蒼撐犁辿優院(そうとうりせんゆういん)

製作者 | やてんこう |
時系列 | 未来(最初に確認されたのは西暦2040年代) |
地域 | 無し(中央アジア~東アジアを不規則に移動) |
学年 | 入学・卒業に年齢制限なし |
概要
- 特定の守備範囲エリアを持たず、アジア圏のヒュージネスト殲滅を目的に移動を続ける特異なガーデン。「流浪のガーデン」『蒼き夷狄(いてき)』とも呼称される。
- 全高100mを超える移動要塞型学舎「乂啼宮(がいていきゅう)」を複数所有しており、それぞれの中にリリィなどの戦闘員、アーセナル、一般労働者達が数百人単位で生活している。総人口は3000人を超える
- モチーフとしている神話大系は匈奴・モンゴル神話を中心とした複数の騎馬民族神話。特に天上神テングリ(撐犁)を強く崇拝しており、ガーデンのトップである「単于(ぜんう)」を中心とした宗教勢力としての側面も持つ。
- 極めて苛烈な対ヒュージ戦略を執る事で知られる。CHARMやアンチヒュージウェポンだけでなく、通常火器や生物・化学兵器、更に戦術核兵器まで使用し、陥落エリア諸共ネストを殲滅する。
- その兵器運用はヒュージよりも”ヒュージ化する可能性のある生物”の殲滅を主眼に置いており、破壊されたネスト周辺は生物の生存に適さない汚染された土地と化してしまう。
- 乂啼宮内部は自己完結型の都市機能を保有しており、ヒュージの侵攻、あるいは蒼撐犁の対ヒュージ戦によって生活基盤を失った人々を保護する事で、勢力を拡大している。
- 正確なガーデンの結成時期は不明。初期は現在のような危険な組織ではなく、数十人程度の規模でアジア圏を転々としつつヒュージとの戦いに力を貸す小さなガーデンだった。
- だが、単于の登場と共に急速にその勢力を拡大。更に、反蒼撐犁の最大勢力であった中国の武闘派ガーデン「梁山八荘門(りょうざんはっそうもん)」を併合した事で、制御不能の存在となっている。
組織形態
蒼撐犁辿優院は絶対権力者である「単于」の下に、直属の配下である「斎務官(エナレス)」、補佐を行う幹部「万騎(ばんき)」が存在している。
単于
- 蒼撐犁辿優院の最高権力者。他ガーデンにおける学園長、生徒会長、トップレギオン隊長を統合した立ち位置である。
- 天上神テングリの意志を伝える巫女としての役割を持ち、彼女の言葉は蒼撐犁において絶対的強制力を持つ。
斎務官
- 単于直属の部下。彼女の身の回りの世話や、各万騎への意思伝達を担当する。
- 複数人存在するが全員が藍色の外套と金属の仮面を身に着けており、どの様な人物がいるのかは不明。
万騎
- 単于の補佐を行う役職。現在8人存在し、それぞれ「第○○万騎」と呼称される。
- 各万騎は専用の乂啼宮と小規模ガーデンレベルの兵力を所有しており、対等な立場となっている。第一、第二万騎の権力が強く、他の万騎はその配下という面が強い。
+ | 各万騎について |
これらの組織形態は西暦2050年に当代の単于が姿を現した際に整備され、極東のとあるガーデンを参考にしている。