげるわけにはいきませんの」

「年齢なんて瑣末な問題ですわ。わたくしが公に認められてここにいる、それが全てですもの」

改世 凪涅(かいせ・なくろ)



人物情報

作者 (確信)
誕生日 4/24
血液型 A型
身長 145cm
体重 羽のように軽い
スリーサイズ 75/56/79
出身地 東京

詳細情報

ガーデン・学年 オラクル女子高等学校1年
年齢 14歳
レギオン 不明
スキラー数値 94
レアスキル レジスタ
好きなもの アフタヌーンティーの時間、小手鞠
苦手なもの 退屈、にんじん)


概要


世にその名を轟かす大財閥、「改世財閥」の一人娘。本物のお嬢様であり、超お金持ちでもある。

年齢は14歳。本来は中等部2年生の年齢だが、途中から特例でオラクルが運営する中学校から飛び級で高等部1年生となったリリィ。

基本的に誰に対してもお嬢様言葉で会話する。


人物


改世家の秘蔵っ子であり、リリィになるのを止めようとする父親(改世家の元当主)を弁舌でやり込めてオラクルへの入学(とついでにガーデンへの援助)を取り付けたやり手のお嬢様。

非常に聡明で大人びており、大抵のことでは動揺すらしない鋼の心臓の持ち主。理知的で思慮深く、優雅で強かな彼女の振る舞いは、幼い頃から叩き込まれてきた教養と、それを嫌がりもせずこなし続けてきた彼女の根気強さの結実である。

その芯の強さは、オラクル女子高等学校という自分よりも年上のリリィばかりが集まったガーデンの中でも健在。年下を気にして卑屈になったりせず、だからといって驕りもせず、ただ「自分も他のリリィと対等である」という自信を以て高等部生達と接している。

相手が年上だろうがずけずけとした物言いをする姿は、側から見れば高慢でプライドが高いように見えるが、相手の事情やその場の空気なども全て考慮に入れた上で発言するため悪い印象を与えにくい。

その自信に違わず、レアスキルとして保持するレジスタは高等部生の一流リリィと比べても遜色のない精度を誇る。戦術理解度も中等部生とは思えないほど高く、司令塔として既に第一線で戦えるレベル。
身体がまだ成長しきっていないため、自らの高い頭脳が導き出す最高効率を自分で再現しきれないことが唯一の弱点であり、コンプレックスでもある。
また、中学生の年齢としては異常なほど高いスキラー数値を持っている。


趣味は哲学書を読むことと、散歩。
毎日必ず同じ時間にアフタヌーンティーを楽しむのがルーティーンとなっており、ガーデンまでリリィではない従者を連れては来れなかったため自分で用意をしている。
菓子を焼き、テーブルのセットをするところから紅茶を淹れるところまで全て手間暇かけて準備するほどこだわりがあり、この時間を邪魔されると非常に機嫌が悪くなる。
なお、事前予約制だが仲の良い相手から参加したいと言われれば相手の分まで用意してくれる。飛び入り参加も一人まで可らしい。


リリィとしての戦術理解度や一般教養だけでなく経済や経営、政治にも強いという非凡な頭脳と、それらを冷静に行使する強い理性を持っている凪涅だが、定期的に「めちゃくちゃに散財したくなる」という欲求の発作が起こる。
凪涅はこれを「近年の改世の家が倹約倹約に走っているのを見て嫌気が差していた反動」と自己分析しているが、なんにせよ、この発作が起きると彼女は財布が空っぽになるまで散財しようとしてしまう。
散財とは言っても、ちょっと狭いなーと思っていた一人暮らし用冷蔵庫を業務用の高性能なものにしてしまったり、ちょっと気に入らなかったパイプ椅子を超高級ソファーベッドに買い替えたり、予備用のCHARMとしてグランギニョル製の最高級品をオーダーメイドしたりと、
「なんか別に役に立たないわけじゃないけど無駄に高い買い物をしてしまう」程度でどうにか抑えられてはいる。が、その程度で収まっているのは、凪涅本人が発作前に「そろそろ発作が来る気がするのでお金を引き出せないようにしておいてください」と父親に毎回頼んでいるため。

審美眼は非常に高いため、変な芸術品の偽物などに騙されることはないものの、良いと思ったものは全て買おうとしてしまう(上に、なまじお金を持っている)ので非常に厄介。凪涅本人もこの発作に悩んでおり、収まった後に買ってしまったものを見て頭を抱えることもしばしば。

