スヴェル・アンキーレ
作者:流れ星
世代 | 第3世代 |
形式番号 | 製作ガーデン消滅のため不明 |
正式名称 | スヴェル・アンキーレ |
アーセナル | 百合ヶ丘女学院工廠科(改修) |
変形機構 | なし |
機能 | 次元干渉 |
詳細情報
- あるガーデンで開発と理論検証が行われていた機体の改修機。当時は2機1対という形こそ現在と同じだったがマギクリスタルコアが1基しか搭載されていなかった。
- 一応はガントレットタイプのCHARMに分類されるが見た目はガントレットと言うよりもグローブの類に近い。
- 右手がエネルギーの放射を、左手がエネルギーの吸収を行うという設計で、この2つの機構を一定の比率で稼働させることでケイブや縮地のS級のように次元に干渉して多量のマギを取り出すことを目的に開発が進められていた。
- 一定の比率を維持したまま稼働させることはかなり難しく、実際その難度が解決されないまま強行された干渉実験では使用者はおろかガーデンがまるごと消滅するという大惨事を引き起こした。そんな大惨事を引き起こしながらもこの機体は爆心地に残った。
- そんな厄付きの機体を欲しがるガーデンなどあるはずもなく、国内国外問わずあちこちにたらい回しにされた挙句、百合ヶ丘に運び込まれることになる。
- ネストが破壊され、大きな戦闘がなくなっていたために大半のアーセナルが手持ち無沙汰になっていたタイミングで運び込まれたために総出で改修作業が行われることに。数度の衝突や、それに伴うデュエル戦を経て、円環の御手専用機として一応の完成を見る。
- マギクリスタルコアが2基になったことで演算能力も上がり、6割程度の干渉であれば問題なく行えるように。少しずつ演算能力の底上げも行われているが成果は芳しくない。
- 通常マギクリスタルコアが行うような処理を全てカットして演算に回せば最大出力での稼働も理論上は問題ないが、そんなことをすれば防御力の極大低下は避けられず、些細な被弾でそのまま帰らぬ人となってしまいかねないため、リリィの判断で行えないようリミッターがかけられている。
- エネルギーの放射率を調節することでCHARMをエネルギーで覆って殴ることも、ビームのような光線を撃つこともできる。
- 吸収機構の耐久性はかなり高く、使用者ともう1人程度であればギガント級クラスの砲撃からも身を守ることが出来る。一度に吸収出来る量には限界があるため膨大なエネルギー、マギに物を言わせて連続攻撃してくるような相手には分が悪い。
使用者
- 桜井悠里(さくらい・ゆうり)
現在の使用者で事実上彼女の専用機と化している。彼女に合わせた調整が行われているので別のリリィが機体を借りるのは難しい。機体の命名は彼女だがどちらも盾から引用されており、意味が被ってしまっている。