実際にはこの発作は、凪涅が根本的に抱える「買い物が好き」という個人的な嗜好を日頃から理性で無理やり抑えつけていることが原因。改世家という大財閥を背負う身としての責任感などが無意識下でストレスとなっており、それが溜まりに溜まった結果がこの発作なのである。
なので、気を抜くと発作でもなんでもない時にサラッと高い買い物をしたりすることがある。

ストレス解消の側面もあるため、発作が起こった後は後悔しつつもちょっとスッキリしているのだとか。


戦闘スタイル


基本的にはTZより後ろでレジスタを使用したサポートと司令塔としての役割をこなす。
中学生とは思えない頭の回転の速さと判断力で戦場を冷静に俯瞰する。

レジスタの効果、司令塔としての役割ともに一流ガーデンの高等部生と比べても遜色ないほどのものを持っているが、自身が立てた戦略に身体が付いてこないことが惜しい点。
運動神経や身体能力は決して悪い方ではなくむしろ良い方だが、それは中等部生としての話であり、まだまだ伸び代があるリリィである。


経歴


凪涅は、姉である改世槃流凪(かいせ・はるな)の3つ下の妹として生まれてきた。
幼い頃から姉と同じように高度な教育を受けてはいたが、槃流凪が9歳にして頭角を表し翁草善界と共に次期当主への道を進み始め改世家の安定が見え始めたことから、姉よりも比較的穏やかに育てられていた。

改世の家は近年、倹約を旨として出費を増やさないように立ち回ってきたが、それは槃流凪と凪涅の姉妹の間でも同じだった。
例えば、凪涅に与えられていたおもちゃや服は殆どが姉のお下がりだったし、教科書や本、辞書などの教育に使われるものもそうだった。
凪涅は、優秀な姉に憧れると同時に羨ましがっていた。自分の方が早く生まれていれば、新しいものが与えられ、もっと良いものが手に入っていたのだろうかと。

そしてなにより、凪涅が最も欲しかったものが翁草善界だった。

綺麗でなんでもできて、かっこいい。忙しくなった姉に付き添う善界を遠目から見るたびに、凪涅は善界への焦がれる思いを募らせていった。

そして、どこかで期待してしまっていた。もし姉が善界をもう要らないと手放すことがあったら、自分の元に来てくれるのではないかと。
今までずっと貰っていた、姉のお下がり達と同じように。


そんな姉が、死んだ。
突然のことだった。改世の家は次代の才能を失って大騒ぎになった。
善界がついていながら、槃流凪が死んだ。しかも、本来槃流凪を命をかけてでも庇わねばならなかった善界自身はのうのうと帰ってきた。
善界は改世の家を追放された。
凪涅のものになることもなく。


そんな失意を経験した数年後、凪涅はある噂を耳にした。
凪涅が通うオラクル女子の高等部に善界が入学する、と。

1年後、凪涅はオラクル女子の高等部に飛び級として乗り込んできた。
そう、全ては翁草善界を手に入れるために。


+ さらなるネタバレ注意
Coming Soon...


交友関係



「善界さん、改世の家に戻ってきなさい。わたくしは貴女を迎えにきたのですわ」

姉の従者にして憧れの人。
善界と凪涅は同じ家で暮らしていたため無論のこと面識はあり、善界は凪涅のことを「妹様」、凪涅は善界のことを「あなた」、「善界さん」と呼ぶが、実はそこまで関わりを持っていない。というのも、善界は基本的に槃流凪に付きっきりで、家全体のことよりも槃流凪個人のお世話をすることが多かったからである。

そのため、善界本人は凪涅が善界に憧れていることを一切知らない。善界が3年ぶりに会った凪涅を見て槃流凪と勘違いするほど、凪涅は槃流凪に似て育ったが…。

凪涅がオラクル女子の高等部に飛び級した目的そのもの。




「姉上はずるいのですわ、いつもいつも…。ずっとわたくしの先回りをして、背中を追いかけることしかさせてくれない」

凪涅の姉であり、改世の次の当主であると謳われていた優秀なリリィ。
幼くして才能を開花させた槃流凪に凪涅は憧れていたが、同時に何でもできて何でも与えられる姉に嫉妬もしていた。
一方、槃流凪は凪涅のことを可愛がっていたようで、忙しさゆえになかなか顔を合わせられない中ではあったが、凪涅のことを気にかけて見守っていた。




「『世を改むなら先ず人を改めよ、人を改むなら先ず己を改めよ』…改世の家訓です。貴女はいかがですの?『お姉様』。世を改めるために自らを改めようとしたことはありまして?」



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